トップ > カルチャー > カルチャー > 韓国版「サンティアゴ巡礼の道」作る

韓国版「サンティアゴ巡礼の道」作る

8月の教皇訪問を控えて明洞・麻浦一帯造成...「観光の相乗効果を期待する」 

来る8月、フランシスコ教皇の訪韓に合わせてソウル市と文化体育観光部が、中区・鍾路区・麻浦一帯にカトリック徒歩巡礼の道を観光資源として開発する。

当局が観光資源化を推進する巡礼の道は、「言葉の道(明洞聖堂~嘉会洞大聖堂)」と「生命の道(嘉会洞大聖堂~中林洞大聖堂)」、そして「一致の道(中林洞大聖堂~切頭山聖地)の計27.キロ区間だ。

ソウル市の関係者は2日、「カトリック巡礼の道は明洞・城郭キル・北村など、ソウルの特色がよく理解できる場所と歴史性のある地域が重なって、観光資源化に伴うシナジー効果が大きい」とし、「歩行環境の改善事業を進め、教皇の訪韓以後も継続的に国内外の観光客が訪れる旅行コースとして活用する計画だ」と語った。

市当局は120万人が訪れると予想される8月16日の教皇ソウル訪問を契機に、歩行巡礼の道を毎年観光客30万人が訪れるスペイン「サンティアゴ巡礼の道」のような観光名所にするという方針だ。

まず徒歩旅行に適合するように歩道を整備し、歴史性のある地点ごとに巡礼地の標石が設置される。今月末には民間事業者を対象に、ソウル巡礼旅行の観光商品事業説明会も開催する。

巡礼の道を完走した観光客に証明書を提供するスタンプツアーを運営し、韓国語・英語・中国語・日本語など4カ国の言語によるオン・オフラインの観光パンフレットを配布し、旅行業界で巡礼の道を商品化できるように誘導するにした。

ソウル市関係者は、「ソウル市観光ウェブサイト(www.visitseoul.net)に公式登録された外国人7万人を対象に巡礼の道を知らせ、中国・日本のソーシャルネットワークサービス(SNS)などを通じた広報活動を強化していく計画」とし、「今後、ソウル市の国外広報活動にもテーマ別コースを紹介したい」と語った。
  • 毎日経済_キム・ヂョンファン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-06-02 17:38:35




      • facebook icon
      • twetter icon
      • RSSFeed icon
      • もっと! コリア