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韓国の軍隊文化、職責あるほど激しくなる

絶対抗命できない構造・非効率的業務・団体イベント動員など 

  • 韓国の軍隊文化、職責あるほど激しくなる
2年間の服務を終えると、うんざりする「軍隊式文化」と永遠に離別できると思った。絶対抗命できない構造・非効率的な業務・団体イベント動員など非合理的な軍隊文化は終わりだと考えた。

「復学生」という身分で学校に戻ってみると、間違いなく所属されるところがある。復学生協議会、いわゆる「復協」だ。復協は学内で、あるいは課内で絶対的な権力をふるう。新入生も最初は不思議な様子で見つめるが、時間が過ぎるほど復学生を遠ざける。

職場に入っても軍隊文化は少しずつ残っている。もちろん、業種や企業の性格によって少しずつ異なりはする。

マクロミル・エムブレイン(trendmonitor.co.kr)が全国の会社員の男女500人を対象にアンケート調査した結果、10人のうち4人以上(44%)が現在勤務する職場内に「軍隊文化」が存在すると答えた。とくに、所得が上がるほど軍隊文化を感じるという回答の割合が高くなったという点は目を引いた。月の所得100万~200万では28.81%にとどまったが、300万~400万ウォンは43.43%・500万~600万ウォンでは54.69%などと増加の傾向が目立った。

職場で体感する軍隊文化はどのようなものかという質問(複数回答)には、「上命下服式の意志疎通方式」(72.7%)という回答が最も多い。「過度な勤勉性の強調」(44.6%)と「休暇・定時退勤未保証」(44.1%)も多かった。「頻繁な団体イベント召集」(30%)・「暗黙的な女性差別文化」(20.45%)などが後を続いた。

不当な職場内軍隊文化にどのように対処するのが適切かという質問には、「自分が経験するのは仕方がないが、後輩に強要しなければよい」という回答が43.2%と最も多い。「組織の構成員である以上、受け入れなければならない」という回答も20%に達した。10人のうち6人以上はただ耐えてやり過ごすのが良いと考える。「軍隊文化を経験したらすぐに公開的に問題を提起する」という回答者は13.02%、「匿名掲示板・労組などを通じて問題を提起する」は10.2%、「個人的な場で解消する」は10.2%を占めた。男性の回答者は酒の席や個人的な席で、女性の回答者は匿名掲示板や労組などを通じて解消するという回答の割合が相対的に高かった。

「会社員の軍隊文化、みんなで一緒に変えていきましょう」
  • 毎経エコノミー_カン・スンテ記者
  • 入力 2014-06-16 10:53:27




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