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カルチャー > 韓国探訪 > ほのかな蓮の香りいっぱい…「第15回扶余薯童蓮祭り」7月開催
現存する最古の鄕歌である「薯童謠」の主人公、薯童が新羅の善花公主を慕う気持ちを込めて建てたという伝説が伝わる扶余宮南池は現存する韓国最古の人工池だ。満開に咲いた蓮の風情の中を散策したいのなら、扶余薯童蓮祭りまで足を運んでみよう。
韓国初の人工池である宮南池を中心に白蓮、紅蓮、スイレン、オニバスなど約10万坪の面積に50種におよぶ様々な蓮の花がいっぱいに咲き、絶景を楽しむことができる。花見のほかにも蓮種ネックレスや蓮葉型の燭台作り、薯童善花の陶磁器人形作りや薯童善花の衣装試着、蓮葉茶の茶道試演や試飲、写真プリントサービスなど様々な体験イベントが盛りだくさんだ。
抱龍亭と蓮池にそよ吹く涼しい風、揺れ動く青いヤナギ、ほのかな蓮の香りと一緒に扶余で夏夜の風情を楽しんでみよう。
▶第15回扶余薯童蓮祭り
期間7月7日~16日
住所:忠淸南道扶余郡扶余邑宮南路52 扶余薯童公園(宮南池)

< 宮南池 >
韓国最古の人工池である宮南池。鄕歌「薯童謡」の主人公薯童が新羅の善花公主を慕ったという伝説が伝えられている。

< 蓮花団地 >
毎年夏になると宮南池を中心としたその周辺には、白蓮、紅蓮、オニバスなど約10万坪の面積に50種の蓮の花がいっぱいに咲いて華やかな壮観を成す。

< 世界最古の花 >
世界最古の花である「大賀ハス」をはじめ、絶滅危惧植物に指定されて保護されている「オニバス」と最大3メートルまで育つという「オオオニバス」をはじめとする珍しい蓮たちが姿態を誇っている。

< 白蓮と野生花 >
白蓮、紅蓮、黄錦蓮、ガガブタなど50種が植えられており、一帯に広がるショウブ、百日紅、ミゾハギなど30種類の野生花たちも壮観を成している。

< 自然生態学習場 >
宮南池に自生する各種の鳥や魚にも出会うことができ、自然生態学習場としても人気が高い。

< 体験行事 >
蓮種ネックレス、燭台、薯童善花の陶磁器人形、蓮木オカリナ、蓮花七宝ネックレス、宮南池蓮花イラスト描き、蓮葉の天然染色体験、蓮花石鹸∙ディフューザー作り、蓮葉茶の茶道試演や試飲など様々な行事も体験することができる。