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「魅惑の南道紀行」天日塩の本場「上下苔(サンハテ)島」


「塩の島」として有名な「上下苔島(サンハテド/サンハテしま)」は、全羅南道の新安郡(シナンぐん)新衣面(シンウィめん)の本島にあたる。もともとは「上苔島(サンテド)」と「下苔島(ハテド)」に分かれていたが、継続した埋め立てと韓国戦争以後に大規模な塩田が作られてひとつの島としてつながった。荷衣島(ハウィド)と上苔島そして下苔島を合わせよく「荷衣3島」と呼び、荷衣面に属していたが1983年に分離されて「新衣面」という行政名称が作られた。

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  • 上下苔島は北東側で長山島(チャンサンド)と西側で荷衣島と隣接しており、南は大韓民国の最西南端の可居島(カゴド)とつながる海域だ。 写真:MKスタイル



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  • 新衣面の寡婦島(クァブド)。新衣面は本島の上下苔島と箕島(キド)、平沙島(ピョンサド)、高沙島(コサド)の4つの有人島があり、13の無人島がある。 MKスタイル



上下苔島は天日塩の本場として有名だ。KBS芸能番組「1泊2日」で紹介されてさらに有名になった、CNNの旅行専門番組で選定された、大韓民国で訪れる価値のある島33ヶ所のうちで2位を占めた。白い塩田が外国人の目にはすばらしく思われたようだ。

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  • 「新衣は塩が半分」というありふれた言葉があるほど、周辺で塩田を容易に見ることができる。 MKスタイル



  • 「魅惑の南道紀行」天日塩の本場「上下苔(サンハテ)島」
  • 上下苔島で生産される塩の量は、全国の塩の生産量の20%を占めているほどに多い。 MKスタイル



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  • 塩田から眺める夕日の姿は、世界のどの場所にも容易には見出すことのできない珍しい光景だ。 MKスタイル



上下苔島の主な観光資源としては文筆峰(ムンピルボン)を中心とした海岸健康歩道やファンソングムニ海水浴場などがある。ここは民衆美術家としての評判を得ている画家ホン・ソンダムの故郷でもある。

  • 「魅惑の南道紀行」天日塩の本場「上下苔(サンハテ)島」
  • 「タンドゥゴンドクピ(功德碑)」。タンドゥ船着場に保存されているが、功績碑は朝鮮後期の島嶼地域の社会像と流れを知ることができる遺跡として価値を評価されている。 MKスタイル



  • 「魅惑の南道紀行」天日塩の本場「上下苔(サンハテ)島」
  • 「ヘオルム(日の出)展望台」。多島海(タドヘ)の美しい海の風景を眺めることができるところだ。 MKスタイル[/img71]

    • 「魅惑の南道紀行」天日塩の本場「上下苔(サンハテ)島」
    • 「ファンソングムニ海水浴場」。下苔島の南海岸に位置しており、砂浜やちいさな島々が見えて一幅の絵を演出している。 MKスタイル


[img7]「ヘオルム(日の出)展望台」。多島海(タドヘ)の美しい海の風景を眺めることができるところだ。 MKスタイル[/img71]

  • 「魅惑の南道紀行」天日塩の本場「上下苔(サンハテ)島」
  • 「ファンソングムニ海水浴場」。下苔島の南海岸に位置しており、砂浜やちいさな島々が見えて一幅の絵を演出している。 MKスタイル


  • [MKスタイル文・写真/イ・ガンイン(旅行作家)]
  • 入力 2017-12-20 18:06:11




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