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異色コーヒー専門店…あなたは飲みに行くの?私は楽しみにいく!(1/2)


コーヒーは今やファッションになった。コーヒーの味と趣を求める人が増えた。コーヒーは嗜好食品を超え国民飲料となり、コーヒーショップも日ごとに変身中だ。有名大型フランチャイズコーヒー専門店から、売り場で直接コーヒー豆を焙煎するロースタリーカフェまで、それこそコーヒー春秋戦国時代だ。原豆の原産地やロースティング、売り場の雰囲気まで、厳しく追求する客たちの間で味と趣を持ち合わせた噂の異色コーヒー専門店を探ってみた。

「味-ロースタリーカフェ大勢」

ルッソラボ:1%最高級原豆

食べ物の味が食材料にかかっているように、コーヒーの味は生豆とロースティングに左右される。直接コーヒーを焙煎し淹れてくれるロースタリーカフェが増えるのもこのためだ。ロースタリーカフェの中でもコーヒーマニアたちが「聖地巡礼」で訪れる所がある。「ルッソラボ(Lusso Lab)」と「コーヒーレック(Coffee LEC)」が代表的だ。

来る3月、ソウル清譚洞にオープンしたルッソラボは「キューグレーダー(Q-grader)」がいるコーヒー専門店として有名だ。キューグレーダーは原豆の品質と味、特性を鑑別し、良い原豆を選別し評価する、コーヒー鑑定士のことをいう。現在CQI(Coffee Quality Institute・キューグレーダー資格審査機関)の認定を受けて活動するキューグレーダーは、世界的に1000人程度だ。ルッソラボは5人のキューグレーダーが常駐し、品質の良い原豆を選んで管理し直接ロースティングもする。

原豆も国内最高を誇る。米国スペシャリティコーヒー協会(SCAA)認証を受けたスペシャリティビーン(Specialty Bean)とシーオーイービーン(COE·Cup of Excellence Bean)など、世界的に1%内に挙げられる最高級品質の原豆を備えている。ルッソラボの原豆は、毎日乳業の冷蔵カップコーヒー「カフェラテ」と「バリスタ」、コーヒー専門店「ポールバセット」に供給される。毎日乳業子会社であるゼロトゥーセブンの代表理事であるキム・ジョンミン社長がルッソラボを運営する。コーヒー愛好家であるキム社長は、ルッソコーヒーの原豆を直接輸入するシーケイコーアンド(CKCO&)を設立しコーヒー専門店まで開いた。

ルッソラボのマーケティング、チョン・ソンフン次長は「収獲されて1年未満のカレントクロップ(Current Crop)のみ使用して焙煎した原豆は、二か月経過すると廃棄する」と話した。

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ルッソラボ(Lusso Lab)

➊店のコンセプト: コーヒー鑑定士(Q-grader)がいるコーヒー専門店
➋特徴:収獲して1年未満のカレントクロップ(Current Crop)のみ使用、焙煎した原豆は二か月過ぎると廃棄
➌場所:清譚店 ソウル市江南区清譚洞88-22ダヒョンビル1階

コーヒーレック:世界にただひとつだけのコーヒー

コーヒーレックは国家代表バリスタとして名声を積んだアン・ジェヒョク氏が運営するカフェとして注目を受ける。去る10月、京畿道盆唐から新沙洞カロスキルに場所を移した。このカフェは、限定版コーヒーメニューが特徴だ。店の商号である「レック(LEC)」は「Limited Edition Cafe」の頭文字を取った言葉だ。限定版メニューに入る原豆は、在庫と需給条件により毎回変わる。コーヒーも彼が直接研究してつくった「世界にただ一つだけのコーヒー」だ。原豆がなくなるとそれ以上作らない。価格もその時その時異なる。今までで限定版コーヒーの最高価は1万5000ウォンだった。彼のブランドネームとメニューの希少性が結合しながら、売り場のコンセプトを形成した。その噂を聞き、人々はここを訪れる。

バリスタのアン・ジェヒョクは「良い原産地の生豆でもロースティングとその日の機械の状態によって味が千差万別で変わるため、味のクオリティを維持することが重要だ。客の好みと目の高さがどんどん高くなって着ており、はっきりとしたコンセプトと味なしでは競争に生き残るのが難しい」と助言した。

江南のホットプレイスが清譚洞とカロスキルなら、江北の名所は三清洞と北村韓屋マウルが挙げられる。江南コーヒー専門店が、最新の流行とデザインを早くに反映させるなら、江北のコーヒー専門店は復古と伝統、環境へのやさしさなどを考慮したのが特徴だ。コーヒーだけでなく茶、パン、食べ物などもあり、ギャラリー、複合文化空間として構成された所が多い。

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コーヒーレック(Coffee LEC)

➊店のコンセプト:「世界でただ一つだけのコーヒー」
➋特徴:国家代表バリスタ、アン・ジェヒョク氏がつくる限定版コーヒー、原豆在庫と需給条件によりメニュー品切れ
➌場所:新沙洞カロスキル(ソウル江南区新沙洞519-13 1階)
  • 毎経エコノミー_キム・ボムジン記者
  • 入力 2011-11-16 04:01:25




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