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会社員専用SNSアプリ「カンパニー」

会社員が掲示板を開設、情報を交換しおしゃべりをする 

  • 会社員専用SNSアプリ「カンパニー」
会社員専用のSNS、「カンパニー(COMPANY)」が注目されている。

新しいバージョンでサービスを開始してから100日間で90社余りの会社の会社員が掲示板を開設し、情報交換とおしゃべりをしている。仕事を通して自分と家族の日常が安定するというメリットもあるが、つらいことも一つや二つではない。こんな基本的なことをお互いに話し、会社の方針や給与などを共有する「実質的なおしゃべりの部屋」がまさにカンパニーのアプリだ。

午後7時30分になると社内のすべてのコンピューターが自動的に消える会社がある。カンパニーに加入したある会社の職員がこの話を載せると羨ましいという反応と不思議がる反応が一緒に返ってくる。久しく続く夜勤につかれた人たちにはとても羨ましい制度だが、その時間までにその日の仕事を終わらせることのできなかった会社員が感じる困惑とそれが人事考課に反映される場合を心配する声も見える。

読むのも恥ずかしくなる根拠のないうわさ話の内容も時折目につく。いわゆる「カドラ通信(カドラ:韓国語で誰かがそういっていたよという意)」がそれだが、噂が濾過されずに書き込まれて共有される点が若干心配にもなる。それでも目が行く理由は加入者の量によってはこのアプリが会社員をターゲットにしたビッグデータになる可能性があるためだ。まだ平均値を示すほどの評価が出てきてはいない点からアプリの未来を予測するのは簡単ではないが、アプリの構成が会社員に必要ないくつかのポイントをつかんでいるため健康な未来を応援したくなるのだ。

開発者によると、このアプリにはITサービス、通信、電子、E-コマース、ゲーム、自動車、航空、ウェブエージェンシー、ビューティー、SI、メディア、建設、観光、レジャー、流通業界など100社余りの会社に在職中の会社員がコミュニティ全体、または会社別掲示板を開いて運営している。

主な構成としては、まず「社内トーク」」で、在職中の職場の同僚同士でだけおしゃべりができるグループ空間がある。別の会社の職員たちは書き込みを見ることも、作成することもできない。これはこのアプリが職場のEメールを通して認証を受け、匿名性が保障されているからこそ可能なことだ。

次の構成は「イバダクトーク(イバダク:韓国語で特定の職種や分野を指す言葉)」、アプリにて指定した同種同業の職員同士が情報を交換して交流するページだ。これもまた指定されていない人はアクセスすることができない。「みんなでトーク」は作成者が「全体公開」を選択した書き込みを集めて表示してくれる空間だ。加入者であればだれでも書き込みを見ることも、反応を返すこともできる。「年俸が知りたい」と「評判が知りたい」は自分の職場の社会的な評価と自分の年俸を判断することのできるページだ。

カンパニーはアプリだけでなくブログを通して会社員に必要な些細な情報を提供したりもする。「仕事をうまくする方法10」など8月7日現在、25個余りのコンテンツがある。彼らが提示する方法は1.出勤後すぐのメール確認禁止、2. 期間別目標を3つ決める、3. 優先順位に集中する、4. ゴールデンタイムを捕まえろ、5. 会議は集中しずらい時間に行え、6. マルチタスクが答えではない、7. 会議は終わりの時間を決めてから、8. 肯定的な心を維持しろ、9. 休みはしっかりと!、10. 小さな成果も逃すな、などだ。
  • 毎日経済_文_イヨウングン(ライフスタイルIT寄稿家)/写真_スクリーンショット | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-08-13 10:13:45




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