カカオM、ブロックバスター映画・ドラマを年15編製作



  • キム・ソンス代表は14日、メディアデーでコンテンツに対する投資戦略を発表している。 [写真提供=カカオM]


カカオMは今後3年間でデジタルコンテンツ制作に3000億ウォンという太っ腹な投資を決めたのは、急速に変化するメディア環境で関連市場の主導権を握るという意図だ。

カカオMのキム・ソンス代表は14日、ソウル市漢南ブルースクエアで開かれたメディア懇談会でこのような抱負を明らかにし、2023年から毎年約4000億ウォン規模の映像・音楽コンテンツを制作するスタジオに生まれ変わると自信を示した。投資を断行する3000億ウォンは約240本のデジタルコンテンツ制作に使われる予定だ。キム代表は「2023年から毎年ブロックバスター級の作品15編も公開する」と明らかにした。カカオが保有する知的財産(IP)を活用して、モバイルとテレビで通用するコンテンツを開発する計画だ。

キム代表はコンテンツ業界に強い人物だ。 1990年の第一企画入社を皮切りにトゥーニバース(Tooniverse)とオンメディア(On Media)を経てCJ ENMの代表取締役を務めた。マネジメント社とスター演出者を積極的に迎え入れて、カカオMの基盤を固めた。キム代表は、会社が保有している映画・音楽・ドラマコンテンツ制作能力を結合する計画だ。キム代表は「1年半の間に数多くの買収・合併(M&A)の過程があった」とし、「トップタレントを持った会社と人々の能力を発展させることができるシステムを構築すること」と述べた。


カカオMの傘下にスターシップなどの音楽レーベル、ロゴスフィルムなどのドラマ制作会社、映画制作会社、公演製作社など17の関係企業が所属している。ドラマ『熱血師弟』を書いたパク・ジェボム作家、芸能『本物の男』のキム・ミンジョンPDなどのスタークリエイターも獲得した。音源流通1位のメロンも親会社のカカオがサービス中だ。キム代表は「米国ハリウッドの成功にはシナリオ執筆からキャスティング、資金調達まで完璧に調整してくれる中間者がいる」とし、「カカオMが目指すのも能力のある会社が最高のコンテンツを制作できるように手伝うこと」だと強調した。

所属アーティストを活用した収益化戦略は、カカオMの成長のもう一つのキーワードだ。代表的に、タレントのIP領域を拡大するためにCMM(Celeb-owned Media Management)事業を本格化する。 CMMは俳優や歌手などのスターが動画を制作し、自分自身をブランド化するサービスだ。キム代表は「現在は有名スタイリストのハン・ヒェヨン、ガールグループWonder Girls出身アン・ソヒのチャンネルを開設して運営している」とし、「年末までに約40本に拡大する予定だ」と説明した。

カカオMはCMM事業で形成されたアーティストとファン層の間の絆がコマース事業につながると予想する。カカオM傘下のコミュニティには人気歌手のIU(アイユー)、Monsta X(モンスタエックス)、THE BOYZ(ザボーイズ)、CRAVITY(クレビティ)と俳優のイ・ビョンホン、コ・ス、ユ・ジテ、ヒョンビン、コン・ユなどが所属しており、今後のサービス拡大の可能性は充分にある。同氏は「有名歌手・俳優だけでなく、作家・監督・作曲家などのコンテンツクリエーターとビジネスリーダーなどのすべてが舞台に進出できる」と強調した。

カカオMの積極的な動きに、グローバルな投資社も注目している。去る3月、同社はグローバル投資会社のアンカーエクイティ・パートナーズから2100億ウォン規模の投資資金を誘致した。今年の国内コンテンツ企業が誘致した海外投資では最大レベルだ。大規模な投資でカカオMの企業価値は約1兆7000億ウォンとなった。カカオは子会社のカカオページ(原作)、カカオM(映像制作)、カカオトーク(プラットフォーム)などにつながるコンテンツの垂直系列化構造を介して、コンテンツ事業で強力な相乗効果を出すという戦略を立てたことがある。韓国を代表するウェブトゥーン・ウェブ小説プラットフォームであるカカオページは、最も根幹となる源泉コンテンツを提供する。

現在、カカオページの月間利用者は1000万人でコンテンツ制作パートナーは1300カ所、累積作品数は約7万作に達する。コンテンツはカカオトークのメッセンジャーをベースに映像プラットフォーム「カカオTV(仮称)」に搭載される。カカオTVは年内にオープンする予定だ。カカオ側はコンテンツがカカオですべて独占供給されるものではないとした。
  • 毎日経済_オ・デソク記者/カン・ヨンウン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-07-14 17:53:30