映画は絶望と希望が同行した。去る2月に映画『寄生虫』がアカデミー4冠王に上がって、世界の映画史を書き直した。非英語圏の映画でアカデミー賞は『寄生虫』が初だ。パンデミックで韓国映画界が崩壊寸前に置かれた状況でも、なんとか慰めとなったのは『寄生虫』の活躍のおかげだ。これらの成果の背後にはCJ ENMがあった。 CJ ENMは「アカデミーキャンペーン」を稼動して全面支援した。戦略から予算の設定、全世界の封切り状況の管理、観客とオピニオンリーダーなどに対するターゲット試写会の開催、広告やイベントなどの現地プロモーションを進行した。アカデミー賞授賞式でポン・ジュノ監督は、「私のビジョンを実行できるようにしてくれたバルンソンとCJ、ネオンのすべての方に感謝している」と挨拶を伝えたりした。
■ 『愛の不時着』人気沸騰
映画と同じくらい、Kドラマでも大きな足跡を残した。ドラマ『愛の不時着』の話だ。日本で『愛の不時着』は、2002年の作品『冬のソナタ』級の症候群を起こした。 CJ ENM系列会社のスタジオドラゴンが制作した作品で、2月にネットフリックス日本で公開され、徐々に口コミに乗った。公開されて3ヶ月後からは日本で最も多く視聴されたコンテンツのトップ10に名前を上げ、本格的な人気を集めた。既存の韓流ドラマは中・壮年層の女性が主視聴者だったが、『愛の不時着』は老若男女すべてから好評を受け、韓流熱風に火をつけた。日本の出版社である自由国民社は、今年の日本の10大流行語に「愛の不時着」を含ませた。