アカデミー賞ノミネート「ミナリ」OST歌ったハン・イェリ「朗報に期待」


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『ミナリ』のハン・イェリがオスカーレースについての感想を明らかにした。

20日に韓国で放送されたKBS1『9時ニュース』には、映画『ミナリ』に出演したハン・イェリが登場した。

『ミナリ』(監督チョン・イサク)は1980年代にアメリカに移住した韓国の家族の暮らしを描く映画だ。ハン・イェリは見知らぬ土地アメリカで家族を導いて励ます母親モニカ役を熱演した。第93回アカデミー賞で助演女優賞(ユン・ヨジョン)、主演男優賞(スティーブン・ヨン)、作曲賞、脚本賞、監督賞、作品賞まで6つの候補にノミネートされた。

ハン・イェリは『ミナリ』がアカデミー賞の6つの候補にノミネートされたことについて「期待している。一方では不思議で緊張する毎日を過ごしている」と明らかにした。

演技しながら苦労した点を尋ねられると「移民者の心を代弁する役だが、そのような経験はない。状況そのままを受け入れようとした。主導的に何かを成し遂げるのはジェイコブ(スティーブン・ヨン)という人物だ。モニカはその状況を受け入れて演技すればいいように思えた」と説明した。

ハン・イェリはモニカに共感したのかという質問にも答えた。ハン・イェリは「多くの方がモニカとジェイコブの関係を見て残念がる。おそらく2人とも同じ夢を見て米国に到着したはずだ。子どもを育てるために現実的な壁にぶつかった。最初から疎通していなかったわけではない。多くのコミュニケーションがあったにも関わらず、家族のことを思う方法が異なっていたのだ。その中には愛がいっぱいあったと思う。自分の意見や家族のための方法が異なっていただけだ。2人は言い争いを続けながらも仲良く過ごしているはず」と打ち明けた。

ハン・イェリは『ミナリ』でOST「雨の歌」を歌った。「雨の歌」はアカデミー賞にノミネートされた。

ハン・イェリはOSTを歌ったことについて「本当に予想できずにいた。映画を見ながら、この歌がエンディングクレジットに合わせて流れてくるのを聞いた。監督が本当に実力のある良い歌手ではなく、モニカがデビッドを思う気持ち、多くの方がこの歌を聞きながら自分の子供の頃の子守唄のようなものを思い浮かべることができるよう作られた。聞いてみるとなぜ私にお願いしたのか分かった。音楽監督の作曲が素晴らしかった。音楽賞にノミネートされたので、音楽監督に朗報があったら嬉しい」と話した。

ハン・イェリにとっての『ミナリ』の意味を尋ねると「今、起きていることについては分からない。時間が経って振り返ってみたときに私の人生にとって大きく面白いことなのではないかと思う。私にとっても一つのチャプターをよく終えたような感じだ。また違うチャプターを作っていきたい」と答えた。

韓国舞踊を専攻したハン・イェリは統営国際音楽祭で公演することになった。ハン・イェリは「久しぶりの公演なので気分がいい。新型コロナウイルスで公演を披露する方々も苦労されているが、最後まであきらめないでほしい。多くの観客が劇場を訪れてほしい」という願いを伝えた。
  • 毎日経済 スタートゥデイ ヤン・ソヨン記者
  • 入力 2021-03-21 20:00:33