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元BIGBANGのV.I側が控訴を計画 懲役3年1審の判決に不服


  • 元BIGBANGのV.I側が控訴を計画 懲役3年1審の判決に不服
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BIGBANGの元メンバーV.I(本名イ・スンヒョン)が性売買斡旋容疑などで懲役3年を宣告された中で、1審の判決に不服だとして控訴する。

V.Iは12日、京畿道龍仁市にある地上作戦司令部普通軍事裁判所で行われた軍事裁判の1審宣告公判で懲役3年、追徴金11億5690万ウォンが宣告され、法廷拘束された。実刑宣告に控訴するのかに関心が集まった中で、18日、V.Iの法律代理人側は控訴について確認する毎日経済スタートゥデイの質問に「控訴する計画がある」と短く伝えた。

V.Iの控訴はある程度予想されていた。10カ月以上にわたり行われた裁判で常に自身の容疑を否認してきたにも関わらず、これを完全に排斥して下された裁判部の結論をそのまま受け入れることはないだろうと予想されていた。

まだ控訴状は提出されていないと把握されている。現行軍法上、実刑や罰金が宣告された事案は管轄確認制度に基づいて判決日から10日以内に管轄確認書が裁判所に提出された後に被告人に判決謄本が送達され、判決謄本を受け取った日から7日以内に控訴が可能だ。

V.Iは1審宣告時点で除隊まで後りわずか1カ月の「末年兵長」だったが、懲役刑宣告で除隊が保留された状況。未決囚として拘束された現時点でも服務日は計算されているが、転役の日が到来する前に控訴状の提出が行われる予定なので、2審裁判も民間裁判所はなく高等軍事裁判所で行われる見通しだ。

1審は性売買斡旋、性売買、性暴行犯罪の処罰などに関する特例法違反、常習賭博、外国為替取引法違反、食品衛生法違反、業務上横領、特定経済犯罪加重処罰などに関する法律違反(横領)、特殊暴行教唆容疑など9つの容疑を受けるV.Iに懲役3年の実刑を宣告し、11億5690万ウォンを追徴した。

警察、検察の調査と法廷でのV.Iの陳述が一貫しておらず信頼性が低いと判断した裁判部は「罪質が良くなく、他人に責任を転嫁しており、厳重処罰が必要だ」と合計9つの容疑をすべて有罪と認めた。

裁判部は性売買斡旋、性売買、横領などで同じ容疑を受けたユ・インソク ユリホールディングス代表などの関連人たちに民間裁判で罪が認められ、一斉に執行猶予が宣告された点から、V.Iにも同じ有罪判決を下した。特に罪があると判断された各種の疑惑の「中心」にV.Iがいるという点で、より重い判断を下した。

この過程で自身の容疑をすべて認めたユ・インソクとは異なり、V.Iの場合は反省する態度を見せつつも事実上、容疑を否認したという点が判決宣告に否定的な要素として作用したという分析だ。

特に裁判部はV.I側が多数の証人たちの警察、検察の調書を証拠として採用することに不同意し「法廷での陳述に注目してほしい」と要求したにもかかわらず、調書の内容を有罪・無罪の判断根拠として判断した。実際に法廷に出席した証人のほとんどが捜査機関での調書に実際の自分の陳述とは異なる内容が書かれていると明らかにし、調書の信頼性が著しく低かったにも関わらず裁判部は証人尋問は参考にしただけで、事実上は調書に基づいて判決を下した。

また、V.Iが多数の容疑について捜査機関の主張のような不純な意図を持っての行動ではなかったとし、「カカオトークの会話の内容が私の人生のすべてではない」と抗弁したが、裁判部はカカオトークの会話内容の文脈を直観的に解析、有罪の根拠とした。

検察の求刑5年に比べて多少宣告刑量は低くなったものの、実刑を免れることができなかったV.Iは、その場で発行された逮捕状に基づいて現在、55師団軍事警隊未決囚収容室に収容された状態だ。

人気アイドルグループBIGBNAGのメンバーであり実業家として成功の道を突き進んでいたV.Iは2019年2月に浮きあがった江南のクラブ「バーニングサン」事件の中心人物とされ、1年近く警察、検察の調査を受けて昨年1月に在宅起訴された。二回にわたり拘束令状が棄却され、最終的に在宅起訴された彼は、昨年3月に入隊し、民間裁判はなく軍事裁判を受けてきた。
  • パク・セヨン スタートゥデイ記者
  • 入力 2021-08-19 13:02:18




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