「ペントハウス3」、実際の事件映像を使用し謝罪 遺族「悲しみと怒り」


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『ペントハウス3』が光州(クァンジュ)撤去建物崩壊惨事の現場を撮影したニュース映像を使用したことを謝罪し遺族が「SBSドラマの映像物議は我々を悲しくさせ憤怒させる」と明らかにした。

今月3日に放送されたSBS金曜ドラマ『ペントハウス3』(脚本:キム・スンオク、演出:チュ・ドンミン)では窮地に追い込まれたチュ・ダンテ(オム・ギジュン)が自分が住んでいた韓国最高級のマンション、ヘラパレスに爆弾を仕掛ける姿が放送された。チュ・ダンテは結局爆破装置を押しヘラパレスは崩壊した。

問題になったのはヘラパレスの崩壊現場を報道した場面だ。ドラマではニュースを通じてヘラパレスが崩壊したというニュースを伝え今年6月に起きた光州崩壊惨事の映像を使用した。

光州崩壊惨事は6月9日、光州東区(トング)鶴洞(ハクドン)の再開発整備4区域で撤去中の地上5階、地下1階建ての建物が崩壊した事故だ。この建物が道路側に崩れ落ち市内バスを襲い死者9人を含め17人の死傷者が発生した。

物議を醸すと『ペントハウス3』側は4日「光州学童崩壊事故の被害者およびご家族、浦項(ポハン)地震被害者およびご家族、そしてすべての視聴者の方々に心よりお詫び申し上げる」と公式立場を明らかにし該当放送分の再放送を中断した。

『ペントハウス3』側の謝罪にもかかわらず、光州崩壊惨事の遺族は憤った。遺族代表団は5日、メディアに対し「我々は罪のない市民が命を失う後進国型の人災と惨事が繰り返されないことを望む気持ちで制度改善策作りのために悲しみと苦痛に耐えながら努力している」とし「SBSドラマの映像物議は我々を悲しくさせ憤らせる」と明らかにした。

さらに遺族は示談金関連の虚偽事実の流布による2次被害の苦情も吐露した。遺族は「我々が示談金で巨額と施工会社のアパートまで受け取ったという悪意的なデマが広がっている」とし「現在、一人も加害企業から示談金を受け取った事実はない」と強調した。

また、『ペントハウス3』は満たされない欲望の中で住宅価格も教育熱も1番高い地域で繰り広げられるサスペンス復讐劇だ。10日の午後10時に最終回が放送される。
  • 毎日経済 スタートゥデイ イ・ダギョム記者
  • 入力 2021-09-06 07:01:01