ソン・ジュンギからポン・ジュノ監督まで 釜山国際映画祭がコロナに負けずきょう開幕


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第26回釜山国際映画祭(BIFF)が今日(6日)開幕し、15日までの十日間、映画の海に観客を誘う。

釜山国際映画祭の開幕式はこの日午後6時、釜山の海雲台(ヘウンデ)にある「映画の殿堂」野外劇場で俳優ソン・ジュンギ、パク・ソダムの司会で行われる。新型コロナウイルスの影響で昨年行われなかったレッドカーペットイベントも開催され、開幕式・閉幕式も対面で行われる。釜山の海雲台と光復洞の一帯で映画の上映をはじめ、オープントーク、スペシャルトーク、舞台挨拶、ハンドプリンティングなどが例年と同様に屋外イベントで進行される。

  • 釜山国際映画祭の開幕式を控えた5日、映画の殿堂の様子。釜山:ユ・ヨンソク記者

開幕作はイム・サンス監督の『幸福の国へ』で、閉幕作はリョン・ロクマン監督の『梅艶芳』だ。『幸福の国へ』は俳優チェ・ミンシク、パク・ヘイル主演のロードムービーで、昨年行われた第73回カンヌ映画祭「2020オフィシャルセレクション」にも選ばれている。

今年は70カ国223本の映画が公式上映作品に選ばれた。昨年は作品あたり1回ずつの上映だったが、今年は例年と同じように2~3回上映される。映画の殿堂に上映館を限定した昨年とは異なり、今年は映画の殿堂をはじめとしてCGV、ロッテシネマなど6つの劇場、29個のスクリーンで観客と会う。新型コロナウイルス防疫ガイドライン遵守のため社会的距離を守り、全座席数の50%だけで縮小運営される。

  • 2021釜山映画祭を訪れるポン・ジュノ(左)パク・チャヌク監督。写真IスタートゥデイDB

特別なイベントも設けられた。映画『パラサイト 半地下の家族』のポン・ジュノ監督やパク・チャヌク監督、イム・グォンテク監督など韓国映画界の巨匠たちが釜山を訪れて映画祭を輝かせる。

ポン・ジュノ監督はBIFFで『ドライブ・マイ・カー』と『偶然と想像』など2本の作品を披露する濱口竜介監督と7日、スペシャル対談を行う。オンラインでも生中継される。濱口竜介監督は村上春樹の短編小説を原作にした『ドライブ・マイ・カー』で今年開催された第74回カンヌ映画祭で脚本賞を受賞した。

パク・チャヌク監督は10日、南浦洞で行われる「コミュニティBIFF」のイベントで、「クムジャさんで見る狂気の形状」というテーマで観客と会う。

イム・グォンテク監督は「今年のアジア映画賞」に選定され、受賞者として参加する。60年間、活発な作品活動でアジア映画を世界に知らせることに寄与した功労を認められ、賞の主人公になった。映画祭期間の6日~15日は昼12時から午後7時まで、釜山の東西大学にあるイム・グォンテク映画博物館が特別延長開館する。

  • 5日、第26回釜山国際映画祭の開幕式を控えた映画の殿堂の様子。釜山:ユ・ヨンソク記者

スターたちも大挙して登場する。開幕作である『幸福の国へ』のイム・サンス監督と一緒に主演俳優のチェ・ミンシク、パク・ヘイルが釜山を訪れ、ソン・ジュンギは開幕式の司会に続き、オープントークイベントにドラマ『ヴィンチェンツォ』で共演したチョン・ヨビンと参加する。ホン・サンス監督の映画『あなたの顔の前で』の主演イ・ヘヨンと『シンクホール』チームは舞台挨拶で、イ・ジェフン、パク・ジョンミン、ソン・ソック、チェ・ヒソは短編映画プロジェクト『アンフレームド』のオープントークを通じて釜山市民と会う。

ユ・アインなどNetflix『地獄』チームの俳優たちとハン・ソヒ率いる『マイネーム』のオープントークも行われる。オム・ジョンファ、チョ・ジヌン、ピョン・ヨハン、チョン・ジョンソなどは今年新設されたアクターズハウスで会うことができる。

  • 5日、釜山映画祭開幕式の準備真っ最中の映画の殿堂。釜山:ユ・ヨンソク記者

今年、観客の大きな関心を集めているOTT(動画ストリーミングプラットフォーム)セクションもベールを脱ぐ。

映画産業の現状を反映するためにモバイル機器で見ていたドラマを映画祭で楽しむことができる「オンスクリーン」セクションが新設された中で、映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』のヨン・サンホ監督が演出した『地獄』と、『人間レッスン』のキム・ジンミン監督の『マイネーム』など、Netflixシリーズが上映される。HBOアジアのオリジナルドラマシリーズであるタイのアヌチャー・ブンヤワッタナ、米国のジョシュ・キム監督の『Forbidden』も公開される。

アジアコンテンツ・フィルムマーケットは昨年に続いてオンラインで開催される。

韓国、日本、台湾の原作45編と長編映画プロジェクト25編が紹介され、アジアコンテンツアワードとアジアフィルムアワードはオン・オフラインで生中継する。アジア映画ファンド、アジア映画アカデミー、プラットフォーム釜山など、一部のイベントは今年も暫定的に中断される。

一方、今年のBIFFは映画界の尊敬を一身に受けてきたシネ2000の故イ・チュンヨン代表を追悼するためイ・チュンヨン映画賞を制定した。今年は追悼式行事を進行し、来年から毎年受賞者を選定する。
  • スタートゥデイ ハン・ヒョンジョン記者
  • 入力 2021-10-06 09:17:01