トップ > エンタメ > 「スノードロップ」初放送の視聴率は2.9% 止まない批判

「スノードロップ」初放送の視聴率は2.9% 止まない批判


  • 「スノードロップ」初放送の視聴率は2.9% 止まない批判
  • 「スノードロップ」ポスター

放送前から時代背景やキャラクター設定などについて批判を集めた『スノードロップ』が初放送で2.9%の視聴率を記録した。

視聴率調査会社ニールセンコリアによると18日に韓国で放送されたJTBCの土日ドラマ『スノードロップ』1話は全国有料放送世帯基準視聴率2.985%を記録した。

TVINGライブやJTBCオンエアなどで視聴できない点などを考慮すると、期待以下の成績と言えるかもしれない。

『スノードロップ』は初放送直後から放送中止を要請する国民請願が掲載され、一日で20万人以上の同意を得た。

今日(20日)午前10時基準で246,432人が同意し、2話にして放送が中断された『朝鮮駆魔師』より速いペースで同意を集めている。

広告界と協賛社も『スノードロップ』との関係を絶つなど、波紋が広がる雰囲気だ。

『スノードロップ』は1987年、ソウルを背景に女子寮に血まみれで飛び込んだ名門大生「スホ」(チョン・ヘイン)と彼を隠して治療してあげた女子大生「ヨンロ」(ジス)の切ない恋の物語だ。しかし去る3月、シノプシスが一部流出し、民主化運動を侮辱して国家安全企画部を美化したなどの批判を集めた。

JTBCは先に2度にわたりコメントを発表して「流出したのは未完成のシノプシスとキャラクター紹介文の一部が組み合わされた断片的な情報で、破片化された情報に疑惑が加わって事実ではない内容が事実であるかのように包装されている」と疑惑を否定した。

演出を引き受けたチョ・ヒョンタク監督も初放送前の制作発表会で「1987年度を時代背景としているが、軍部政権の状況以外はすべてが仮想の創作物だ」とし「北朝鮮についても言及される。政治的で理念的なものではない。北朝鮮の人、人間それ自体についての話だ。あえて北朝鮮にフォーカシングするよりは人間に対して深く細かく見つめようとした」と強調した。
  • チン・ヒャンヒ スタートゥデイ記者
  • 入力 2021-12-20 11:49:43




      • facebook icon
      • twetter icon
      • RSSFeed icon
      • もっと! コリア