トップ > エンタメ > 韓国ドラマ > 「赤い袖先」最終回 ジュノとイ・セヨンの熱演で幕下ろす 高い視聴率で有終の美
「赤い袖先」最終回 ジュノとイ・セヨンの熱演で幕下ろす 高い視聴率で有終の美
▶ この記事にはドラマ本編のあらすじやネタバレの一部が含まれています。
『赤い袖先』が史実のとおり、最後は宜嬪の死で締めくくられた。
1月1日に韓国で放送されたMBCの金土ドラマ『赤い袖先』（脚本チョン・ヘリ、演出チョン・ジイン）では、宜嬪となったソン・ドクイム（イ・セヨン）とイ・サン（ジュノ）の最後の話が描かれた。
この日、ソン・ドクイムはイ・サンの承恩尚宮（寵愛を受けて寝所に侍る宮女）となった。ソン・ドクイムはイ・サンの求愛を拒否したが、イ・サンは「一生私と会わずとも生きられるのか」、「本当に私を拒否するのなら、そなたを解放してやろう。その代わり二度と会うことはない」と話した。これを聞いたソン・ドクイムはイ・サンの気持ちを受け入れることにした。
ソン・ドクイムは懐妊したが、イ・サンはソン・ドクイムの懐妊の知らせを聞いたその日、ソン・ドクイムではなく王妃のもとへ向かった。責務を果たすために懐妊を望んだものの子供に恵まれなかった王妃を先に気遣ったものだった。ソ尚宮（チャン・ヘジン）はソン・ドクイムを慰め、ソン・ドクイムは「私の夫ではなく、王妃様の夫だということは分かっています」とし、「何も望めず、期待してはならないということは分かっていました」と切なくも諦めたように話した。
イ・サンはソン・ドクイムに「よろしい」「相応しい」という意味を持つ「宜」という嬪号を与えた。好きだという思いを込めて、ソン・ドクイムへの気持ちを表わしたものだった。しかし2人に再び危機が訪れた。ソン・ドクイムの息子である文孝世子が病で夭折したもの。妊娠中だったソン・ドクイムは闘病中の息子に会えず、死の知らせも内官の「東宮薨逝」という叫び声を聞いて知ることになった。ソン・ドクイムは結局食事ものどを通らず床に臥せった。そんなソン・ドクイムにイ・サンは「そなたが着るもの、食べるもののすべてが民が捧げる租税から作られる」とし、「そなたは世子の親母であり、龍種を身ごもった正一品の嬪だ。どれほどの悲しみを抱こうと、民の前では毅然とした姿を見せるべきだ」と非難した。ソン・ドクイムは「望んだことはありません」とし、「望んでもいないものを手に入れたからと、無条件に我慢して忍耐するべきなのでしょうか。私が身ごもって産んだ子供が死んだというのに、思い通りに悲しむこともできないのですか」と反発した。イ・サンは「われわれにはまだ子供がいる」と、お腹の中の子供のために元気を出すよう頼んだ。さらに悲痛なことに親密だった宮女仲間のソン・ヨンヒ（イ・ウンサム）が別監と私通する罪を犯したことが発覚し、結局、ソン・ヨンヒは処刑された。ソン・ドクイムは「（イ・サンが）最初からそんなお方だと分かっていたでしょう」と自分を納得させようとした。
妊娠中に倒れたソン・ドクイムは、人生の最後の瞬間が近づいていることを感じて、同僚の仲間たちを呼んでほしいとお願いした。イ・サンは自分ではなく、同僚の仲間たちに会いたがるソン・ドクイムに「そなたは私を少しも恋慕しなかったのか」と尋ねながら、「ほんの小さな気持ちでも私に思いを寄せてくれなかったのか」と寂しい気持ちを吐露した。ソン・ドクイムは「その気持ちがなかったら、どんな方法を使ってでも遠くへ逃げたはずです」とし「結局、殿下のそばに残ることにしたことが、私の選択だったことがお分かりになりませんか」という言葉だけを残してこの世を去った。
イ・サンはソン・ドクイムの死後も聖君となって政治に邁進した。そうして生きていたある日、イ・サンは病で倒れ、しばらく眠っている間に夢の中でソン・ドクイムと会って気持ちを伝えた。
『赤い袖先』は自分が選んだ人生を守ろうとした宮女と愛より国が優先だった帝王の切ない宮中ロマンス記録だ。カカオページで熱い人気を博したカン・ミガン作家の同名小説を原作にした作品だ。
昨年11月12日の初放送当時5.7%で始まった『赤い袖先』は、同時間帯に初放送されたSBSの金土ドラマ『今、別れの途中です』（6.4%）よりやや低調な視聴率でスタートしたが、視聴者たちの口コミを通じて上昇を続けた。特に16話は瞬間最高視聴率19.4%（ニールセンコリア）を記録し、最後回は17.4%（全国基準）を記録して有終の美を収めた。
ここ3年ほど、連続ドラマや週末ドラマを除いたミニシリーズ作品のうち10％を超える作品がなかったMBCには恵みの雨のような作品となった『赤い袖先』は17話で幕を閉じた。
MBC
1月1日に韓国で放送されたMBCの金土ドラマ『赤い袖先』（脚本チョン・ヘリ、演出チョン・ジイン）では、宜嬪となったソン・ドクイム（イ・セヨン）とイ・サン（ジュノ）の最後の話が描かれた。
この日、ソン・ドクイムはイ・サンの承恩尚宮（寵愛を受けて寝所に侍る宮女）となった。ソン・ドクイムはイ・サンの求愛を拒否したが、イ・サンは「一生私と会わずとも生きられるのか」、「本当に私を拒否するのなら、そなたを解放してやろう。その代わり二度と会うことはない」と話した。これを聞いたソン・ドクイムはイ・サンの気持ちを受け入れることにした。
ソン・ドクイムは懐妊したが、イ・サンはソン・ドクイムの懐妊の知らせを聞いたその日、ソン・ドクイムではなく王妃のもとへ向かった。責務を果たすために懐妊を望んだものの子供に恵まれなかった王妃を先に気遣ったものだった。ソ尚宮（チャン・ヘジン）はソン・ドクイムを慰め、ソン・ドクイムは「私の夫ではなく、王妃様の夫だということは分かっています」とし、「何も望めず、期待してはならないということは分かっていました」と切なくも諦めたように話した。
イ・サンはソン・ドクイムに「よろしい」「相応しい」という意味を持つ「宜」という嬪号を与えた。好きだという思いを込めて、ソン・ドクイムへの気持ちを表わしたものだった。しかし2人に再び危機が訪れた。ソン・ドクイムの息子である文孝世子が病で夭折したもの。妊娠中だったソン・ドクイムは闘病中の息子に会えず、死の知らせも内官の「東宮薨逝」という叫び声を聞いて知ることになった。ソン・ドクイムは結局食事ものどを通らず床に臥せった。そんなソン・ドクイムにイ・サンは「そなたが着るもの、食べるもののすべてが民が捧げる租税から作られる」とし、「そなたは世子の親母であり、龍種を身ごもった正一品の嬪だ。どれほどの悲しみを抱こうと、民の前では毅然とした姿を見せるべきだ」と非難した。ソン・ドクイムは「望んだことはありません」とし、「望んでもいないものを手に入れたからと、無条件に我慢して忍耐するべきなのでしょうか。私が身ごもって産んだ子供が死んだというのに、思い通りに悲しむこともできないのですか」と反発した。イ・サンは「われわれにはまだ子供がいる」と、お腹の中の子供のために元気を出すよう頼んだ。さらに悲痛なことに親密だった宮女仲間のソン・ヨンヒ（イ・ウンサム）が別監と私通する罪を犯したことが発覚し、結局、ソン・ヨンヒは処刑された。ソン・ドクイムは「（イ・サンが）最初からそんなお方だと分かっていたでしょう」と自分を納得させようとした。
妊娠中に倒れたソン・ドクイムは、人生の最後の瞬間が近づいていることを感じて、同僚の仲間たちを呼んでほしいとお願いした。イ・サンは自分ではなく、同僚の仲間たちに会いたがるソン・ドクイムに「そなたは私を少しも恋慕しなかったのか」と尋ねながら、「ほんの小さな気持ちでも私に思いを寄せてくれなかったのか」と寂しい気持ちを吐露した。ソン・ドクイムは「その気持ちがなかったら、どんな方法を使ってでも遠くへ逃げたはずです」とし「結局、殿下のそばに残ることにしたことが、私の選択だったことがお分かりになりませんか」という言葉だけを残してこの世を去った。
イ・サンはソン・ドクイムの死後も聖君となって政治に邁進した。そうして生きていたある日、イ・サンは病で倒れ、しばらく眠っている間に夢の中でソン・ドクイムと会って気持ちを伝えた。
『赤い袖先』は自分が選んだ人生を守ろうとした宮女と愛より国が優先だった帝王の切ない宮中ロマンス記録だ。カカオページで熱い人気を博したカン・ミガン作家の同名小説を原作にした作品だ。
昨年11月12日の初放送当時5.7%で始まった『赤い袖先』は、同時間帯に初放送されたSBSの金土ドラマ『今、別れの途中です』（6.4%）よりやや低調な視聴率でスタートしたが、視聴者たちの口コミを通じて上昇を続けた。特に16話は瞬間最高視聴率19.4%（ニールセンコリア）を記録し、最後回は17.4%（全国基準）を記録して有終の美を収めた。
ここ3年ほど、連続ドラマや週末ドラマを除いたミニシリーズ作品のうち10％を超える作品がなかったMBCには恵みの雨のような作品となった『赤い袖先』は17話で幕を閉じた。
MBC
- キム・ソヨン スタートゥデイ記者
- 入力 2022-01-02 08:21:33
