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「軍検事ドーベルマン」最終回、視聴率平均10.1%を突破し有終の美を飾る


▶ この記事にはドラマ本編のあらすじやネタバレの一部が含まれています。

  • 「軍検事ドーベルマン」最終回、視聴率平均10.1%を突破し有終の美を飾る
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『軍検事ドーベルマン』のアン・ボヒョンとチョ・ボアが完璧な復讐フィナーレを完成させロマンチックなキスで、その最後を華やかに飾った。視聴率も平均10.1%を突破し有終の美を飾った。

26日に放送されたtvN月火ドラマ『軍検事ドーベルマン』(脚本ユン・ヒョンホ/演出チン・チャンギュ/制作スタジオドラゴン、ロゴスフィルム)が、ト・ベマン(アン・ボヒョン)とチャ・ウイン(チョ・ボア)の悪態に続きロマンスまで埋め尽くしたハッピーエンドで幕を閉じた。最終回の視聴率は首都圏基準で平均11%、最高12.1%、全国基準で平均10.1%、最高11%を記録して自己最高を更新し全チャンネルで同時間帯1位を席巻した。tvNターゲットの男女20~49歳の視聴率でも首都圏基準で平均3.8%、最高4.1%、全国基準で平均4.2%、最高4.6%を占め相変わらず全チャンネルで同時間帯1位を守った。20~49歳の全国視聴率もやはり自己最高視聴率を記録し、より意味のある最後となった。 (ケーブル、IPTV、衛星を統合した有料プラットフォーム基準/ニールセンコリア提供)

同日の放送でノ・テナム(キム・ウソク)の手榴弾の自爆を防ぐために身を投じたト・ベマンとヤン・ジョンスク副官(チョ・ヘウォン)に撃たれたチャ・ウインは、ノ・ファヨン(オ・ヨンス)とヨン・ムング(キム・ヨンミン)を法廷に立たせるための最後の作戦に突入した。これに対抗するノ・ファヨンとヨン・ムングの反撃は並大抵ではなかった。まず、ノ・ファヨンはヤン副官にすべての濡れ衣を着せて憎たらしい仮面を脱がず、逃亡者の身になったヨン・ムングは愛国会のXファイルに対する未練を捨てられずノ・ファヨンを圧迫するもう1つのカードを準備していた。幸い、これを事前に見抜いたト・ベマンの作戦が完璧に成功しヨン・ムングは手錠をはめるようになり愛国会のメンバーたちは互いに裏切る悲劇を迎えた。

そうしてノ・ファヨンを除いた愛国会は正義の前で凄絶な報復を受け、ト・ベマンとチャ・ウインは最後にノ・ファヨンに照準を合わせた。最初の女子師団長として崇められたノ・ファヨンは結局、被告人席に座った。崖っぷちに立たされたにもかかわらずノ・ファヨンは、その悪魔性を失わなかった。最後まで息子のノ・テナムを利用して容疑を逃れようとするノ・ファヨンからは、一抹の罪悪感も感じられなかったためだ。その中でヤン副官は、チャ・ウインの心のこもった説得の末に心を入れ替え法廷でこれまでノ・ファヨンが犯したすべての罪を一つ一つ証言した。ここにト・ベマンはノ・ファヨンを完璧に崩す最後の証人としてヨン・ムングを利用し画竜点睛に立った。ト・ペマンとチャ・ウインはノ・ファヨンの死刑判決で復讐を完璧に成し遂げ、チャ・ウインは「レッド・ウイン」のサブキャラで起こしたことに対する責任を負うために法服を脱ぐ選択をし、より意味のある結末を完成した。

そうして1年という時間が経った後、多くのことが変わっていた。無事に目覚めたノ・テナムは、過ちを改め正しい道に戻り奉仕する人生を送っており刑務所に送られたノ・ファヨンは、ノ・テナムが渡した手紙を大切にする姿を見せ感動を与えた。そして米国で経営勉強を終えて帰ってきたチャ・ウインは堂々とIMディフェンスの会長職を取り戻した。何より相変わらず軍検事としての地位を守っているト・ベマンとチャ・ウインの1年ぶりの再会は、視聴者の心をドキドキさせた。お互いへの思いをそのまま込めたロマンチックなキスで『軍検事ドーベルマン』のエンディングを飾った。

このように復讐のために団結した2人の軍検事は悪党を凄絶に報復しカタルシスを披露し、その過程で着実に積み重ねたロマンスストーリーを熱いキスで完成させ『軍検事ドーベルマン』らしいスタイルで胸いっぱいのフィナーレをプレゼントした。これに対し大韓民国初のミリタリー法廷活劇というジャンルの新しい歴史を書いた『軍検事ドーベルマン』が残した意味は何かを振り返ってみた。

『軍検事ドーベルマン』は放送が始まるやいなや繰り広げられるダイナミックな展開で好評を博した。その中でも皇帝の服務をはじめ不法動画、逃避入隊、軍団長のパワハラ、不正など現実と密接に関わっている事件を通じて悪の群れを凄絶に処断するストーリーは視聴者に痛快な代理満足を与えるのに十分だった。特に悪党を懲らしめる過程で登場したアクションシーンは、その刺激的な魅力を倍増させるのに決定的な役割を果たし戦慄を与えたりもした。楽しさはもちろん、真心のこもったメッセージまで盛り込みながら深い余韻を残した。

アン・ボヒョン、チョ・ボア、オ・ヨンス、キム・ヨンミン、キム・ウソクなどそれぞれの個性と魅力で武装した俳優たちの活躍は、劇を一層豊かにした。ドラマのための情熱一つだけで一丸となった演技でキャラクターの魅力を十分に表現し視聴者の没入度を高めた。「狂った犬」の軍検事と「一級調練」の軍検事、そして初の女子師団長、野望を抱いた卑劣な弁護士、過ちを改め正しい道に戻るキャラクターまで。キャラクターと完璧なシンクロ率を誇る俳優たちの熱演とキャラクターたちの絡み合った関係性は回を重ねるごとにグレードアップしたシナジーを完成させドラマの魅力をさらに引き立たせたという評価だ。

『軍検事ドーベルマン』は、これまで一度も扱われたことのない軍検事、軍法廷に初めて照明を当てる作品だった。少し不慣れで暗く感じられる内容だったが、これを誇張せず適材適所にコメディーを盛り込み誰しも親近感を持って視聴できるようにした。これに法廷ドラマに加わったキャラクター間の緻密な心理戦、熱いアクションプレイは妙味を極大化させ視聴者を一気に魅了した。既存の法定ドラマの典型性から脱皮し軍法廷ドラマならではの新しい魅力を存分に披露した初のミリタリー法廷活劇として記憶されるものと見られる。
  • シン・ヨンウン スタートゥデイ記者
  • 入力 2022-04-27 09:24:30