ソ・テジの破格、IUの見る目

◆ City Life 第449号…STAR TAP ③/⑤ 

ソ・テジ、ある人は彼を指して絶対的高段者のミュージックビジネスマンと呼ぶ。音楽も良いが、音楽ビジネスにも卓越しているということだ。

ロックバンドで音楽魂を燃やしていた当時だけでも、彼がある日ふと「ソテジワアイドゥル」というダンスグループに姿を変え、ついには韓国大衆音楽界に核爆弾をさく烈させ、それまで見たことも聞いたこともない破格的な音楽活動をするだろうと推測した人は誰もいなかった。そして、彼の絶対的なマニアを後にして、突然引退を宣言したことや、米国と韓国を行き来しながら、突然のアルバム発表と公演、そして予測不可能なパフォーマンスまで、韓国大衆音楽界はその都度見事に翻弄(?)れてしまった。

誰かはそれを「ソ・テジ式の神秘主義」と呼び、また誰かは「ミュージックマーケティングの天才」とも呼んだ。このような彼の行動で国内歌謡界では「大韓民国で音楽をするなら、ソ・テジのようにすべきだ」という言葉まである。音楽に命をかけていたロックの神から絶対多数の若い音楽ファンが好きなダンスミュージシャンへ破格的な変身をし、人気絶頂の瞬間に突然引退し、自分の価値を「伝説」として作り、それゆえ音楽界全体が彼の「降臨」を首を長くして待っている構図を作ること、それが音楽人ソ・テジの真価だ。

そんなソ・テジが実質カムバックを宣言した。これまでのイベント性のカムバックとは本質的に異なるように見える。アルバムを発表し、大規模なカムバックコンサートを開き、これまで拒否していたTVのバラエティ番組にも出演するという。また破格だ。その破格に登場した、また違う一人がいる。歌手アイユー(IU)だ。彼女が今回、ソ・テジのカムバック曲「昭格洞(ソギョクドン)」でコラボをしたのだ。世間ではソ・テジの破格とアイユーの見る目が絶妙に調和したという評価が出てくる。

二人はまた、どのように出会ったのだろうか?出会いさえ神秘に見える二人のコラボ、ソ・テジの破格的選択とアイユーの見る目が果たして、思い通りの光を放つかのだろうか。
  • Citylife 第449号(14.10.21付)
  • 入力 2014-10-21 10:18:39