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「防弾少年団ジョングクの帽子を1000万ウォンで販売」外交部職員が自首


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防弾少年団(BTS)ジョングクの帽子を拾得してから返さず中古取引を試みた外交部の職員A氏が自首した。外交部が内部的に調査中だという立場を明らかにした中、警察は販売者A氏に対する内部調査に着手した。

25日、警察によるとソウル瑞草(ソクチョ)警察署は「ジョングクがかぶっていた帽子」と主張し帽子をオンライン上で高価で販売しようとしたA氏を立件し事実関係を把握している。

A氏は17日、ある中古取引サイトにジョングクがパスポートを作ろうと外交部を訪問した当時、帽子を置いて行ったとし、これを1000万ウォンで販売するというコメントを載せた。

また、自身が外交部職員だとし「紛失物申告後、6か月間探す電話や訪問がなく拾得者が所有権を獲得した。ジョングクが直接かぶった帽子で使用感がかなりある状態であり、お金を払っても手に入らないもの」と説明した。

しかし、A氏のコメントとは違って警察に遺失物申告内訳がないことが明らかになった。遺失物法によると他人が遺失した物を拾得した者は速やかに警察などに提出しなければならず6か月間返してもらう人がいなければ拾得者が所有権を取得することができる。

波紋を呼ぶとA氏は該当販売文を削除した後、18日京畿道(キョンギド)龍仁市(ヨンインシ)のある交番を訪れ自首し帽子も提出した。該当交番はA氏の職場と推定される外交安保センターを管轄するソウル瑞草警察署に事件を渡した。

警察は、該当の帽子が実際にジョングクのものであればA氏に占有離脱物横領の疑いを適用する方針だという。

ただ、A氏が遺失物を管理する職員だったとすれば業務上横領の疑いが適用される可能性もある。

遺失物を申告せずに横領した人は占有離脱物横領罪により1年以下の懲役や300万ウォン以下の罰金に処するが、業務上横領は10年以下の懲役や3千万ウォン以下の罰金を受けることができる。

パク・ジン外交部長官は24日、国会外交統一委員会の外交部総合監査で共に民主党のイ・ジェジョン議員の関連質問に「報道内容が事実と確認された場合、関連規定により厳正処理する予定」とし「ただし事実関係など具体的内容は個人の身元内容なので、この場で話すことは難しい」と明らかにした。「特定人を容疑者に置いて調査中か」という質問にそうだとし「内部的に調査中」と付け加えた。
  • イ・ダギョム スタートゥデイ記者
  • 入力 2022-10-25 17:40:24




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