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オク・テギョン「デビュー6年、個人技が無いことで耐えてきました(笑)」

2PMメンバーであり俳優、青年CEOオク・テギョンへのインタビュー 

この結婚、するか?しないか?結婚7日前、人生最高の幸福となるべき瞬間が少しずつ揺れ動いている。恋愛7年目のカップル、ウォンチョル(オク・テギョン扮)とソミ(イ・ヨニ扮)。愛しときめいて結婚するよりも長く付き合ったから楽に結婚しようとする。結婚が近づくほどに二人はマリッジブルーを体験し、ギリギリの生活を送る。心の準備のために済州島に旅立つソミ。彼女が旅行に出た瞬間からこのカップルの間に邪魔者が登場、並々ならない雰囲気を見せて結婚に対する深い悩みに陥る。<映画『結婚前夜』>

『破りテギョン』としてお姉さんファンたちの胸に火をつけるグループ2PMオク・テギョンが世界のどこにもいない優しい男に変身して今回は母性愛を存分に刺激している。彼はスクリーンデビュー作『結婚前夜』にて俳優イ・ヨニと演技呼吸を合わせた。美男美女の出会いに没頭度は最高となり、羨望を抱かせる甘い恋愛として数えられた。これを証明するように『結婚前夜』の中で実際の恋人になればと思うカップル1位に堂々と名前を挙げて人気を集めている。劇中、オク・テギョンは楽で安定した結婚を夢見るスターシェフのウォンチョル役を演じる。ウォンチョルの恋人はソミだ。二人は7年という長い恋愛の末に結婚を決心する、ときめきよりも気楽さが際立つカップルだ。

チムスンドルのアイコンである2PMとその中に属すメンバーオク・テギョン。彼は溢れるオム・ファタール的な魅力で女心を揺らした過去とは違い、ドラマ『ドリームハイ』『私たち結婚しました-世界版』『君を守る恋 ~Who Are You~』にて淡白な優しさで反転魅力を披露することとなった。セクシーと爽やかさを行き来する正反対の魅力で出口のない魅力で大衆を引導している。

「ステージの上で強烈なイメージをたくさんお見せしたと常に考えています。そのため優しい役をしても本来のオク・テギョンのイメージは『強靭だ』と考えます。わざと優しいキャラクターを演技したというよりも、シナリオと好きなイメージが重なって作品を選んで、偶然にもイメージが重なったものです。私が演じる配役が決して優しいだけではありません(笑)」

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優しい魅力でスクリーンに挑戦状を出したオク・テギョン。それに先立って2PMのジュノ、ソ・イングク、MBLAQイ・ジュン、BIGBANGチェ・スンヒョン(T.O.P)等がスクリーンに登場を知らせて安定的な演技と繊細な感情表現で多くの人々にその真価を認められている。オク・テギョンもやはり『結婚前夜』にて多少恥ずかしい台詞を演技しながらも見慣れなかったりぎこちなくない自然にオク・テギョンの俳優としての可能性を高めている。

これにオク・テギョンは「『結婚前夜』を通じてスクリーンデビューの所感はいくつかの味が重なっている五味子のような味です。緊張と時めきなど様々な感情を感じました」と素晴らしい回答をしておきながら予想できない独特な回答に自ら満足した。成功裏にスクリーンデビューを知らせただけに、ウォンチョルに向かうオク・テギョンの愛情もまた他ならなかった。

「最初はウォンチョルの選択について理解ができませんでした。けれど年齢を重ねた方や恋愛を長くした方たちはウォンチョルを理解してくださるんです。その点を通じて私がまだ人生を長く生きてないんだなと感じました(笑)。ともすれば『私たち結婚しました』の中の私の姿と重なるものだと大衆たちの憂慮もあるでしょう。けれどそれはファンたちに好きな歌手が結婚すればきっとこう行動するだろうというものを見せたもので『結婚前夜』は現実的な内容と問題を扱いものなので違います。もちろん『私たち結婚しました』ではすでに結婚していましたが(笑)」

『結婚前夜』を観覧した人であれば誰もがオク・テギョンについてもどかしく愚かだと思うだろうが、どこかしら格好良いということを感じる。ウォンチョルに扮したオク・テギョンの行動は「愛しているから送ってやる」を端的に見せて女性たちの高感度を一層高めた。しかし直接ウォンチョルのような愛を経験したことのない人々にはただ「なぜ?」という疑問符だけが残るようにする。オク・テギョンもやはりこのような恋愛をしていないと告白した状況だ。演技当時に難しくなかっただろうか。

「もちろんウォンチョルの行動について理解できない部分がありました。この部分はホン・ジヨン監督とたくさん相談して理解することが出来ました。映画出演を確定させて本当にたくさんの話を交わしたと思います。また撮影に先立って7年と10年付き合った方たちに出会って事前インタビューをしたのですが、彼らは『理解できる。私だったとしてもウォンチョルのように行動する』と言うんです。私の立場から映画を見て欲しいというのは欲であり、『結婚前夜』はストーリーがメインではなく、いくつかの物語が盛り込まれているため、ただそのまま楽しんでもらうことを願います。私たちカップルはイ・ヨニの決定が重要ポイントです。重く考えず、ウォンチョルの決定を受け取って欲しい」

彼の願い通りウォンチョルは愛する女性のために、しなければいけない事が何かを知る真の男であり、世界のどこにもいない優しい男だ。度重なる賞賛に首をすくめて恥ずかしがったオク・テギョンは「ウォンチョルが馬鹿みたいではありますが、それが魅力だったと思います。もちろん私が持つ馬鹿みたいな魅力の中のひとつでもあると思う」とウォンチョルと自身の共通点を明かした。

オク・テギョン=ウォンチョルという公式が作られた瞬間、よく知られているようにオク・テギョンは数多くの別名を保有している『別名富者』だ。放送に出演すれば、その瞬間すぐに別名が生まれる彼に向けられたファンたちの無限の愛情を証明したりもした。

「私の別名が本当に多く、私も何個なのか分かりません。過去にある動画を見るとその時は300個ほどだったのですが今はもっと増えているでしょう(笑)。何にせよ名前が珍しいオク氏なので別名が多くなるようです。ただオクに単語を付ければ面白い別名が作られます。別名が多いことは愛称で呼ばれることが多いということなので個人的には嬉しいです」

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俳優オク・テギョンとして自らの位置を固めている彼に2PMの姿は見えなかった。ステージの上では2PMとして、画報では八色鳥の魅力を持つオク・テギョンとして、スクリーンとブラウン管では俳優オク・テギョンとして、インタビューの場では人間オク・テギョンとして多様な姿を見せるためこれからの彼の活躍が期待される。

「私自らも毎回違う姿で見えることを期待しています。ひとつのイメージで行くことが今は良いかもしれませんが、後には危険だとも考えます。そのため最大限新しい姿で近づこうと努力しています。次期作として言及されたドラマ『とても良い時代』は現在前向きに検討中です。来年1月に2PMの日本全国ツアーを計画中であり、メンバーたちが共にどうすれば韓国で一番効率的に活動できるのか悩んでいます。最大限韓国で長く活動することが2PMの目標です。」

オク・テギョンといえば歌手と俳優の他にも青年CEOでもある。彼はデビュー前から自身が楽しんで描いてきたキャラクターであるオクキャットを使用してキャラクター事業中だ。全世界のファンたちの爆発的な反応を受けてCEOとしての存在感もしっかりと発揮している。タイのショッピングモールにてオクキャットTシャツが売られ、盗用されたことが分かったときから事業を構成することになった。また芸能人企画、制作MD製品の中で最短期間で最高の成果を得て仕事と事業の二兎を瞬時に捉えた。

「私は事業だろうと何であろうと、現実主義と理想主義者がいなくてはならないと考えます。すべてのことに夢を抱く人とその夢を叶えてくれる人が必要です。私と共にオクキャット事業をしてくださる方がいるので私の夢が叶うんです。本当に有難いです。未来の創業を夢見る人々に言いたい言葉は、自分と反対の人と出会わなくてはいけない(笑)」

凛々しく自身の事業について話すオク・テギョンは本当に外見であれば外見、ダンスであればダンス、演技であれば演技、学力であれば学力すべてを兼ね備えた『富者』であることに違いない。しかしこのような完璧な彼にも1つだけがない。それはまさに『個人技』

「私は本当に個人技がありません。デビューして6年が過ぎますが個人技がないことでこれまで耐えてきました(笑)。もちろん歯茎演奏の個人技がありますが、それは新人のときにしたことです。少し前に『ギャグコンサート』の先輩たちに習ったものがありますが周辺の人たちの反応が良くありませんでした。周辺から『捨てた個人技を学んできたようだ』と言われました。後に大衆の反応を見たいですね。まずは個人技が2つほど出来たところです(笑)」

2つの個人技が誕生し、これからさらに多くの時間を耐えることができると自負するオク・テギョン。ジャッジ満点の彼を2014年にはもう少し頻繁に見ることができるだろうか。

  • オク・テギョン「デビュー6年、個人技が無いことで耐えてきました(笑)」
「まず残りの2013年を忙しく過ごすと思います。来る2014年は韓国であろうと日本であろうと、目に見えようと見えなかろうと旺盛な活動をすると思います。日本で活動すれば国内のファンたちが分からないそうです。どこでも何にかを一生懸命やっていきます。」
  • MBNスター ヨ・スジョン記者 / 写真=イ・ヒョンジ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2013-12-01 12:05:07




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