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4月23日、ソウル江南の公演会場にて出会った「国楽少女」ソン・ソヒはとても緊張して見えた。初のアルバムを公開するショーケースだという理由もあったが、最近経験した所属事務所との紛争が幼い彼女に小さくはない傷となったようだ。それにもかかわらず、彼女の歌は年齢を感じさせない程に傑出し、秀でていた。「少女チャン・サイク」と言っても良いほどに観客の心を揺らし、魂を奪う絶唱だった。特異なことは、ギターとベース、鍵盤などの洋楽器と、大笒と奚琴を加えたバンドがともにしたこと。まさに「ソン・ソヒバンド」の発足であり、「国楽少女」から「アーティスト」に生まれ変わった舞台だった。
そして二日後、またひとつのオーディションプログラム『不朽の名曲』に出演した彼女は、韓服を脱いで破格的なワンピース姿で視聴者を驚かせた。歌もまた彼女特有の「アニラオ~」バージョンではない、破格的で現代的な編曲で変身した。秀でた音楽的資質と美貌、さらには年齢にふさわしくないスター性まですべてを兼ね備えて大きなことをやらかすと思わせた彼女が、今はじめて「アーティスト」に生まれ変わって本格的なエンターテイナーとして出発したのだ。遅れたが、幸いな出来事だ。
国楽少女ソン・ソヒからアーティストソン・ソヒへの変身
◆ City Life 第477号…STAR TAP ⑤/⑤
そして二日後、またひとつのオーディションプログラム『不朽の名曲』に出演した彼女は、韓服を脱いで破格的なワンピース姿で視聴者を驚かせた。歌もまた彼女特有の「アニラオ~」バージョンではない、破格的で現代的な編曲で変身した。秀でた音楽的資質と美貌、さらには年齢にふさわしくないスター性まですべてを兼ね備えて大きなことをやらかすと思わせた彼女が、今はじめて「アーティスト」に生まれ変わって本格的なエンターテイナーとして出発したのだ。遅れたが、幸いな出来事だ。
- Citylife第477号（15.05.12付）
- 入力 2015-05-07 09:53:25
