「侠女:刀の記憶」監督が明かすタイトルに隠された意味


パク・フンシク監督が映画『侠女:刀の記憶』(以下、侠女)タイトルの意味を公開した。

『侠女』は賎民も刀ひとつで王となることが出来た混沌の時代、高麗末の武臣政権を背景にしている。王は案山子、王さえも思うがままにする権力家たちの収奪により百姓の苦しみは日々ひどくなっていった。百姓たちが苦しむことを見ていられない剣客プンチョン、ウォルソ、ドッキ(後のユベク)は世界を変えようというひとつの意義の下に風神三侠という名前で民乱を起こす。

長兄プンチョンの刀は意を掲げ、ソルランの刀は不義に対抗し、末っ子ドッキの刀は大切なものを守る意味を完成させるものだ。しかし、権力の誘惑の前に跪いたドッキの裏切りにより、彼らの大義は一瞬にして崩れる。兄弟とも同じドッキの裏切りと大義を守ることが出来なかった罪責の念の中で生きたウォルソはプンチョンの娘ホンイを連れて復讐を完成させる剣客に育て上げる。

パク監督は、「『刀にも心がある。刀を持つものが植えつける心だ』という映画の中の台詞がある。刀にもエピソードがあるという設定の下で3人の剣客が持っている事情を映画の中に溶け込ませた」と映画タイトルにまつわる意味を明かした。タイトルの中の刀は3人の剣客を象徴するもので、記憶は刀に植えつけられた3人の剣客のエピソードと取り返すことの出来ない運命を指している。

高麗を求める刀ユベクと大義を守る刀ウォルソ、復讐を夢見る刀ホンイまで互いに意の違う3つの刀が18年後に再び出会い、衝突してこの映画はピークを迎える。
  • スタートゥデイ チン・ヒョンチョル記者
  • 入力 2015-07-03 11:54:43