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「恋はチーズ・イン・ザ・トラップ」原作者が長文で釈明「結末を要求したことない」(全文)


  • 「恋はチーズ・イン・ザ・トラップ」原作者が長文で釈明「結末を要求したことない」(全文)
tvN月火ドラマ『恋はチーズ・イン・ザ・トラップ』のウェブトゥーン(ウェブ漫画)原作者のスンキが、直接釈明に乗り出した。

スンキは去る25日午後、自分のブログに最近騒動となっている噂について、不快な感情を表わし、長文の文章で説明した。

スンキ「多少、気まずい内容の文章を書くことになり、とても残念ですが、最近あまりにも当惑する噂が聞こえてきて、釈明する文を書くことになりました」と書き始め、「これ以上放置してしまっては、次から次へと、さらに歪曲する恐れがあり、このような文を書くことになった点、読者の方々は寛大に理解していただければ幸いです」と文を続けた。

スンキは最近話題になった噂の中で、△連載作業とアシスタント関連、△ドラマ協議関連、△チオモニ(『恋はチーズ・イン・ザ・トラップ』の熱烈な読者ファンと姑をかけた言葉)関連などについて説明をしながら、かなり不快な心情も表現し、残念に思っていることも吐露した。

以下、『恋はチーズ・イン・ザ・トラップ』ウェブトゥーン(ウェブ漫画)原作者スンキの釈明文全文

1. 連載作業とアシスタント関連

最近、私がアシスタントを3人以上使っており、絵の作業をほとんどしていないという言葉が飛び交うことを知りました。

私は数年前からただひとりのアシスタントと一緒に仕事をしており、その方はエクストラと背景、1次の下地色をひとりで引き受けてくれる頼もしい友人です。以前、特別編でアシスタントを「その方たち」と称したのは、序盤に短期間で作業してくれた方を意味し、人物やペンのタッチは、私ひとりで作業しています。

2.ドラマ協議関連

ドラマに関しては、相当なことがないかぎり言及しないつもりでしたが、どうしても誤解の余地がある記事があまりにも多く、一度くらいは私の立場を表明する必要があると思いました。具体的な内部事情まで言及することはできませんが、多数の読者、視聴者の方々が誤解している部分について説明します。

ドラマの結末は原作者と相談して、原作者が望んだ通りに制作された。

私はドラマの内容に関連する協議のために作家さんと監督さんに2回ほど会い、キャラクターの説明や展開されるストーリーとエンディングについての質問に答えました。この過程で、私が言ったことは、

- ソン・ミンス、オ・ヨンゴン、キム・サンチョルなど、助演の悪役キャラクターが連載期間中に、あまりにも多かったので、ドラマに無理に入れるよりも、ドラマに適した新しい大学生活のエピソードとして制作されることを希望する。

- 原作のエンディングの演出と内容はこうなっているが(原作のエンディングを共有)、原作の方が長くなる場合にはスポ(スポイラー、ネタバレ)になる可能性があるため、異なるエンディングを望む。

- もしも制作中に疑問点がある場合や確認が必要な部分があれば、いつでも連絡してほしい。

上記の内容がポイントで、媒体が違うだけに、原作とは全く違う感じのドラマ制作を希望しました。しかし、いざ出てきたドラマは「原作に忠実」という記事で登場しました。それがドラマ制作会社側の内部会議の結果であれば、不足している原作なりに、しっかりと反映してくれることを望むだけでした。

しかし、ドラマが「原作に忠実に」制作される間、私には連絡が1回もなく、私はドラマがどのような内容で制作されているのか知ることができませんでした。シナリオの共有を要請すると「ドラマの台本の徹底した保安」という理由で原作者である私にも6話以降は共有されていませんでした。

そして、ドラマ制作後に初めて受けた連絡は「今、14話の撮影直前なのだが、エンディングをこのようにしてもいいですか?」という問い合わせでした。原作とは異なるエンディングにしてほしいとお願いしていましたが、エンディングについてはもちろんのこと、演出さえ似ており、私はこの部分に抗議してエンディングを違うものにするように再び要求しました。

私は望んでいる結末を要求したことはありません。私が欲しい結末は、私の作品で描かれるからです。重ならないように制作してほしいとお願いをしただけで、私の望む内容を強要をしたことはありません。

なぜなら、6話以降のシナリオは私が強く抗議をした後に受けることができたからです。前後の内容を全く知らない原作者が、ドラマのエンディングの内容に関与することはできません。ただ原作のスポイラーは避けてほしいという言葉だけでした。

ドラマの方向がどのように流れていくかは、私が決​​めてもおらず、議論もしていませんが、これについては確実に反論をしたかったです。ドラマの批評や賛辞はドラマ自体に向けたものであり、そこに原作者をあえて云々する必要はないと思います。

3. チオモニ関連

チオモニという言葉は、一体どこまで使用されるのでしょうか。

もちろん、キャスティングの過程で多くの言葉が行き交い、私が自制をお願いするほどだったため、単語の生成原因はよくわかっていますが、なぜドラマの広報でこの単語が使われるのでしょうか。

「彼の優れた演技力に全員が満足したドラマ 」という言葉の代わりに「チオモニも満足した演技力、チオモニも満足したドラマ」と書かれているのは、良いとばかりは思えません。

良い意味でもなく、原作を愛してくれた読者が懸念する姿を皮肉って作られたこの卑下的な言葉を必ずドラマと俳優の広報に使わなければならないのか疑問です。今や、広報記事がチオモニという言葉を大々的な流行語にしてくれたので、5年間も一緒に見ていてくれた私の読者の方は突然、良くないタイトルを一つ得ることになりました。彼らがいたからこそ、私は、これまで『恋はチーズ・イン・ザ・トラップ』を連載することができたし、この作品がドラマにまでなることができました。

率直に言って、原作者や原作に対する言及よりは、チオモニという言葉を使いながら広報がされる状況が最も不快です。ネットユーザーたちが互いにチオモニと名指して争うのは理解しますが、なぜ、記事のタイトルに、しかもプロモーション目的の記事のタイトルに、このような言葉を使わなければならないのか、惜しい気持ちだけです。

私は今、ドラマに介入しなかったということ以外は、ドラマに関連した記事は書かない考えです。多くの方々が努力したドラマなので、私が原作者という理由で、むやみにどうこう言うことはできないからです。

ありがたいことにキャラクターとよく似合う俳優の方々がキャスティングされ、それだけに熱心に演技をしていただきました。視聴者の方も、読者の方も、それぞれの方式と鑑賞でドラマを楽しんでいただければと思います。今、残り少ないドラマが有終の美を飾ることを願って、私も最後まで素晴らしい作品になるように努力します。まだ道のりはだいぶ残っています。一緒に見ていただければ幸いです。

長い文を読んでいただきありがとうございます。それでは、私は次の回の準備に行かせていただきます。
  • MBNスター ソ・ミンギョ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-02-25 10:14:56




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