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ソ・ガンジュン、「正反対の性格のペク・インホにたくさん悩みました」

ソ・ガンジュン インタビュー① 

  • ソ・ガンジュン、「正反対の性格のペク・インホにたくさん悩みました」
「ペク・インホと正反対です。表でしっかり表出せず、落ち着いた性格です。24年を生きてきてペク・インホのように怒ったことも、彼のように生きたこともなく悩みが多かったです。たくさん想像しました。毎日のように」

ソ・ガンジュンは先月末、ソウル江南区に位置するカフェで3月1日に放送終了したケーブルチャンネルtvNドラマ『チーズ・イン・ザ・トラップ』と俳優としての自身についての話を交わすインタビューを進行した。

『チーズ・イン・ザ・トラップ』にて将来を有望された天才ピアニストのペク・インホを演技したソ・ガンジュンは、自身とまったく違う性格を持つ人物を演技することに先立ってたくさん悩んだ。悩んだほどに彼はドラマの中で自然な演技で良い反応を引き出した。ひときわペク・インホにしっかり当てはまったソ・ガンジュンの姿は普段の彼の性格や行動を演技に相当部分反映しただろうと想像させたが、ソ・ガンジュンの答えは予想を裏切った。思い切った性格のペク・インホとは違い、落ち着いた性格だという彼の言葉に彼がどれだけたくさんの悩みと努力を注いだのか推測された。

「ペク・インホを通じて『正直さ』『気さくさ』を見せたいと思いました。インホの正直さが際立ち、ドラマの中のキャラクターではない自分の横に存在する頼もしく正直な友人のように感じさせたいと思いました」

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『チーズ・イン・ザ・トラップ』に登場する多数のキャラクターは平凡ではない性格で映し出された。他のドラマのように絶対的な善と悪に分かれるよりも、一人の人物が状況によって善となることも悪となることもあることを見せた。

「ドラマの中の人物たちが平凡ではないという言葉を多く聞きました。(一方で僕の場合)インホが理解され、彼の性格と行動が納得できます。インホは知れば知るほどに自由な人物です。思考と発想が自由です。インホがユ・ジョンをたった一人の友人と考えていたのに(高校時代に)一方的に話してユ・ジョンの誤解を買った。本当はインホの性格がとても思い切っています。一番重要なことは互いに家族のように愛し合っているという事実です」

学生時代、ペク・インホはユ・ジョンによって手を怪我し、自身のすべてと変わりないピアノを弾くことができなくなった。それでもペク・インホはユ・ジョンにひどく接したりも、だからといって近くで接したりもしない。ソ・ガンジュンはそんなペク・インホをどう考えただろうか。

「(そのことがあり)6年という時間が過ぎました。とても長い時間です。(ペク・インホは)すべてを諦めて生きていました。手をそうしたユ・ジョンが誘導する通りに。(インホにとって)ユ・ジョンは本当に大切な存在です。両親が亡くなり、残ったのは友人と姉ペク・インハ、会長だけだったのに裏切られた気持ちが大きく全てを捨てて去りました。(ペク・インホは彼らを)本当に恋しがったと思います。一人で戦々恐々とし、工事現場を巡りながら暮らしてみて、インホ自身は彼らを恋しがっているということに気づくことができなかったでしょう。殺したいほどに憎かったユ・ジョンが6年ぶりに会ったときに『本当に悪かった』と一言だけ言っていれば気持ちは晴れて、たくさんのことが下ろされたと思います」

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『チーズ・イン・ザ・トラップ』は原作であるウェブトゥーンの人気により、ドラマ化されるというニュースが聞こえるや大きな関心を集めた。そのためかドラマがたった2回の放送を残して配役の分量に対する論難もあった。

「話の流れ上、人物ごとにストーリーが出たようです。ユ・ジョン、インホ、インハ、ホン・ソルなど個人のストーリーが映し出される過程にて、大衆が残念に思い寂しく思われたようです。そんな気持ちが理解でき、僕もまた寂しいです」

過去に彼はドラマ『華政』で演技力論難に包まれてつらい時間を過ごさねばならなかった。そんな彼が今回のドラマでは目に飛び込む活躍を見せた。大衆もやはり彼の姿を見守り、拍手を送った。

「今回スタッフ、先輩や仲間の方たちからたくさん助けられて成長することができました。(『華政』と)ジャンルがとても違います。ペク・インホと年齢も近く、時代的な背景も現在であるためより共感ができました。たくさん学びもしました。『華政』のときに演技力論難を体験しましたが、史劇を避けたくはありません。もう一度大きく転ぶかもしれませんが避けたくはありません。負けん気も生じますし。『華政』以降に経験が詰まれれば、必ずもう一度出たいという話をたくさんしました。機会に出会い、良い評価を受けられれば誇らしいと思います」
  • シックニュース チェ・ジョンウン記者 / 写真=クォン・グァンイル記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-03-06 10:24:00




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