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イ・ソジンが振り返る「結婚契約」…「最初は自分のキャラクターが嫌だった」

インタビュー②/③ 

※この記事は「インタビュー①」からの続きです。

  • イ・ソジンが振り返る「結婚契約」…「最初は自分のキャラクターが嫌だった」
「『結婚契約』がしっかり終わって幸いです。俳優として気分が良く、視聴率もその程度であれば良いと思います。多くの方が関心を持ってくださり嬉しく思います。開始するときにはうまくいくとは思いませんでしたが、こうして良い話を聞くのは久しぶりです」

MBC週末ドラマ『結婚契約』を終えた俳優イ・ソジンの顔には笑顔が咲き開いた。彼が2014年KBS2TV『とても良い時代』以降に選んだ作品であったが、最初には制作陣のキャスティングオファーを拒んだりもした。

「最初に台本を受け取ったときにはとても典型的なラブストーリーでした。台本よりもとても優しい私のキャラクターに不満がありました。良い人間の物語の結末も明らかなものに見えませんか。キム・ジンミンPDとチョン・ユギョン作家に意見を伝え、3日後には台本を修正しました。とても感動しこれからはキャラクターについて話はしないと約束し、出演することにしました」

イ・ソジンが『結婚契約』にて演じたハン・ジフンはすべてのことに冷静だが、カン・ヘス(ユイ扮)と出会った後に愛と生の意味に気づく人物だ。脳腫瘍で命の火が消えかかっているカン・ヘスと、彼女を見守るハン・ジフンの関係は視聴者の涙腺を刺激した。

「ハン・ジフンのように愛することは難しいでしょう。演技してみると愛について情熱が溢れていた時期も思い出されました。これからはそんな愛は難しいんじゃないかな?だからドラマでだけでも存分にしました。余韻の長い作品でしたが、ユイの熱愛のニュースにさっと整理されたようです。はは」

『結婚契約』が放送終了した後、ユイが俳優イ・サンユンと熱愛中であると伝えられた。イ・ソジンはこれと関連して「撮影しているときには交際の事実を知らなかった」としながらも「性格が明るく作品をしている間しっかり耐えてくれた」と賞賛した。

ユイはこの作品にて俳優として一層成熟した演技を見せた。余命いくらもない人生だが、その中で希望の綱を手放さない感情線をしっかり描いた。イ・ソジンのナレーションで終わった結末にて制作陣はエンディングの役割を視聴者に引き渡した。

「最終回の台本が出る前にキムPDと『結末は美しく、笑顔になれるが涙も流せればと思う』という言葉を話しました。チョン作家にも『奇跡が起こってカン・ヘスが生き残ったとすれば、この作品はやらない』と言いました。はは。結局その程度の結末で良かったと思います」

1999年SBS『波上の家』でデビューしたイ・ソジンはMBC『チェオクの剣(茶母)』、『火の鳥』、『イ・サン』など視聴者の記憶に残る作品に出演してきた。17年間ずっと活動をしてきた。彼は良い作品と演出に出会ったことは幸運だと話した。

「遅れて活動したことに比べて運が良かった。うまくいく作品が他の俳優よりも多かったと思いますね。俳優の演技を引き出す演出者と出会いました。『結婚契約』のキム・ジンミンPDと作業するときにも継続する注文に苦労もしましたが、演技について考える機会となりました」

  • イ・ソジンが振り返る「結婚契約」…「最初は自分のキャラクターが嫌だった」
  • スタートゥデイ ハン・イング記者
  • 入力 2016-05-06 09:59:46




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