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エンタメ > 韓国ドラマ > 「テバク」折り返し地点回り後半戦へ…重要なキーワード3
SBS月火ドラマ『テバク』(脚本クォン・スンギュ / 演出ナム・ゴン、パク・ソンホ)が半分の放送を終え、折り返し地点を回った。
デギル(チャン・グンソク扮)の波乱万丈な運命、ヨニングン(ヨ・ジング扮 / 後の英祖)の玉座に向けた成長、このすべての盤を揺るがすイ・インジャ(チョン・グァンリョル扮)と粛宗(チェ・ミンス扮)の対決などを絡みつくように描き出した『テバク』は、最近の放送分で人物関係が爆発し、劇的に面白みを増している。これから解き明かされていく話は何なのか、どのような点を注視するべきなのか視聴ポイントを調べた。
▶ デギル-ヨニングン、出生の秘密をいつ知るのか?
デギルは宮で生まれた王の息子だが、母・淑嬪チェ氏(ユン・ジンソ扮)によって宮の外に追い出された。誰よりも粛宗のカリスマと非凡な度胸はそっくりだが、宮の外で数回死の峠を越えて生きてきた。粛宗と淑嬪チェ氏のまた別の息子ヨニングンとも出会った。
視聴者はデギルが粛宗と淑嬪チェ氏の息子であることをすべて知っている。しかし、劇中のデギルとヨニングンだけが、このような出生の秘密を知らない。それにもかかわらず、運命のように兄弟は出会い、手を取り合った。「出生の秘密」は、兄弟の運命に新しい波乱をもたらすものと見られる。
▶ 共通の敵イ・インジャ、兄弟の爽快な反撃
デギルとヨニングンはそれぞれ別の理由でイ・インジャに刀を向けている。デギルにとってイ・インジャは育ててくれた父ペク・マングムを死に追いやった怨讐だ。ヨニングンにとってイ・インジャは粛宗をないがしろにし、玉座を狙う反逆者であり、恋慕の情を抱いたダムソの父を死なせた人物だ。
イ・インジャを討とうとする気持ちは同じだ。だから協力した兄弟は、それぞれの方法でイ・インジャの息の根を止めようとしている。いかさま師であるデギルは勝負で、王の息子であるヨニングンは刀と政治で。既にイ・インジャの片方の足のようなユクグィシン(チョ・ギョンフン扮)を討った兄弟が本格的に繰り広げる反撃とその中で表現されるブロマンスが期待される。
▶ 絡み合うロマンスの行方
デギルは一目でダムソに惚れた。しかし、イ・インジャのために強引にダムソを押し出した。ヨニングンはまた、ダムソに向かって切ない心を抱き始めた。ダムソが粛宗を殺すために宮に侵入した日、一緒に宮の外に出て、負傷したダムソを治療し、一晩を明かした。ダムソをめぐり兄弟が対抗することになった。
この時、また1人の女性が現れた。デギルと塩田で奴隷として出会ったケ・ソリム(キム・ガウン扮)は、デギルのそばに留まることにした。しかし、ソリムが愛する人は死を避けられない運命を持って生まれた。デギルの命を守るためにソリムが離れるのか、ソリムの存在がデギル-ダムソ- ヨニングンの三角ロマンスにどのような影響を与えるのか注目される。
一方、『テバク』は捨てられた王子デギルと彼の弟ヨニングンがイ・インジャから玉座を守る話だ。折り返し地点を回り、劇的な展開を予告した『テバク』13話は9日午後10時に放送される。