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シン・ジェハが「怪物新人」と呼ばれる理由


  • シン・ジェハが「怪物新人」と呼ばれる理由

プロローグ
きさくな笑顔と母性本能をくすぐる犬のような瞳。けれど私たちは騙された。純粋無垢な青年だと思っていたが「度胸」でしっかり固められた男ではないか。

2014年映画『これが僕たちの最後だ』をはじめとして3年間で11の作品に出演しフィルモグラフィーを積み上げてきたシン・ジェハ(23)だ。「怪物新人」と呼ばれる彼の演技には正直な正確ほどに「人口調味料」が無い。同性愛演技(『これが僕たちの最後だ』)からいつも2等の悔しさを見せる姿(『ページ・ターナー』)まで。ありのままに自身の配役に溶け込み作品のキャラクターと100%渾然一体となるパワーを見せた。ジスに似ているため頻繁に勘違いするが、これからは確実に自分だけの存在感を見せるときがきた。「加飾は嫌だ!」と叫び、真実と淡白なトークを見せたシン・ジェハの魅力の中にすっぱりと嵌ってみよう。本格、新人推奨インタビューを開始させる。

記者:2016年、瞬きする暇もないほど忙しい日々を過ぎしているシン・ジェハさんにお越しいただきました。声がとても素敵ですね。ラジオDJと会話しているようです。

シン・ジェハ:褒めすぎですよ(笑)。作品の中のキャラクターごとに声に少し変化を与えています。会話の声と作品の中の声が少し違う点をお許しください。

記者:どちらも素敵です(笑)。ところで『ミステリー新入生』から『記憶』、『ページ・ターナー』、『ゴッホ、星が輝く夜に』まで今年は本当に忙しく過ごしているようです。このままだと多作俳優に頭角しそうですね。

シン・ジェハ:デビューから多様な作品に参加してきましたが、端役出演が多かったです。けれど休まずオーディションに通いました。新人のため作品が向こうから入ってはきませんから。そして休むこともあまり好きではありません。考えなくても良いどうでも良いことを考える時があるんです。今はまだ粘り強く演技がしたいです。

記者:オーディションでは主にどんな姿を見せようとしていますか?

シン・ジェハ:正直さです。こんなこともありました。監督が「作品についてどう考えている」と尋ねた際に「中間でこんなキャラクターは邪魔になると思います」と答えたことがありました。もともとそんなに正直なのかと驚かれました。敏感なラインを触れない線で僕の考えを飾り無く話すことが正解だと思います。

記者:シン・ジェハと作業していないスタッフはいても、一度だけ作業したスタッフはいないという噂があるそうですね。

シン・ジェハ:どこでそんな話を聞いたんですか?恥ずかしいですね。腕は内側に曲がる(博愛 は我が家から始まる)と僕らの代表がそんな言葉を言って回っているようです(笑)。『ページ・ターナー』と『ゴッホ』は作家と監督が先に呼んでくださいました。きっとそんなことにより、そんな言葉を仰ったのではないかと思います。

記者:作家と監督から愛される自分だけの秘訣があるとすれば?

シン・ジェハ:現場では常に末っ子のためか、雰囲気を明るくしようという努力をします。そんな姿が可愛く見えるようです。今まで先輩と撮影をしながらも気後れしたり、雰囲気が重かったことはなかったと思います。良いかたがたと作業できとても感謝しています。

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記者:学生時代に外国語高校入学を準備したと聞きました。演技者になろうと決意した理由は?

シン・ジェハ:その時は一日3、4時間だけ寝て外国語高校入学の準備をしました。父親が心配な気持ちから気分転換しろとミュージカルを見せてくれたのですが、何ということでしょう!一発殴られたような衝撃を受けました。

記者:衝撃とは?

シン・ジェハ:「別の世界の人々のようだ」、「あの人たちはどれだけの努力を共にしながら舞台を作り出したのか」という考えが沸きました。本当に胸が高鳴り、面白く見ました。結局外国語高校には落ちて人文系に進学したのですが、ずっと思い出すんです。いったん、高1までは勉強を一生懸命にし、長期的に考えるようになりました。そのうち両親の許しも得て芸術高校の試験を受けました。

記者:両親の反対はありませんでしたか?

シン・ジェハ:無いはず無いじゃないですか。大騒ぎでしたよ(笑)。父親に話すや罵声が飛びました。初めて手があがりました。僕が考えても怒ると思います。しっかり学校に通っていた子どもが突然芸術高校に行くと言い出すんですから。実際には僕が芸術高校に行かなければ学校を自主退学せねばという状況まで先に作っておいたんです。どうしようもないでしょう。その後に成績をしっかり維持するという約束をして芸術高校で本格的に演技を学ぶことになりました。

記者:決断力がすごいですね。勉強に対する未練はありませんか?

シン・ジェハ:ありません。僕は本当に高1の時まで一生懸命に勉強をし、また人々から認められてきましたから。あ、当時つるんでいた友人たちがいるのですが、人々が「あいつらは勉強しない奴ら」という視線で見るんです。だから「遊ぶ奴らも勉強ができることを見せてやろう」という考えを硬く決意しました。だから人々から認められ、僕は未練はないです。敢えて言えば父が学科だけでも別の分野に通えと話したときがありました。今通っている科が演劇映画科なのですが、今はその言葉を聞いていればという気持ちにもなります。別の科に対する好奇心が沸くんです。俳優は多様なことを学び経験すれば良いことですから。

記者:父親とたくさん会話するようですね。

シン・ジェハ:互いに力強い味方だと思います。世界で一番好きで尊敬する人物は父です。友人のように距離感がなく、悩み相談も頻繁にします。他の人たちからアドバイスを聞いても最後にはいつも父と一緒に会話することで終わります。

記者:テレビに出るところを見て父親はどんな反応ですか?

シン・ジェハ:一番喜んでいます。所属事務所に入るときにしても心配されていたのですが、モニタリングも全部してくださいます。社会人として一言の重要性も強調してくれます。今はただただ嬉しく不思議なようです。

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記者:仕事をしていないときには何をしていますか?

シン・ジェハ:歌を歌ったり運動をします。

記者:趣味が歌と運動なんですね。

シン・ジェハ:そうです。どこでも歌う人がいるでしょう?僕がそんなスタイルです(笑)。運動はもともとアイスホッケー選手だったんです。ですから2年前までは一週間に一度しっかりとやっていたのですが、今は時間的に余裕がなく出来ずにいます。残念です。あ、また俳優仲間に会って話しをすることも好きです。

記者:ジス氏と似ているという話もたくさん聞くでしょう?

シン・ジェハ:その話は本当に良く効きます。けれど僕らは「密着ショット」を撮っても全然どこが似ているのか分かりません。一体どこが似ているんでしょう?

記者:だとすればジス氏と違う自分だけの魅力は何がありますか?

シン・ジェハ:もちろん声です!また物憂げに見える目と正直さです。

記者:やはり声に対する強い自信があるんですね。けれど物憂げに見える目とは?

シン・ジェハ:撮影現場に行くと頻繁に事情があるように見える目だという言葉を聞きます。どこか面倒を見てやらねばいけないような、慰めてやらねばいけないような雰囲気だそうです。けれどつらいことをたくさん経験したキャラクターを演技するときには僕の目が大きく作用するようで気に入っています。

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記者:演技人生のロールモデルがいるとすれば。

シン・ジェハ:チョ・スンウ先輩です。ミュージカル、映画、ドラマすべて多方面で活躍していらっしゃるじゃないですか。先輩が進まれた道が僕がこれから進もうとしている道です。公演もたくさん見に行きましたが、必ず一度お会いしたいです(笑)

記者:すぐに会えることを祈っています。大衆にどんな俳優として認識されたいですか?

シン・ジェハ:僕の座右の銘が「往還をかぶろうとする者、その重さに耐えろ」です。作品から来る重みと責任感を常に心の中に刻もうと努力しています。これ以上は子どもではありませんから。作品で僕が演じる役を完璧に消化したいという欲心が大きくあります。ですから多くの方々が作品に登場する僕のキャラクターとして僕を記憶してくだされば嬉しいです。

記者:必ず演じてみたい役は?

シン・ジェハ:史劇を必ずやってみたいです。もともと史劇が好きなのですが、自然とロマンが生まれました。坊ちゃんのような役ではなく武士に挑戦してみたいです。もちろん「武士ムヒュル」といった役は少し大変そうですが、しなやかな刺客役は大丈夫だと思うんです(笑)

記者:今年の目標は?

シン・ジェハ:年末の授賞式に行ってみたいです。その場所は候補者だけが招待を受けて行く場所ですが、本当に今回は必ずや参加してみたいです。
  • スタートゥデイ イ・ジョンヨン記者 / 写真=ユ・ヨンソク記者
  • 入力 2016-05-29 10:11:05