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イ・ギウ、「イ・ソンミン先輩の近くにいるジュノたちが羨ましかった」


  • イ・ギウ、「イ・ソンミン先輩の近くにいるジュノたちが羨ましかった」
俳優イ・ギウはtvNドラマ『記憶』にて野球バットを振り回し、本心の分からない微笑を見せるシン・ヨンジンを演じた。韓国グループ系列会社の副社長として権力を握る彼は安打を飛ばす打者のように権力をあちこちに飛び散らした。初めて悪役を演じたイ・ギウは『記憶』というチャンスに「空振り」したくなかった。

「『記憶』とシン・ヨンジンからは抜け出しましたが、スタッフと共にした良い記憶からは抜け出せずにいます。現場病にかかったままです。パク・チャンホンPDが最初の出会いから放送終了日までしっかり面倒を見てくださいました。若い俳優を自分の子供のように大切にしてくださり、楽しく作品を撮影しました」

すっきりとした外見のイ・ギウは『記憶』にて希望スーパー殺人事件の被疑者として登場した。皮が剥かれるように真実と共にシン・ヨンジンの悪行も表面に露になった。シン・ヨンジンは最終的には崩壊したが、イ・ギウには成長の力強い土台となった。

「監督と会った翌日すぐにキャスティングされました。フィギュアがいっぱいのシン・ヨンジンの部屋のセットが完成される前まで制作陣とシン・ヨンジンのキャラクターを論議しました。これまでの作品の悪役と違って表現したく、セットの図面を見て研究したりもしました」

イ・ギウは撮影開始前にパクPDと描いたシン・ヨンジンの姿に従った。イ・ソンミン(パク・テソク役)と作品序盤に対決する際、シン・ヨンジンが起こる場面を失笑に変えたことが唯一の修正だった。毎回華やかなスーツを着たり、苦笑いすることもシン・ヨンジンを表現しようとする方法だった。

「構図上、必要な悪役に見えることは嫌でした。台本を読みながら台詞の間に必要な諮問を作ったり、表情も強くしました。相手の首を絞めて配下に入れようとするシン・ヨンジンの微笑も研究しました」

『記憶』は2.3%の視聴率で作品に比べて残念な成績を残した。パクPDの構図と映像美を生かした演出、キム・ジウ作家の力強いストーリーの仕組みがあったが、「アルツハイマーを患う弁護士」というテーマが多少重かったためだ。16部作で幕を閉じることも中盤部からスピードを増した状況を描ききるには無理がかかった。

「『記憶』は本当は20部作で準備した作品だったそうです。16話で終わらねばならなかったため、捨てねばならないものを収拾することに急いだ感がありました。幸いに実力のある制作陣と俳優のおかげで4話分を縮小したものとしては、押し付けて終わってはいないように思います」

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イ・ギウはシン・ヨンジンについて「常に事件と連関した台風の目にはできませんでした。周辺にとっついてばかりいました」と残念がった。彼はそれほどに悪役であるシン・ヨンジンに向かう愛着が他ならなかった。制限された役だけを消化してデビュー13年目にして望んだ役と出会ったためだ。

「これまで本当に悪役をやりたかったんです。シン・ヨンジンを演技した後には演技に対する渇望と別の役に向かう好奇心、欲求が生まれました。大多数の善良な人々の中で少数の悪役を表現するためには、もっと勉強せねばならないことも知りました」

悪役に出会ったイ・ギウは初めて「体の使い方」を会得していった。よくいる悪役とは違いながらも、表情と動作を細かに解かねばならなかった。フィギュアが並んだ事務所にて主に撮影せねばならないことも状況よりも人物が目立たなければならない理由となった。彼は現場ではイ・ソンミンに学び、撮影が無いときには先輩俳優の作品演技を参考にした。

「イ・ソンミン先輩は後輩たちが良く理解し、出来るようにするスキルと配慮があります。イ・ジュノとユン・ソヒが本当に羨ましかったです。イ・ソンミン先輩と常にくっついているしかなかったでしょう。私は常にロボットや秘書の横にいました(笑)。作品後半に進むほどに『観相師』や『新世界』のイ・ジョンジェ先輩やパク・ソンウン先輩の演技を参考にしました」

シン・ヨンジンが野球の熱狂的なファンであり、バットを振ることは彼が希望スーパー殺人事件の犯人だという複線だった。しかしイ・ギウは「本当は野球はあまり好きではなく、バットを持ったこともありませんでした。後半部で野球する場面が出るんじゃないかと思い、スウィングの練習もしました」と話した。このように彼にとって『記憶』の各シーンはすべてが大切なチャンスだった。

モデルとしてデビューしたイ・ギウは2003年に映画『ラブストーリー』で俳優としての第一歩を踏み出した。大学入学後にモデル生活をしている中で偶然のきっかけでオーディションを受けた。「背の高い奴が一人必要だ」というクァク・ジェヨン監督の要求にぴったりと合った人物だった。演技経歴がまったくなかったイ・ギウの発展する姿にクァク監督の気持ちも開いた。

「台本を受け取って初めて演技練習をしました。監督がオーディションの機会を4回もくださいました。チョ・スンウ先輩と身長差が大きいほどに良いと言われましたが、私の演技は粗末なものでした。それでも監督がオーディションをするたびに良くなる姿に『使ってもよさそうだ』と判断してくださったそうです。編集過程で映画の過去部分が浮き彫りになり、映画関係者の目に留まりました」

10年以上作品を通じてファンたちと出会ってきたイ・ギウはこのような着実な活動が返って残念だと話した。ひたすらに演技をしてきたが、俳優として一段階成長することができなかったという意味だ。彼にとって『記憶』は成長のきっかけとなった。

「今のように10年間熱心にやっていれば、今の結果は違っていたのではないかと思います。私の努力や周辺の環境によって成長のチャンスを逃していました。『記憶』というまた一度のチャンスが来たのですから、ただ空振りしてはいけないと思いました。演技えの欲心が生まれました。気分の良い春です。これからは後輩たちがベンチマーキングする印象的な演技をすることが夢です」

  • イ・ギウ、「イ・ソンミン先輩の近くにいるジュノたちが羨ましかった」
  • スタートゥデイ ハン・イング記者
  • 入力 2016-05-28 07:15:02