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「テバク」17話 ユン・ジンソの死、代わりにチョン・グァンリョルが生き残った

「テバク」17話 

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  • 「テバク」17話 ユン・ジンソの死、代わりにチョン・グァンリョルが生き残った
『テバク』の展開が嵐のような激しさを見せ、俳優たちの演技は視聴者が息を呑むような迫力を見せた。

23日に放送されたSBS月火ドラマ『テバク』17話では、淑嬪チェ氏(ユン・ジンソ扮)の死、イ・インジャ(チョン・グァンリョル扮)の起死回生、ペク・マングム(イ・ムンシク扮)の生存、粛宗(チェ・ミンス扮)の怒りと動揺など、大型の事件が吹き荒れた。

この日、デギル(チャン・グンソク扮)は父親のペク・マングムの御棺の蓋を開き、衝撃に陥った。御棺の中にはペク・マングムの遺体の代わりに、引き裂かれた恵民署の診療記録の紙だけが入っていた。デギルは驚いてイ・インジャと恵民署を訪れてペク・マングムの生存を確認した。弓に打たれて倒れた時に、誰もが死んだと思ったがペク・マングムが生きていた。これにデギルが動揺すると、ヨニングン(ヨ・ジング扮)も不安に包まれた。

一方、粛宗はヨニングンに、すべての軍事権を付与して、必ずイ・インジャを殺せと命じた。粛宗の命令により、ヨニングンは世子(ヒョヌ扮)を訪ねて、決してイ・インジャの命を救ってはならないと話した。そして、イ・インジャが処刑されるまで、世子が出てくることができないよう兵士を配置した。世子とヨニングン兄弟の対立が激化した瞬間だった。

イ・インジャの処刑当日、デギルとヨニングンは淑嬪チェ氏を訪ねた。淑嬪チェ氏は胸の痛む2人の息子を見て、2人が力を合わせるべきだと訴えた。その足でデギルとヨニングンはイ・インジャの処刑場に向かい、淑嬪チェ氏はまっすぐに座ってイ・インジャの死を待った。

処刑の瞬間が近付くと、イ・インジャでさえ不安に震えた。デギルは過去、キム・チェゴン(アン・ギルガン扮)が粛宗から受けとった「求生牌」を握って悩んだ。ペク・マングムを見つけるためには、イ・インジャを生かすべきなのではないかと激しく考えて、また考えた。しかし、その瞬間、遠くに笠をかぶって見つめているペク・マングムを目撃した。デギルは笑顔を浮かべてイ・インジャの最後を待っていた。ヨニングンも待ち望んでいたイ・インジャの死の前に、揺れることなく立っていた。

イ・インジャの首に刀が触れる直前、淑嬪チェ氏が死亡したという悲報が伝えられた。淑嬪チェ氏の死亡により刑執行が停止され、ヨニングンは直接刀を振りかざして怒ったが、心配したデギルが止めに入った。2人の兄弟は、息を引き取った淑嬪チェ氏の前で悲しみの涙を流した。哀れな2人の兄弟の姿は、お茶の間まで涙で染めた。

しかし、ここで終わらなかった。淑嬪チェ氏の死後、世子がイ・インジャの刑執行を停止することを命じた。粛宗は世子を呼んで怒った。これまで、粛宗の前では堂々と話すことのできなかった世子が、この日は過去の恨みまで吐き出すと、イ・インジャを生かしてほしいと言い出した。粛宗が刀を持って世子に近づいたとき、突然痛みに襲われて身をよじりながら倒れた。

この日の『テバク』は、嵐のような展開を見せた。2人の息子に会って、ようやく本心を語ることのできた淑嬪チェ氏が死んだ。蛇のようなイ・インジャは淑嬪チェ氏の死をチャンスにして死を免れた。一方、疑問を生んでいたペク・マングムの生存が確認され、粛宗すら倒れる衝撃的な状況が繰り広げられた。嵐のような展開はドラマに対する好奇心を刺激し、視聴者をひきつけた。

そして、この嵐のような展開を完成させたのが俳優たちの「狂った演技力」だった。死を前にしたイ・インジャの狂気、パク・マングムの生存をめぐり悩むデギル、母の淑嬪チェ氏の死後、胸の痛みにもがき悲しむデギルとヨニングンの同じようで違う姿、息子である世子に怒った粛宗の暴走まで。俳優たちは、変化する状況にあわせて、感情はもちろん目つき、呼吸まで変化させており、没入度を高めた。

一方、母親を失ったデギルとヨニングン兄弟がどのように変化するのか、ペク・マングムが生きていながら現れなかった本当の理由が何なのか、また、粛宗の健康悪化がどのような波乱を呼び起こすのか、好奇心を増幅させている。

『テバク』の18話は24日夜10時に放送される。
  • O2CNI / 写真=SBS
  • 入力 2016-05-24 10:40:00




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