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EXO、Super Junior など SMエンターテイメントが経験する成長痛


去る15日午後、コスダック市場。先月だけでも週に5万ウォンに肉迫していたSMエンターテイメントの株価がまっさかさまに落ちた。

この頃人気絶頂の12人組男性アイドルエキソ(EXO)の中国人メンバー、クリス(24、本名ウイパン)がSMエンターを相手に、専属契約を無効にして欲しいという訴訟をソウル中央地方法院に出したというニュースが伝えられてからだ。この日一日だけでSMの時価総額のうち600億ウォン(約6%)が蒸発した。

SMエンターやクリス、どちらか一方に味方するつもりはない。どちらも絶対善や絶対悪ではないだろう。芸能界の多くの関係者たちはこの問題を「持病」と指摘する。2009年にキム・ジェジュン、パク・ユチョン、キム・ジュンス(JYJ)がグループ「東方神起」から離れていった。

「スーパージュニア」の中国人メンバーのハンギョンも訴訟の末、SMと専属契約を解約した。クリスは今週末の初コンサートから不参加するものと見られる。クリスとSMの両方が、これまでのことをすっきりと明かさずにいる。いろいろな種類の噂や推測が生い茂る。「クリスは第1集活動の時から時々雲隠れし、他のメンバー達とあまり親しくなかった。文化的な差異を克服できなかった」(歌謡界関係者A)。「とくにSMのみ紛争が生じる理由は何だって?SMは“芸能界の士官学校”と呼ばれるほど練習と公演強度が強い」(歌謡界関係者B)。

JYJ、ハンギョン、クリスの共通点は、中国や日本などで人気が最上のときに紛争が生じたという点だ。

問題の核心はここにある。「アーティストの立場では、SM所属ではなくても金を掻き集めることができるのに、私生活までタイトに管理するSMにあえて居残る必要があるだろうか?危険を甘受して、新人に大規模な投資をしたSMの立場からは“頭の黒い獣はやはりおさえることができない”と憤慨しているだろう」(歌謡界関係者C)。

SMは韓流を導いていくグローバル企業だ。所属アーティストとの契約・管理システムを、この機会に再点検しなければならない。そうしないと株価はもちろん、SMへの信頼、Kポップの位相さえ墜落するだろう。600億ウォンは、その学習費用である。
  • 毎日経済_文化部=イ・ギチャン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-05-20 17:24:23




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