SMエンターテイメント「紛争の歴史」東方神起・スーパージュニアからEXOまで


国内3大企画社のうちの一つであるSMエンターテイメント(以下、SM)が最近、再び所属歌手のグループEXO-Mのクリスと紛争に巻き込まれた。これは東方神起・スーパージュニアに続き、SMに迫った3番目の契約関連の論難だ。SMに渦巻く相次ぐ紛争、どのように進んだのかその歴史を探ってみた。

▷東方神起 vs SM、東方神起とJYJ分裂化

日本のオリコンチャートをさらうのはもちろん、「最多」「最大」という単語が専用修飾語としてついていた東方神起が去る2009年、SMとの訴訟によりファンに衝撃を与えた。以降、東方神起は現在、これまでの「東方神起」というグループ名をそのまま使用するユノユノ・最強チャンミンと、「JYJ」として枝分かれして出たキム・ジェジュン、パク・ユチョン、キム・ジュンスに分かれ、活発な活動を繰り広げている。

JYJのキム・ジェジュン、パク・ユチョン、キム・ジュンスは去る2009年7月31日、SMを相手に専属契約効力停止の仮処分申請を提出した。3人のメンバーはSMを相手に「契約上、不合理な条件があるため、専属契約を解いてほしい」と要請した。これは、日本でアルバム分野を越え放送まで渉猟し、中国・タイなどアジア全域で人気を伸ばしていただけに大きな波紋が広がった。

とくに、全体メンバーでない一部のメンバーが訴訟に巻き込まれ、グループ内メンバーの見解の差まで可視化され痛みを患わった。当時、3人のメンバーは最も大きな問題として13年という契約期間が事実上、終身契約を意味するという点を挙げた。また、アルバム収益配分の条項と所属社が強行する過度な日程も指摘した。一方、3人のメンバーがともに切り回していた化粧品事業が、所属社との葛藤の主要原因だという意見も提起された。3人のメンバーは両親とともにした化粧品ブランドをランチングして売上を上げ、SM側がグループのイメージや製品の確実性を理由に、事業に対し否定的な反応を見せながら摩擦が問題の背景となった。

結果的に、東方神起という名前まで訴訟の争点になりながら、5人の東方神起は2人の東方神起と3人のJYJに分裂した。たとえ分かれはしたが訴訟後、2幕の芸能界生活をしながら俳優としても活動し、領域を広げた。

▷スーパージュニアのハンギョン vs SM、脱退後、中国で独自的に活動

同じ年の12月、スーパージュニアの中国人メンバーだったハンギョンも、SMエンターテイメントを相手に専属契約効力停止の仮処分申請ならびに専属契約効力の不存在確認訴訟を提起し、原告勝訴の判決を受けた。ハンギョンは、13年という専属契約期間があまりにも長く、契約期間違反時、所属社側に償わなければならない損害賠償額があまりにも過多だという意見を出した。

ハンギョンは一審判決で勝訴し、以降「訴訟の過程でSMと合意をなした」とし、「法院に取り下げ書を提出し、訴訟を終結するようになった」という公式立場を出した。彼は訴訟1年後の2010年にスーパージュニアから脱退の手順を踏んだ。また、「韓国で活動計画がない」という見解を明らかにした後、現在まで中国で独自的に活動している。

彼は昨年、ある中国のプログラムとインタビューで「韓国でデビューした初めての外国芸能界だったため、法律が完璧でなかった。広告も撮影できず、一部の日程に参席できなかった」とし、「当時、ともに活動していた韓国メンバーたちが中国語ができないという事実に疲れた。彼らのせいで頭が痛かった」と活動中に経験した苦衷を吐露した。続いて「私は演技者になりたかったが、他のメンバーには演技をさせながら私はさせてもらえず、広告もくれなかった。そんな不満が積もって爆発した」とし、脱退の背景を明らかにしたりもした。

▷EXOのクリス vs SM、メンバーの意見の違いも表面化

EXOのクリスも中国系カナダ人の外国人メンバーで、ハンギョン脱退事態と類似するという反応を得ている。クリスは去る15日、SMを相手に専属契約効力の不存在確認訴訟を提起した。4年間の練習生生活を経て、2012年4月にEXOとしてデビューしてから2年後のことだ。

クリスもハンギョンと似ていて訴訟を提起した理由について「原告を付属品や統制の対象として扱った」とし、「収益の分配金支給時、SMが一方的に作成した計算表のみ提示し、具体的な説明や正常な資料を提供しなかった。高強度の業務に比べ経済的な困難を味わった」と明らかにした。

とくにEXOは最近、単独コンサートを目前に新しいアルバムで様々な放送社の音楽プログラム1位まで渉猟し、日ごとに人気を増していく時点であるため、さらに大きなもどかしさをさそった。これにより、EXOのメンバーはクリスのSNSを「アンフォロー」し、インタビューでもクリスを叱咤するような態度をみせ、チーム内の雰囲気も、これを見守るファンも瓦解している。

アイドルスターの共和国として芸能界を思いのままにするSMが、相次ぐ訴訟の矢を受けながらイメージと所属歌手の活動に打撃を受けている。訴訟のたびに「奴隷契約」「収益の不当な分配」などが言及されるなか、世論では所属社の一方的な「甲の横暴」のせいだという意見と、所属歌手の欲心のせいだという意見がぴんと対立している。
  • 毎日経済_スポーツソウルドットコム_キム・ギョンミンインターン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-05-19 07:30:02