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ハン・ジミン、シム・ウンギョン、パク・ポヨン 女優たちが歌合戦

『プランマン』ハン・ジミン、『怪しい彼女』シム・ウンギョン、『血沸く青春』パク・ポヨン/リップシンクしていた慣行脱し、俳優が直接歌う/心もとないのがむしろ魅力...歌が興行左右 

  • ハン・ジミン、シム・ウンギョン、パク・ポヨン 女優たちが歌合戦
  • 『プランマン』ではハン・ジミン

女優の歌合戦がスクリーンを熱くしている。1月の劇場街はスクリーンの中の歌合戦の決定版とも言える。9日に封切りした『プランマン』ではハン・ジミンが明るくて若々しいボーカル役として真っ先に制圧に乗り出した。22日に封切りする『怪しい彼女』のシム・ウンギョンと、同じ日に封切りする『血沸く青春』のパク・ポヨンも出師の表(出場意向)を出した。

女優たちは気取りをとって、優雅に「リップシンク」をしていた過去とは異なり、歌えなくても直接歌う「賭け」をいとわない。女優の音離れが頻繁になるほど、客席の雰囲気は明るくなる。『プランマン』でバンドのボーカル、ソジョンに扮したハン・ジミンは猟奇的なモダンロック・ジャンルを披露する。すべてのことを計画に沿って動くチョンソク(チョン・ジェヨン)に向かって呼ぶ「犬にあげちゃって!」は映画のハイライト。

「計画なんて立てないよ/時間も守らないよ/.../犬にあげちゃって/猫にあげちゃって/」

両手で猫耳を真似ながら「犬にあげちゃって」と過激に叫ぶ場面では、「かわいい」は感嘆詞が自然に出てくる。

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  • 『怪しい彼女』シム・ウンギョン

映画『怪しい彼女』のシム・ウンギョンも可愛さなら劣らない。魔法にかかって20代の体に戻った70代のお婆さんオドゥリ役を引き受けた彼女は「ロスアンジェルスに行く」を歌う。

「観光バスダンス」のように肩をふわふわとふって、頭からつま先までけいれんを起こしたようにプルプル震える●マクチュムはずっと見ていたい中毒性がある。

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  • 『血沸く青春』のパク・ポヨン

『加速スキャンダル』(2008)から「自由時代」をうたって視線をつかんだパク・ポヨンも再びマイクを握って関心を集める。

映画『血沸く青春』の不良暴力少女ヨンスクに扮した彼女はチュンギル(イ・ジョンソク)の心をつかむために、長期自慢の時間に「心弱く」を歌う。いつも悪口を口につけて生きていた少女が好きな異性の前で恥ずかしそうに歌う姿はいきいきとして可愛い魅力に迫ってくる。最近の映画で歌う場面は観客にプレゼントする「サービス次元」を離れ、プロットやキャラクターを表すキーポイントになっている。『怪しい彼女』で「紐育へ行くと」は青春に戻ったオドゥリの魅力をアピールする契機として機能する。この場面の後、バンドリーダーであるチハ(ジニョン)が「ぐるぐるを動かす歌」としオドゥリに潰され、オトゥリはバンドのボーカルとして選抜され「青春の黄金期」を再び迎えることになる。

『プランマン』でソジョンの歌う「犬にあげちゃって!」はクールで率直なソジョンの性格を現わし、また『血沸く青春』で「心弱くて」も外見は強いふりをするが、真実で密やかなヨンスクの内面を暗示する。

女優の歌は映画の「興行指標」だ。キム・ジョンウンが映画『家門の栄光』で歌った「私いつもあなたを」や、ソン・ユナが『光復節特赦』で歌った「ピンクのリップスティック」は映画の興行と重なり、爆発的な人気を得たことがある。

映画評論家のチョン・チャンイルは「女優たちの歌のシーンは‘反転魅力'をキャラクターに付与する」とし、「歌ほど目を引く良い要素はない」と語った。
  • 毎日経済_イ・ソンヒ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-01-14 17:06:12




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