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「W」のイ・ジョンソクとハン・ヒョジュが視聴者を揺さぶる…魔力を持つドラマ

「W」4話 

  • 「W」のイ・ジョンソクとハン・ヒョジュが視聴者を揺さぶる…魔力を持つドラマ
『W』の想像力は限界を知らない。イ・ジョンソク、ハン・ヒョジュが、吸引力あふれる演技で60分をフルに満たす『W』が空前絶後の「人生ドラマ」の誕生を知らせて、水木ドラマの絶対強者として浮上した。

特に、現実世界でウェブトゥーン(ウェブ漫画)「W」の中にドッキングしたハン・ヒョジュから、自分が生きている世界が現実ではなく、すべてニセモノだという事実を知ったイ・ジョンソク、すべてがフィクションだったことを悟った瞬間、止まってしまったウェブトゥーンの世界、そしてそのウェブトゥーンの世界からフレームを超えての現実の世界に飛び出して、ハン・ヒョジュを探すイ・ジョンソクの姿がスピーディーに描かれた。

去る28日に放送されたMBC水木ミニシリーズ『W』4話では、オ・ヨンジュ(ハン・ヒョジュ扮)の正体を知りたがったカン・チョル(イ・ジョンソク扮)が、自分が属している世界の真実を知り、混乱して、自分の生きている世界からフレームの外に出て、新しい世界と対面する姿を予告して、この先のストーリーに対する好奇心を増幅させた。

この日の放送は、一寸先も予測できない驚きと反転の連続に満ちていた。先立ってカン・チョルはオ・ヨンジュが違う世界の人であることを直感し、自分に起こった脈絡のない出来事に対する疑問をさらに膨らませた。そして、宇宙人なのかもしれない、他の世界の住人であるオ・ヨンジュが自分の「人生の鍵」であることを確信するようになり、さらに秘密の扉を開く唯一の存在に間違いないと信じるようになった。

カン・チョルは引き続きオ・ヨンジュの世界を知りたがったが、オ・ヨンジュはとてもカン・チョルがウェブトゥーン「W」の中にだけ存在するキャラクターだとは説明することができなかった。そんな中、オ・ヨンジュはカン・チョルの秘書ユン・ソヒ(チョン・ユジン扮)の仕掛けた罠により、カン・チョルを殺害しようとした罪で拘置所に収監された。ウェブトゥーンの世界では明らかにできる身元がないオ・ヨンジュは「作り出された」殺人者になる危機に瀕したが、このとき、カン・チョルがオ・ヨンジュに会うために拘置所を訪れた。

オ・ヨンジュはカン・チョルが「大変ですか」と尋ねると、否定して笑いながらも涙をこぼし、カン・チョルは「今、状況が絶望的です。私の質問に答えて、この場から消えてください」と言い、「オ・ヨンジュさんはどこからきましたか」と尋ねた。結局、オ・ヨンジュは「ソウルです。そこは私が暮らしているところで、ここはあなたが暮らしているところ」と話した。続いてカン・チョルは再度「あなたが暮らしている世界とは、いったい何ですか」と尋ね、オ・ヨンジュは「漫画の中です。ここでは漫画の中で、あなたは漫画の主人公です」と答え、煙のように消えた。

カン・チョルの額には、汗が浮かび、すべてのパズルのピースが一つずつはめられていった。カン・チョルは自分と一緒に家族を殺した犯人を見つけるのに苦労している「チャンネルW」の総責任者ソン・ヒョンソク(チャ・グァンス扮)との通話で「オ・ヨンジュに狂った話を聞きました」「本当にとんでもないペテン師でした」と言いながらも、瞳を震えさせた。そして、「オ・ヨンジュのでたらめに当てはめてみると、一気に脈絡が生れました。この世がすべてニセモノだというのです。完全に作られた世界です」とオ・ヨンジュから聞いた話を打ち明けた。

しかし、その瞬間ウェブトゥーン「W」の世界は停止した。主人公カン・チョルがフィクションであることを悟った瞬間、漫画の中の世界は、もはや動かずに止まってしまった。ただ、カン・チョルだけが時間が止まった世界にひとり残り、現実を自覚した罰を孤独に受けなければならなかった。しかし、それで終わりではなかった。ウェブトゥーンの世界で一人にな​​ってしまったカン・チョルの目の前に謎の未知なるフレームが現れた。カン・チョルは確信に満ちた目つきと一緒にフレーム内に歩いて入り、新しい世界と向き合った。彼は鋭く降り注ぐ雨の中をくぐって目的地でもあるかのように、力強く一歩ずつ足を運んだ。

このように『W』は、カン・チョルがウェブトゥーンの主人公であることを知り、現実の世界に飛び出す姿を1時間の中で描き出すなど、予測のできない展開を続けて視聴者たちの熱い反応を引き出した。それだけでなく、これまでは見られなかった「本物のマンチンナム(漫画から飛び出してきた男)」の登場とともに、自分の世界を認知して、現実の世界へと歩いて出てくるという想像もできなかった設定に、爆発的は反応を生み、次回への期待感を抱かせた。

『W』制作会社側は「4話のエンディングは、現実の世界へと踏み出したカン・チョルを筆頭に、また違うスタートを知らせる非常に重要な役割を果たした。想像すらできなかった非常に破格的なエンディングだった」とし「限界の存在しない想像力の所有者であるソン・ジェジョン作家と、その台本をリアルに作り上げたチョン・デユン監督の呼吸が輝くシーンの一つだった。ここに、イ・ジョンソク、ハン・ヒョジュの演技まで加わり、宝石のような4話が誕生した。これからも『W』に多くの関心と愛情をお願いする」と明らかにした。
  • MBNオンライン イシューチーム / 写真=MBC放送画面キャプチャー | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-07-29 09:40:17




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