トップ > エンタメ > スターフォーカス > キム・ソヨン、イ・ピルモからクァク・シヤンまで「賞賛天使」が話す

キム・ソヨン、イ・ピルモからクァク・シヤンまで「賞賛天使」が話す


  • キム・ソヨン、イ・ピルモからクァク・シヤンまで「賞賛天使」が話す
噂通りだった。「天使」と噂されるキム・ソヨンは言葉の最後には「ありがたい」、「お陰様です」を付けた。『家和萬事成』の演技を「好演」だと表現するや顔を赤くしながらいそいそと制作陣と周辺の仲間たちの話をするのに忙しい。「アザラシ拍手」までしながら他の俳優たちの演技を賞賛するキム・ソヨン、彼女は止められない「賞賛天使」だった。

キム・ソヨンは最近放送が終了したMBC週末ドラマ『家和萬事成』にてポン・ヘリョン役を演じた。「涙の女王」という別名がつくほどに幅広い感情を消化して51部作を駆け抜けたが、彼女は当の自分よりも他の俳優たちがずっと苦労したと声を高めた。キム・ソヨンは特に自分の「男たち」だったイ・サンウ、イ・ピルモを賞賛することに余念がなかった。

「イ・ピルモお兄さんは本当に『詐欺キャラクター』です。一ヶ月前から私が『演技の天才』を縮めて『演天』と読んでいます。『どうしたらあんなふうに演技するのか』という考えて、ほぼ『観覧』レベルになってお兄さんの演技を見つめたこともあります(笑)。イ・サンウお兄さんは本当に清涼で真実味のある人です。三人の相性が本当にぴったり合いました。二人とも私が相手役を考えたときに念頭に置いていた俳優だったのですが、共に演技し不思議でした。本当に二人のお陰で私がやりきることができたと思います」

キム・ソヨンは「『愛を信じます』でイ・ピルモお兄さんの眼差し演技が本当に素敵だったと考えていましたが、今回ドラマが終わりお兄さんが私に『キム・ソヨンという女優と一度演技をしてみたかった』と話してくれました」と不思議がった。イ・サンウ、イ・ピルモとの出会いはまさに「運命」のようだと信じている様子だ。そんな二人と呼吸を合わせた『家和萬事成』の結末にキム・ソヨンは満足感を感じたと話した。

「ポン・ヘリョンはユ・ヒョンギ(イ・ピルモ扮)が亡くなった1年後に自分を最後まで待ってくれたソ・ジゴン(イ・サンウ扮)と再会します。ユ・ヒョンギが一日でも幸福だったらと思いましたが、旅行地に到着することもできず、飛行機で死んだことはとても悲しかったです。それを除けばすべてハッピーエンドです。特にポン・ヘリョンはいつも弱くもどかしい女性でしたが、最後に短くても幸福になった姿が登場したので嬉しかったです。『この女性にいつになれば平穏な日常が来るか』と待っていました。半日でもポン・ヘリョンが幸福でいてくれて良かったです(笑)」

  • キム・ソヨン、イ・ピルモからクァク・シヤンまで「賞賛天使」が話す
イ・ピルモとイ・サンウだけでなく、『家和萬事成』にてポン・ヘリョンの母ペ・スクジャとして出演したウォン・ミギョンもまたキム・ソヨンには特別な人物だ。ウォン・ミギョンは14年ぶりにドラマに復帰した「往年の大スター」であるためだ。キム・ソヨンは「(ウォン・ミギョン)先生は本当に寛大で天使」だと手を叩いた。彼女は「私の母と目鼻立ちが似てらっしゃり、より母親のようでした」と笑顔を見せた。

「ウォン・ミギョン先生は後輩たちをとてもリラックスさせてくれ、少女のような方です。ドラマで私が早期閉経であることを知り、母親が『大丈夫』と話してくれる場面がありますが、先立って無理に笑いながら肩を落として背を向ける姿を見て涙が出ました。スタッフも戦死を見て全員泣きました。先生と共にした場面の中に宝石のような場面がたくさん出来ました。本当に光栄でした」

彼女はいつしかウォン・ミギョンから作品の中で義母チャン・ギョンオク役を演じたソ・イスクに「賞賛ウィルス」を移していった。キム・ソヨンはソ・イスクを思い浮かべて「私は本当に義母のファンです」と親指を立てた。ウォン・ミギョンには「天使先生」と話していたが、ソ・イスクには「実姉のような先輩」だと言う。作品ではポン・ヘリョンをあれほど苦しめたチャン・ギョンオクであったが、現実ではケミが際立つ先輩後輩の仲だった。

「ソ・イスク先輩は本当に性格が良いんです。リハーサルもたくさん合わせてくださり、より没頭できました。姉がとても演技が上手なので私の演技がさらに生きました。最後に義母が私にはじめて『すまない』と謝罪する場面があります。泣く場面ではないのにとても没頭して泣いてしまいました。それほどに演技の呼吸がよく合いました。このドラマをしながら『ベストケミ』を挙げるとすれば、私と義母ではないでしょうか」

  • キム・ソヨン、イ・ピルモからクァク・シヤンまで「賞賛天使」が話す
51部作を撮影し、8ヶ月間休みなく駆け抜けてきたキム・ソヨンだ。休みの日にはカフェでドラマと漫画本を見ることが唯一の楽しみという彼女に、最近良く見ているドラマはあるか質問すると「忙しく展開をすべて見ることができないけれど」と恥ずかしそうに答えながらドラマ『シグナル』と『また、オ・ヘヨン』までそれぞれドラマが出てきた。なぜかキム・ソヨンらしく笑いがこぼれた。

「ドラマ『シグナル』のチョ・ジヌン先輩を本当に好きなんです。先輩が出ている場面やインタビューをすべて探してみるほどにファンです。先日チョ・ジヌン先輩のインタビューい『演技するときにとても悩む』という内容があったのですが、『こんなに上手な方が悩むとは』と思いながら感動しました。その他に最近では『また、オ・ヘヨン』を見ながら俳優たちがどうしてこんなに爽やかに演技するのかなと考えました」

他のドラマの俳優たちを賞賛していたキム・ソヨンにふと『家和萬事成』と似た時間帯に放送するSBSドラマ『最後から二番目の恋』に出演する「ウギョル元夫」クァク・シヤンについて尋ねた。少しは躊躇するかと思ったが「うまくいっているところを見て私が誇らしく嬉しい」と明るく笑った。

「『家和萬事成』最終回の記事を見てシヤンが『暑い中お疲れ様』とメッセージを送ってくれました。『ウギョル』前もライジングスターでしたが、『ウギョル』後に多くの作品で出会うことになり、どこか私が誇らしく、うまくやっているかなと検索してしまいます。『ウギョル』をしていたときに『花道を歩くとはこんな気分なんだな』と思うほどに良かったんです。パートナーのお陰でした。だからシヤンがさらにうまくいってくれれば嬉しいですし、いつも応援しています」

こんな「天使」もいないだろう。自分に溢れる賞賛には恥ずかしがりながらも、他の人々に向かっては絶えず賞賛するキム・ソヨンだ。飾らない、真心で周辺の人々に接し、気兼ねなく溶け込むキム・ソヨンの姿にはただ感嘆がこぼれるほかになかった。彼女はやはり噂通り「天使」、単なる天使ではなく「賞賛天使」だった。
  • MBNスター ユ・ジヘ記者 / 写真提供=ナムアクターズ | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-08-28 14:01:57




      • facebook icon
      • twetter icon
      • RSSFeed icon
      • もっと! コリア