トップ > エンタメ > 韓国ドラマ > 「戦おう、幽霊」最終回、全員が笑った…気分の良いハッピーエンド

「戦おう、幽霊」最終回、全員が笑った…気分の良いハッピーエンド


▶ この記事にはドラマ本編の内容の一部が含まれています。

  • 「戦おう、幽霊」最終回、全員が笑った…気分の良いハッピーエンド
ぞっとする雰囲気とロマンスが融合し愛されたtvN月火ドラマ『戦おう、幽霊』の最終回はまさに「総合ギフトセット」のようだった。

30日放送された『戦おう、幽霊』ではチュ・ヘソン(クォン・ユル扮)の体に入り込んでいた悪鬼が消え去り、その後の話が描かれた。

悪鬼が消えたヘソンは静かになった。本人の意思ではなかったが、一瞬でも悪い心を抱いたことにより多くの人々が死んだという事実を知り罪責の念にかられ、ついにはすべての罪を認めた。だからといってヘソンだけが悲劇なわけではなかった。日々ヘソンに申し訳ない気持ちがあった彼の母親は、彼と面会し差し入れをしたり日々彼のそばで力になることを決意する。そんな母親のためにヘソンは作業時間に作ったブローチをプレゼントし、プレゼントを受け取った母親は心から喜んだ。

悪鬼と向き合って最後まで戦ったパク・ボンパル(オク・テギョン扮)とキム・ヒョンジ(キム・ソヒョン扮)は平凡な日常に戻った。「おてんば幽霊」から人間の体に戻ったヒョンジは熱心に修学能力試験を準備したおかげでボンパルが通う大学に合格した。ボンパルと共にキャンパスカップルとなったヒョンジは時には言い争いもするが、甘さ溢れる学校生活を楽しんだ。最初はボンパルとの交際を反対していたヒョンジの母親も彼らの交際を正式に認め、こうして彼らは幸福な未来を描いていった。

ボンパルとヒョンジは退魔の仕事も継続させることを暗示した。平凡な生活に戻って以降、退魔について目を向けなかったボンパルとヒョンジであったが、退魔同好会スンデクッパプのチェ・チョンサン(カン・ギヨン扮)とキム・インラン(イ・ダウィッ扮)の薦めによりこれまで幽霊を通じて感じた切なくも温かい感情を思い出し、彼らのために退魔の道を歩むことを決定した。

先立って、ぞっとする幽霊扮装と悪鬼が憑依したヘソンとの激しい対立で緊張を高めた『戦おう、幽霊』が伝えた最後は「温かい日常」だった。これぞハッピーエンドの総合ギフトセットと呼べるほどに『戦おう、幽霊』に登場したすべてのキャラクターは各自の希望に満ちた未来を描き出した。

  • 「戦おう、幽霊」最終回、全員が笑った…気分の良いハッピーエンド
何よりも印象的だった場面は、悪人だったヘソンもまた傷を治癒し、これまで手にすることができなかった幸福を探し求めたことだ。幼い頃に家庭内暴力と幼児虐待の被害者だったヘソンは母親と自分を殴る父親に対する殺気を抱いた。悪鬼がその傷の隙に入り込みヘソンは悪人の道を歩むことになった。結局最後には自分が犯した悪行について罰を受けることになったヘソンだが、監獄の中で母親と真の愛と思いやりを受けることになり、徐々に傷を治癒していく姿を表現して深い感動を伝えた。

『戦おう、幽霊』を総合ギフトセットと表現したもう一つの理由がある。それは華やかなカメオ軍団が総出動して面白さを加えたことだ。スンデクッパプを訪れたクォン・ヒョクスを筆頭に『ブッとび!ヨンエさん』の主人公キム・ヒョンスク、ユン・ソヒョン、チョン・ジスンが登場して面白さを加えた。キム・ヒョンスクはミョンチョル僧侶(キム・サンホ扮)と小競り合いをする「偽者臭」がする巫女に、ユン・ソヒョンとチョン・ジスンは彼らを引き止める刑事として登場し笑いを誘った。

最後のカメオはユン・ドゥジュンだった。『戦おう、幽霊』パク・ジュンファPDの前作『ゴハン行こうよ』の主人公として出演したユン・ドゥジュンは再びク・デヨン役で出演、学生食堂で食事をするヒョンジの隣でこっそりと「ゴハン行こうよ」という同好会の広報をして見る人を笑わせた。ク・デヨンのキャラクターをしっかり生かしたカメオオファーは『ゴハン行こうよ』の前編を見ているような気分を与えたりもした。

各自のエピソードを持つ幽霊たちを通じて人々に対する思いやりを描いた『戦おう、幽霊』は最後の最後に人間に対する温かな視線で視聴者の心に穏やかな笑顔と感動を披露して退場した。
  • MBNスター クム・ピッナ記者 / 写真=tvN放送画面キャプチャー | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-08-31 10:51:30




      • facebook icon
      • twetter icon
      • RSSFeed icon
      • もっと! コリア