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「W」12話 イ・ジョンソク、現実と漫画を行き来して運命を開拓

「W」12話 

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  • 「W」12話 イ・ジョンソク、現実と漫画を行き来して運命を開拓
『W』イ・ジョンソクが確認された変数を通じて、自身をウェブトゥーン(ウェブ漫画)の世界にセルフ召喚し、真犯人を捕まえることに成功した。

31日放送されたMBC水木ドラマ『W』では「ウェブトゥーンW」34巻を通じて自身が漫画主人公であることを自覚したカン・チョル(イ・ジョンソク扮)がオ・ヨンジュ(ハン・ヒョジュ扮)とともに目の前に現れたフレームを通じて現実世界にドッキングする姿が描かれた。

カン・チョルとオ・ヨンジュは「ウェブトゥーンW」の作家でありオ・ヨンジュの父オ・ソンム(キム・ウィソン扮)の作業室に到着し、カン・チョルは真犯人に顔を奪われたオ・ソンムの姿を確認した。ウェブトゥーン世界にて一ヶ月の時間を経験したオ・ヨンジュは過労により倒れ、カン・チョルはオ・ヨンジュを安心させた後に急いでタブレットを分解した。真犯人が自分の後を追って現実世界に来ることが心配されたためだった。

カン・チョルは文学生パク・スボン(イ・ソオン扮)の助けにより、34巻以降の内容と自分がオ・ソンムに送った手紙、オ・ソンムとハッピーエンドのために計画したストーリーを確認した。カン・チョルはその後タブレットを再び組み立てて、真犯人との対話を試みた。真犯人はカン・チョルに「お前は主人公の資格喪失だ。殺人犯に逃亡者。お前はもう少しすれば消滅する。俺はお前が消えることだけを待っていればいい」と挑発した。

そんな中でカン・チョルはオ・ヨンジュと現実世界でのデートを楽しんだ。二人は哀切なキスと食事で甘い時間を送り、カン・チョルは消え行く自身の手を心配するオ・ヨンジュに自分とオ・ソンムの計画が失敗するしかなかった理由を打ち明けた。先立って真犯人がカン・チョルよりも先にウェブトゥーン世界を自覚しはじめ、オ・ソンムが真犯人を主人公にすると約束したのだった。

「夢に戻す時期を間違えた」と明かすカン・チョルは、オ・ヨンジュにもう一度絵を描いてほしいと願った。カン・チョルは最初の計画通りに宿敵であり国会議員のハン・チョルホ(パク・ウォンサン扮)が真犯人を殺すように誘導し、カン・チョルとオ・ヨンジュが結婚する脈絡のある「W」のハッピーエンドを完成させると宣言した。

ウェブトゥーンと現実が独立した二つの世界であるということに気づいたカン・チョルは、これまで確認された変数を利用した。まず登場人物の意思により現実世界の人物を召喚できるということを知ったカン・チョルは「今から俺が俺を召喚する。今この漫画の中に」という言葉とともにウェブトゥーンの世界に戻った。

カン・チョルは真犯人と熾烈な戦いの末に真犯人を捕まえることに成功し、警察に通報した後にオ・ヨンジュが描き出した車を利用して現場から抜け出した。続いてカン・チョルは腐敗した死体と遺書で自身の死を操作し、もともとウェブトゥーンの世界で女性主人公だったユン・ソヒ(チョン・ユジン扮)の設定をなくし自由を与えた。

それだけでなく、カン・チョルは現実世界から召喚された人物が一話が終われば再び現実世界に戻ることができることを利用して現実世界に復帰した。真犯人を捕まえて主人公の役割を果たしたカン・チョルは、自身の消滅を遅らせ、「つづく」という文字を確認した後に現実世界に戻ることができた。カン・チョルはオ・ヨンジュが描いてくれた結婚指輪を見て笑顔になり、オ・ヨンジュとデートを約束してハッピーエンドに少し近づいた。

このように自身が漫画主人公であることを自覚したカン・チョルは、オ・ヨンジュと力を合わせて「ウェブトゥーンW」の脈絡のあるハッピーエンドを作ることを決心し、これまでの変数を通じて真犯人を捕まえることに成功、ヒーローとしての役割を素晴らしく痛快に完成させて痛快な気持ちを与えた。
  • スタートゥデイ イシューチーム / 写真=MBC放送画面キャプチャー
  • 入力 2016-09-01 10:22:02




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