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エンタメ > 韓国ドラマ > 「空港に行く道」8話、キム・ハヌルとイ・サンユンの壊れた秘密…危なっかしい2人
▶ この記事にはドラマ本編の内容の一部が含まれています。
『空港に行く道』の秘密は壊れた。その波長はどのようなものだろうか。
KBS2水木ドラマ『空港に行く道』が折り返し地点を回った。きちんと積み重ねてきた登場人物たちの感情線が、大きな振幅で揺す振られ、登場人物たちを取り巻く状況も大きく変わり始めた。2つの大きな秘密が徐々に壊れてしまったことが、変化の起爆剤になった。
去る13日に放送された『空港に行く道』8話では、どうすることもできない感情でお互いに近づいたチェ・スア(キム・ハヌル扮)とソ・ドウ(イ・サンユン扮)の姿が描かれた。夜遅く会いたいというソ・ドウのメッセージに、がむしゃらに走って行ったチェ・スア。結局、2人は唇を合わせ、切ない感情を共有した。
しかし、2人の関係は完全に秘密にしておくことができなかった。堅かった秘密に亀裂が生じ、1人2人と2人の関係について薄々と知り始める。これが『空港に行く道』8話で破られてしまった最初の秘密だ。
ソ・ドウと時間を過ごした後、家に帰ってきたチェ・スアを待っている人は、友人であるソン・ミジン(チェ・ヨジン扮)だった。ソン・ミジンはチェ・スアには言えなかったが、過去にチェ・スアの夫であるパク・ジンソク(シン・ソンロク扮)と愛しあった仲だ。チェ・スアに自身とパク・ジンソクの過去を打ち明けられなかった申し訳なさを持っているソン・ミジンは、彼女の危険な変化に不安と気の毒さを感じた。
ソン・ミジンの前でチェ・スアは、「ただ私がすごく好きなの」と誰にも話せなかった自身の感情を爆発させた。そして、涙も流した。この時までは、ソン・ミジンはチェ・スアが話す男性の正体がソ・ドウだという事実を知らなかった。しかし、放送末尾にハン・ジウン(チェ・ソンヒョン扮)との対話を通じて、チェ・スアとソ・ドウの関係を直感した。そして、この会話を立ち聞きしていた人が、ソ・ドウの妻キム・ヘウォン(チャン・ヒジン扮)だ。
もう1つの秘密は、エニ(パク・ソヨン扮)の実の父親に関連することだ。これまで『空港に行く道』の視聴者が最も気がかりだったことのうち1つは、エニとキム・ヘウォンの関係だ。ソ・ドウは未婚の母だったキム・ヘウォンが、娘エニを1人で育てたと考えていた。そんな彼女と結婚し、エニを実の娘のように大事に思っていた。エニのために、ヘウォンに内緒でエニが実の父親に会えるように助けたりもした。
しかし、エニは亡くなり、エニの実の父親の存在は確認できなかった。しかし、ヘウォンとエニとの間の秘密が存在したことが『空港への道』8話で明らかになり始めた。キム・ヘウォンが子どもを産んだが、その子を育てたのはヘウォンではなく、子どもの実の父親だったことが明らかになったのだ。ヘウォンに向けたソ・ドウの信頼は割れてしまった。堅かった秘密に亀裂が生じて壊れながら、登場人物たちの関係は大きく渦を巻くことになった。ここに強烈になる人物たちの感情がからまりながら、視聴者たちは気を揉むことになった。
一方、この日放送末尾には娘ヒョウン(キム・ファニ扮)に対する申し訳ない思いと、窮屈な状況によって辞職を決意するチェ・スアの姿が描かれた。ワーキングママの苦衷を現実的に描き出し、お茶の間の共感を引き上げたということだ。同時に、チェ・スアの決心が折り返し地点を回った『空港に行く道』に、どのような影響を与えるのか成り行きが注目される。