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「THE K2」最終回 チ・チャンウクとユナのアクションとロマンスを超えた魅力

「THE K2」最終回 

  • 「THE K2」最終回 チ・チャンウクとユナのアクションとロマンスを超えた魅力
『THE K2』チ・チャンウクのアクション演技は正しかったし、ユナは一層成熟した演技で「人生作」を更新した。

『THE K2』は、戦争傭兵出身のボディガードK2のキム・ジェハ(チ・チャンウク扮)と彼を雇った大統領選候補の妻チェ・ユジン(ソン・ユナ扮)、そして世界と離れて暮らす少女コ・アンナ(ユナ扮)などのロイヤルファミリーをめぐるアクションドラマだ。

「もう二度とアクションには挑戦しないと決心する機会になった」。チ・チャンウクがtvN金土ドラマ『THE K2』の制作発表会の当時に話した内容だ。それほどに『THE K2』で披露したアクション演技が簡単ではなかったということだ。

『THE K2』は、スタートから目を離すことができない派手なアクションシーンで映画を彷彿とさせる巨大なスケールで注目を集めた作品だ。そして、その中心には代役なしですべてのアクションを消化したチ・チャンウクがいた。チ・チャンウクが制作発表会当時「最後のアクション」と強調したのには理由があったのだ。実際に『THE K2』で披露したチ・チャンウクの演技には、「適当」というものがなかった。休む暇もなく走り、惜しむことなく体を投じて、派手なアクションシーンを誕生させ、これにより、視聴者の集中度をさらに高めた。

単純にアクションだけ披露したのではない。彼の特技である感情演技も『THE K2』でしっかりと輝いた。誰と一緒にいても、優れた相乗効果を生み出したおかげで、過酷な『THE K2』に甘い気流を伝えた。チェ・ユジンと切ないロマンスを見せたり、コ・アンナとは初々しいラブコメを完成させた。おかげで「チェ・ユジン派」と「コ・アンナ派」が対決を繰り広げる笑えない状況が起きたりもした。

KBS1の連続ドラマ『笑ってトンヘ』でトンヘとして多くの人々から愛されたチ・チャンウクは、勤勉ながら正しい青年のイメージが強かった。『THE K2』を介してまた別の人生作を作ることに成功したチ・チャンウクは、柔らかいイメージに強烈なアクションも消化可能であることを知らせた。ここにロマンスまでプラスしながら『THE K2』でチ・チャンウクは、野性と甘さを行き来する俳優であることをもう一度証明して女心の狙い撃ちに成功した。

ユナは『THE K2』を通じて再び俳優としての地位を固めることに成功した。様々な作品に出演して演技力を披露してきたユナだったが、ガールズグループ少女時代のメンバーという偏見により、いつも限界にぶつかっていた。

制作陣の再三にわたるお願いにより『THE K2』出演を決心したユナは、これに応える形でコ・アンナというキャラクターを完璧に消化していった。ユナは劇序盤では不信と心配、パニック障害と対人忌避症まで病んでいるコ・アンナという人物の心理を見せ、回を重ねるごとに成長していく姿まで描いた。ここに、チ・チャンウクとロマンスを描きながら本来の美しい魅力を表現したりもした。おかげでキム・ジェハとコ・アンナの愛がさらに初々しくも美しく見えた。

チ・チャンウクのアクションとユナのロマンスが出会った『THE K2』は、最高の魅力を誕生させて幕を閉じた。
  • MBNスター クム・ビンナ記者 / 写真=tvN放送画面キャプチャー | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-11-13 08:37:33




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