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「浪漫ドクターキム・サブ」最終回② ハン・ソッキュのようなリーダーが必要な時代

「浪漫ドクターキム・サブ」20話(最終回) 

▶ この記事にはドラマ本編の内容の一部が含まれています。

  • 「浪漫ドクターキム・サブ」最終回② ハン・ソッキュのようなリーダーが必要な時代
俳優ハン・ソッキュは、この時代に必要なリーダーとして視聴者の胸に刻印された。16日に最終回が放送されたSBS月火ドラマ『浪漫ドクターキム・サブ』を通じてだ。

幼いカン・ドンジュに「本当に復讐をしたいなら、彼らよりもましな人間になりなさい。怒りではなく実力で見返しなさい。お前が変わらなければ、何も変わらないんだよ」という1話のセリフはドラマ全体を貫いていた。痛みを経験したが、成功に向かって走り続けて自分を見失ったカン・ドンジュの道案内になった。カン・ドンジュだけでなく前だけを見て走ってきたすべての人の案内役になってくれた。カン・ドンジュは変化し、本当の医師になった。

ハン・ソッキュは医学ドラマに挑戦して、新鮮なようで親しみやすい姿で視聴者をひきつけた。また1本の医療ドラマ興行の主役になった。重低音の声は信頼感を高めた。過去に濡れ衣を着せられた医療事故のせいで田舎に引きこもったものの、自分の能力を無駄に使わない「神医」だった。また現実的なロマン主義者だった。

セリフは本当に素晴らしかった。ト・ユンワン(チェ・ジンホ扮)の指示でトルダム病院に監査をしに来た監査職員が、緊急手術が必要な娘の手術さえもできないように立ちはばかると、最終的に手術を無事に終えた後、必要なものは何かと尋ねる監査職員にキム・サブは「一生懸命に生きるのはいいが、醜く生きることはやめましょう。人が何のために生きているのか、それくらいは知っておいて生きるべきではないですか」という言葉で視聴者たちをときめかせた。

危機的な状況でもキム・サブは変わらなかった。トルダム病院閉鎖の知らせに混乱しているトルダム病院のスタッフを見て、彼は「私は病院を閉鎖するつもりはない。昨日のように、そして今日も、明日もこの場所に立って私を必要とする患者を待ち続ける」と話した。 「私たちがなぜ生きているのか、何のために生きているのかという質問を諦めないでください。その質問を諦めた瞬間、私たちのロマンも終わります」という最終回のナレーションは、切なく苦しい現実の中にいる私たちにこのような存在が必要だと願わせたりもした。

キム・サブの教えを受けたユン・ソジョン(ソ・ヒョンジン扮)とカン・ドンジュ(ユ・ヨンソク扮)は成長した。私たちもしっかりとした指導者と一緒に成長したいという願いに聞こえる。

一方、『浪漫ドクターキム・サブ』は17日に放送される「番外編」を最後に放送が終了する。「キム・サブの初恋」編には俳優キム・ヘスが特別出演して関心を集めている。
  • スタートゥデイ チン・ヒョンチョル記者
  • 入力 2017-01-17 09:11:15




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