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「浪漫ドクターキム・サブ」最終回③ ユ・ヨンソク、 演技力を証明して飛躍する

「浪漫ドクターキム・サブ」20話(最終回) 

  • 「浪漫ドクターキム・サブ」最終回③ ユ・ヨンソク、 演技力を証明して飛躍する
16日に幕を下ろしたSBS月火ドラマ『浪漫ドクターキム・サブ』の主人公は明らかにキム・サブ役のハン・ソッキュだ。彼はこの時代を生きて行かなければならない理由を明確に伝達した。

しかし、彼のもとで世界を「正しく」生きることを学んだカン・ドンジュは、このドラマのもうひとりの主人公であり、私たち自身だった。

カン・ドンジュはこの時代の若者の自画像を描いて視聴者たちの共感を得た。無限の選択の岐路に立って苦悩するカン・ドンジュは、医師としての信念と成功しなければならないという目標の間で苦しんでいた。時には世界に向けた叫びを、時にはひとりで泣く辛さを視聴者と一緒に分かち合い、20話にわたって大きな響きと感動を与えた。

ユ・ヨンソクは『浪漫ドクターキム・サブ』1話のナレーションから視聴者たちを惹きつけた。「不平等の時代。不満と不信に満ちた時代。無分別な医療処置と差別的な患者カスタマイズサービスの洪水の中で医療さえお金のために泣いて、笑うような時代になってしまった」というナレーションは、このドラマが描くストーリーに対する関心を高めた。

カン・ドンジュを演じたユ・ヨンソクは、受益者でもある。本物の医師に成長するカン・ドンジュと同じくらい、演技の成長を見せて本当の俳優ユ・ヨンソクの真価を証明してみせた。

ユ・ヨンソクは、ドラマ『応答せよ1994』以来、「応答せよ」の呪いにかかった。その後に出演したドラマと映画の評価はよくなかった。「主人公らしくない」という話も聞かれた。

しかし、ユ・ヨンソクは揺れなかった。『応答せよ1994』より前、すでに長い間『オールドボーイ』ユ・ジテの子役と呼ばれ続け、人気を博したことがなかった。しかし、演技力は認められていた。興行はしなかったが、インディーズ映画『恵化、洞』で見せてくれた感情演技はすでに演技者としての強い内面を感じさせていた。演技一つで成功したとしても過言ではない。

一方、『浪漫ドクターキム・サブ』は17日に放送される「番外編」を最後に終了する。「キム・サブの初恋」編に俳優キム・ヘスが特別出演して関心を集めている。
  • スタートゥデイ チン・ヒョンチョル記者 / 写真=SBS放送画面キャプチャ
  • 入力 2017-01-17 09:11:24




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