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イ・スンチョル「おじいさん」でバスキング、弘大前で「イ・スンチョルのドッペルゲンガー」騒動

◆City Life第434号…STAR TAP ③/⑤ 

  • イ・スンチョル「おじいさん」でバスキング、弘大前で「イ・スンチョルのドッペルゲンガー」騒動
あれこれとくだらないことをするという言葉もあるが、素晴らしいことではないだろうか?少し前、弘大前で繰り広げられたイ・スンチョルのバスキングをもってする話だ。

最近、インターネット上には「歌手イ・スンチョルに似たおじいさんが弘大の通りで歌を歌っているが歌唱力が尋常でない」という書き込みとともに動画が上がり、数万件の照会数を記録しながら大騒ぎを起こしたことがあった。

粗末な身なりの老人がバンドと共に(事実、これはちょっと変だった)ジョー・コッカーの「You are so beautiful」とキム・ミヌの「入営列車の中で」をすさまじい歌唱力で歌い続けていたので「イ・スンチョルのドッペルゲンガー」という表現が出るほどだった。しかし、ひとしきり大騒ぎを起こしたこの事件が、「実際のイ・スンチョル」の放送用記念セレモニーだったと明らかにされながら、ぱっと脈が速くほぐれる感があった。

事件はあるケーブル放送のオーディションプログラムの審査委員に6年連続選定された記念として、イ・スンチョルと放送社がつくったイベントだった。イベントの理由が、「大衆ともっと近くで疎通する審査委員の姿を見せる」という趣旨だったとは。騙されたとさえ思わなければ、ある中堅歌手の努力で少しでも愉快だったと考えられないだろうか。それほどになれば肩に力を入れてポーズをとるのがほとんどの世の中で、特殊扮装までして通りに出るというのが容易なことではないからだ。

イ・スンチョルのそのような気さくな姿に、放送社側から感謝の挨拶を伝えたという。ファンの反応もまた同じだ。最高の歌手は何が違っても違うという、そのような書き込みがインターネット空間に殺到しているところだ。
  • Citylife
  • 入力 2014-06-25 09:33:30




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