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tvN-OCN-JTBC…地上波を狙う「ドラマ王国」王座の主人は?


  • tvN-OCN-JTBC…地上波を狙う「ドラマ王国」王座の主人は?


地上波を脅かすドラマ強国として位置づいたケーブルチャンネルtvN、OCN、JTBCが2017年にも力強いドラマラインナップで視聴者の目と耳を楽しませる予定だ。

ケーブルチャンネルtvN、OCN、総合編成チャンネルJTBCは地上波ドラマが撮影期間、現場、技術などのいくつかの問題により試みることができない多様なジャンルとキャラクターに挑戦状を叩き付け、これまでお茶の間で容易には見ることができなかった新鮮なストーリーで愛されている。

中でもtvN「応答せよ」シリーズを皮切りに『ああ、私の幽霊さま』、『またオ・ヘヨン』、『ホンスル男女』、『鬼』などとOCN『トンネル』、『38詐機動隊』、JTBC『青春時代』、『力の強い女ト・ボンスン』まで幅広い作品を試みながら地上波を脅かしているケーブルチャンネル3社。

彼らは今年もまた華やかなドラマラインナップで「ドラマ王国」の王座を逃さず熾烈な対決を生み出すものと予想される。

▶ 元祖ドラマ強国の力、tvN

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tvNはユ・アイン、イム・スジョン、チョ・スンウ、ペ・ドゥナ、キム・ガンウ、ヨ・ジングなど最強の俳優ラインナップで昨年の『鬼』ヒット以来不振だった視聴率反転を狙う。

先週7日に初放送された『シカゴ・タイプライター』はユ・アイン、イム・スジョン、コ・ギョンピョ主演のジャンルドラマだ。『太陽を抱く月』、『キルミーヒールミー』などを執筆したチン・スワン作家、『空港に行く道』を演出したキム・チョルギュ監督が手を組んで感覚的な映像美を作り出し、2017年と1930年を行き来する独特のタイムスリップ方式が最高の話題性を見せた。視聴率は1話2.6%、2話2.8%と微妙な上昇幅を見せた。

しかしイム・スジョン、コ・ギョンピョという最高のスターが加勢したという点から期待を閉ざすのは早いという反応だ。何よりもわずか2話まで進行されたストーリーと公開されていない主人公たちの前世が視聴率反転のキーとなるものという肯定的な推測が続いている。中でもチン・スワン作家が見せる力強いストーリーに視聴者が向ける期待は大きい。

『シカゴ・タイプライター』の後続には『秘密の森』が編成を確定させた。チョ・スンウ、ペ・ドゥナ主演の『秘密の森』は感情を失ってしまった検事が検察庁内部の秘密を暴き真犯人を追いかける追撃スリラードラマだ。チョ・スンウとペ・ドゥナという男女主演俳優の名前だけでも期待を引き揚げている。

『カノジョは嘘を愛しすぎてる』後続には『サークル』が編成された。ヨ・ジング、キム・ガンウ、コン・スンヨン、イ・ギグァン、キム・ミンジェなどが出演する『サークル』は2017年と2037年を行き来する「2つの世界」に対する物語を描く。ひとつの事件を追いかける二人の男と関連した話でヨ・ジングとキム・ガンウが見せるブロマンスケミと力強い演技力が「視聴率保証手形」と見られている。

▶ 新進気鋭のジャンル物強者、OCN

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『神のクイズ』、『バンパイア検事』、『TEN』などのシリーズで大きな愛を受けたOCNは、『38詐機動隊』、『ボイス』、『トンネル』などをローンチして「ジャンル物」強者として浮上した。

『ボイス』後続として放送中の『トンネル』は期待以上の成績を見せている。着々と視聴率上昇曲線を描き4%を超えて自己最高視聴率を更新した。毎回虚を突く事件構成と作品全体を包み込む秘密が視聴者の好奇心を刺激している。

2017年OCNは既存のままジャンル物の立場を固める中でロマンスドラマに挑戦状を投げた。OCN初のロマンスドラマ『切ないロマンス』が来る4月17日放送を確定させた。ソンフン、ソン・ジウン主演の『切ないロマンス』はワンナイトスタンドで出会った二人の男女が3年後偶然にワーカーホリック本部長と、彼の会社の社内食堂の新人栄養士として再会することから巻き起こる物語を描くロマンティックコメディドラマだ。

『トンネル』後続には『デュアル』を編成する。チョン・ジェヨン、キム・ジョンウン、ヤン・セジョンなどが出演を確定させた『デュアル』は複製人間と出会うことで衝撃的な事件に巻き込まれることになる刑事と、生き残るために互いに対決する他にない複製人間たちの物語を描くフュージョンジャンル作品だ。「ジャンル物」に強みを見せているOCNが頼もしい俳優と共に超強力勝負を賭けた。

その一方、2014年に大きな愛を受けたキム・サンジュン、パク・ヘジン、マ・ドンソク、チョ・ドンヒョク、カン・イェウォン主演の『悪い奴ら』がシーズン制で帰ってくる。『悪い奴らシーズン2』が2017年放送予定であり、シーズン1に続きハン・ジョンフン作家が脚本を担当し『悪い奴ら』と『38詐機動隊』を演出したハン・ドンファ作家が呼吸を合わせる。

▶ 「事前制作」に賭ける期待、JTBC

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『力の強い女ト・ボンスン』でJTBCドラマ最高視聴率を塗り替えたJTBCは「事前制作」ドラマに力を注ぐ。制作を終えた二つのドラマ『マンツーマン』と『品位ある彼女』が共に出撃待機中だ。

放送終了まで2話を残したパク・ボヨン、パク・ヒョンシク、ジス主演の『力の強い女ト・ボンスン』は8%を超える視聴率を見せてJTBCドラマ最高視聴率を更新した。放送終了まで継続して視聴率上昇曲線を描けば、後続ドラマ『マンツーマン』にも肯定的な影響を与えるものと見られる。

『マンツーマン』はトップスターの警護員となる多彩多能でミステリーな男に巻き起こる出来事を描いたドラマ。パク・ヘジン、パク・ソンウン、キム・ミンジョン、ヨン・ジョンフン、チェ・ジョンアンが主演を務める。中でもパク・ヘジンは多彩多能でミステリーな秘密要員キム・ソルウ役を演じパク・ソンウンと歴代級のブロマンスを見せるものと予想され、現在撮影をすべて終えて放送だけを待つ状態だ。

『品位ある彼女』は『マンツーマン』の後続として来る6月に放送される。キム・ソナ、キム・ヒソン主演の『品位ある彼女』は揺れ動く欲望の群像の中で出会った二人の女性のすれ違う人生の物語を描く。『力の強い女ト・ボンスン』を執筆したペク・ミギョン作家が脚本を担当し期待を高め、撮影は今年2月23日にすべて終えた。

「ドラマ=地上波」という修飾語はもはや昔の時代の遺物となった。多様なジャンルとストーリー、力強い俳優ラインナップまで兼ね備えたケーブルチャンネルが地上波を抑えて真の「ドラマ強者」として浮上する日まであと僅かなように見られる。
  • シックニュース チョ・ヘジン記者 / 写真=シックニュースDB、tvN、OCN、JTBC | (C) mk.co.kr
  • 入力 2017-04-11 15:33:00




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