トップ > エンタメ > 韓国ドラマ > 「師任堂」23話 イ・ヨンエ-ソン・スンホンが危機を乗り越え御真を成功させる

「師任堂」23話 イ・ヨンエ-ソン・スンホンが危機を乗り越え御真を成功させる

「師任堂、色の日記」23話 

▶ この記事にはドラマ本編の内容の一部が含まれています。

  • 「師任堂」23話 イ・ヨンエ-ソン・スンホンが危機を乗り越え御真を成功させる
『師任堂、色の日記』イ・ヨンエとソン・スンホンが共同御真(王の肖像画)を成功させた。

12日放送されたSBS水木ドラマ『師任堂、色の日記』23話にてサイムダン(イ・ヨンエ扮)とイ・ギョム(ソン・スンホン扮)は危機と計略を乗り越えて御真を無事に遂行した。その後ろには民がいたためより感動的だった。

御真画師(王の肖像画を書く画師)に選ばれたサイムダンの前途は障害物だらけだった。

サイムダンの御真遂行を反対する大臣たちが朝廷に現れず持斧上訴(国への訴え)を行い、中宗(チェ・ジョンファン扮)は妙な敵対間を表した。それでもサイムダンがぐっと堪えて絵を描いた。中宗は「怖くないのか?」と尋ねたが、サイムダンは毅然として「図画署の画員になることを熱望する娘に希望を見せてやりたい。必ずや御真を描ききります」と答えた。これにどのような国になることを願うのかという中宗の質問には「女性だからと、序列だからと、両班ではないからと夢さえも見ることができない国は風呂敷を被って夜の道を歩く心境で一生を生きること」だとし「どうか夢を見ることができる国を作ってください」と願った。

サイムダンの答えはむしろ中宗の不安を増幅させた。サイムダンに向かう民の称賛と、世故(ノ・ヨンハク扮)とイ・ギョムの改革を賛成する若い臣僚たちの声を聞いた中宗は代理聴政を経てイ・ギョムを共同主管画師に任命した。御真が完成するや光化門にて公開した。あらかじめ儒学者を潜ませ死に値する御真とした後に二人を一度に取り除く計略だった。それを先に気づいたイ・ギョムはこれに立ち向かう計画を立てる代わりに民の力を信じた。比翼堂の芸人と民は御真を見て感嘆と感服し、サイムダンとイ・ギョムを死地に追い詰めようとした中宗と大臣たちの計画は水の泡となった。

最終回に向かい息詰まる展開を見せている『師任堂』はサイムダンとイ・ギョムに向かう巨大な悪の勢力が本格的に水面上に現れながら危機感を高潮させている。これまでミン・チヒョン(チェ・チョルホ扮)とフィイムダン(オ・ユナ扮)がサイムダンとイ・ギョムの一番強力な敵であったとすれば、悪縁はあったが対立関係の線をぎりぎりのところで行き来していた中宗が二人に向かう醜い本心を表し始めた。中宗は権臣たちに振り回される弱弱しい王でありながらも権座に対する野望のある人物。サイムダンとイ・ギョムが民の支持を得て世子と改革を主導していこうとするや、周到にこれを取り払う計画を立てていった。権力の頂点にいる中宗の計略は悪役としてのフォースほどに絶対的なものであるため緊張感の次元が違った。

それでも芸人として最善を尽くし御真を完成させたサイムダンとイ・ギョムの歩みは感動を提供した。「娘の希望となりたい」、「夢を見る国を作って欲しい」というサイムダンの言葉もまた共感を呼び起こし視聴者の涙を誘った。中でも絶対君主にもよらず汚い計略で首を絞めていく中宗に向き合い「この道の最後がどこなのか分からないが、芸人として恥ずかしくないよう最善を尽くす」というサイムダンや「絵を見る目は同じだ。民を信じよう」というイ・ギョムの姿はより対比され優雅な品格を作り出した。

一方、サイムダンとイ・ギョムは御真を成功させたが危機は終わっていない。中宗の計略もまたさらに悪辣になっている。自分が放り出したミン・チヒョンを利用してサイムダンとイ・ギョムを殺せと密命を下し、ミン・チヒョンは倭敵と結託した後にサイムダンを拉致した。ミン・チヒョンの書札を受け取ったイ・ギョムはサイムダンが捕まっている場所に駆けつけるが、すでにサイムダンは別の場所に連れて行かれた後だった。捕らわれたサイムダンの前にフィイムダンが登場し関心と好奇心が増幅している。果たしてサイムダンとイ・ギョムはどうなるのか、視聴者の関心が高まっている。
  • スタートゥデイ イシューチーム / 写真=SBS放送画面キャプチャー
  • 入力 2017-04-13 21:34:00




      • facebook icon
      • twetter icon
      • RSSFeed icon
      • もっと! コリア