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JYJに「平和の息吹」は吹くのか、アジア大会開閉幕式不参加の可能性にファン憤慨


  • JYJに「平和の息吹」は吹くのか、アジア大会開閉幕式不参加の可能性にファン憤慨
「さんざん利用だけされたのか!」グループJYJ(ジェジュン、ユチョン、ジュンス)のファンなら、この悔しさがこみ上げるのは当然である。

グループJYJを広報大使として打ち出した「2014仁川アジア競技大会(以下、アジア大会)」がホットポテトとして浮上した。アジア競技大会の公式テーマソングを歌った歌手であり、各種広報に動員されたJYJは大会開始と終了を知らせる開閉幕式に、ここにきて招かれない兆しがあるからだ。

JYJは昨年2月、アジア大会の広報大使に委嘱された。大会公式テーマソングである「オンリーワン(Only One)」を歌い、ベトナム、中国などで行われたアジア大会のショーケースに参加した。出演料を受けずに関連CF撮影までした。

しかし、これらに対して返された報いは、いわゆる「ウンタ(密かに仲間外れにするという意味の俗語)」だ。 1日午後、ソウル中区にあるミレニアムヒルトンホテルのグランドボールルームにてアジア大会開閉会式に関する記者会見が開かれた。グループEXOのシウミンとチェンをはじめ、開閉会式の出演確定者が出席したが、JYJ側は記者会見の内容すら共有されていないと主張した。アジア競技大会組織委員会はこの日、「JYJの参加が確定していなかった。調整中だ」と明らかにした。

何人かのアーティストが確定し記者会見まで参加したが、公式テーマソングを歌った歌手が出演するかどうかさえまだ決定されなかったという点は理解しがたい。

JYJ側は「手のひらで空を覆うようなことだ。常識的にアジア大会の広報のために1年以上活動してテーマソングを歌った歌手が、式前の出演にとどまるということは誰もが納得しにくい部分である。不当な外圧による決定でないことを願う」と訴えた。

また、JYJ側は「仁川アジア大会組織委員会のマーケティング代理店と広報大使協約形の請負契約の内容のうち、'開閉会式と海外メディア向けカンファレンスで韓国歌手を採用する場合、JYJを最優先に考慮する'という条項が含まれている」と強調した。

当然、長い期間JYJと専属契約紛争を繰り広げてきたSMエンターテイメント(以下SM)と、これらの関係に視線が集まっている。特に、今回のアジア大会では、K-POPのファンに多少特別な期待があった。 JYJとSMのEXOが一つの舞台に立つ日が来たのである。まるで仁川アジア大会のスローガン「平和の息吹、アジアの将来」そのものだ。

しかし、「まさかの懸念」が現実になる危機に直面したというのがJYJ側の解釈である。 JYJは2011年7月済州7大景観広報大使職を実行するときにも理由は不明だが航空券の予約を終えてキューシートまで受けた状況で、前日にイベント参加キャンセルの通知を受けている。

このような前例もあり、JYJ側はこれまで不安であったし、アジア競技大会組織委員会の実務者との最初の会議の席でこのような現実を一緒に嘆いたというエピソードも紹介した。

実際に長い裁判の末、2012年SMと最終合意(事実上JYJ勝訴)したにも関わらず、JYJに対してテレビ番組や歌謡番組の敷居は依然として高い。 JYJの活動を妨害しないという裁判所の判決が出てから数年が経ったが、俳優ではなく歌手としてJYJと交渉しようとする放送界の動きは全くない。ほとんどの歌手が総出動する、どこまでも一般的な年末決算の舞台や歌謡授賞式にもJYJは顔を映さなかった。

SMが放送関係者を事実上掌握している中で、果たしてJYJが自由な歩みを継続できるか疑問だという懸念が芸能界に広まった。

JYJの活動制約が解けた当時、ある関係者は記者に「極端な例でSM所属のMCが進行して、スーパージュニアのメンバーたちが出てくるSBSの「強心臓」(バラエティ番組)にJYJが出ることがあるのか」と首をかしげたことがある。

A放送局芸能局関係者は「一度でも蛇口が開かれればJYJの活動が自由になるかもしれないが率直に言って、その最初が誰であれ、「私」ではなかったら良いという考えが大きい」と述べた。 B社ドラマ局関係者は「JYJは、大型企画会社の影響圏が少ない俳優とミュージカルの分野で成果を出してきたが、実際にそれで完全に「自由の身」になったと見ることができるのか」と反問した。

多数の芸能界関係者は、力学関係による「顔色伺い」のせいだと口をそろえる。大っぴらに圧力があるわけではなく、スター級芸能人を多数保有している大型企画会社との円滑な関係のために製作陣やイベント主催者側が「気を利かせて自ら行っている」雰囲気との認識である。

JYJが今回のアジア大会の広報大使に委嘱された時、EXOは新人に過ぎなかった。ある歌謡関係者は「EXOがこれほどすぐに急成長すると、誰が知っていただろうか。もしアジア競技大会組織委員会がJYJとの信義を背負うなら、現時点ではEXOにJYJよりも比重を置くような形に映るのは仕方ない。今回のアジアゲームスローガン`平和の息吹`はスポーツに限ったことだけではない」と指摘した。
  • スタートゥデイ_チョ・ウヨン記者
  • 入力 2014-07-01 17:47:49




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