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「シカゴ・タイプライター」でユ・アインが披露した濃い響き…次のロマンス演技に期待


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  • 「シカゴ・タイプライター」でユ・アインが披露した濃い響き…次のロマンス演技に期待
『シカゴ・タイプライター』の最初と最後には俳優ユ・アインがいた。

6月3日、tvN金土ドラマ『シカゴ・タイプライター』(脚本チン・スワン / 演出キム・チョルギュ)が16話(最終回)を放送した。アンティークロマンスという異色のジャンル、前世と現世を行き来するストーリー、魅力的キャラクターが調和したドラマ『シカゴ・タイプライター』。その最初と最後に俳優ユ・アイン(ソ・フィヨン / ハン・セジュ扮)がいた。

『シカゴ・タイプライター』の最終回では前世の縁を越えて現世でハッピーエンドを迎えるハン・セジュとチョン・ソル(イム・スジョン扮)の姿が描かれた。

前世のすべての記憶を思い出したハン・セジュは消滅を控えたユ・ジンオを自分の小説の中に封印しようとした。ユ・ジンオが生まれ変わることができるまでの間、彼の消滅を防ぐためだ。ユ・ジンオはハン・セジュが願った通り、ハン・セジュの小説の中でシン・ユルno
姿でソ・フィヨンとリュ・スヒョン(イム・スジョン扮)と共に過ごした。現世のハン・セジュとチョン・ソルも大切な友であるシン・ユルとユ・ジンオを思い浮かべながらハッピーエンドを迎えた。

ドラマはハッピーエンドで幕を閉じた。ハン・セジュとして、ソ・フィヨンとして視聴者と向き合った俳優ユ・アインもやはり深い余韻を残した。時にはロマンチックで、時には苦しい『シカゴ・タイプライター』の中のユ・アインを記憶してみよう。

ユ・アインが視聴者に残した最初の記憶は「ロマン」だ。ユ・アインは劇中、2017年のスター作家ハン・セジュと1930年に京城の文人であり独立運動家のソ・フィヨンの2人の人物を演じた。その中で、ソ・フィヨンは祖国を失った悲しみに苦悩する青年の姿を、解放された朝鮮を夢見る青年の感性をものさびしく見せた。ぼさぼさの髪、メガネの向うに見えるけだるそうな目、タイプライターを叩く指、余裕を感じさせる秘密めいた表情。外見はもちろん物言い、表情、目つきなどユ・アインのすべてがロマンチックだった1930年と調和を成した。

ユ・アインが視聴者に残した記憶の二つ目は「痛み」だ。2017年ハン・セジュは天才的な才能を持って生まれたスター作家だ。しかし、子供の頃に両親を失い、父のように信じて従っていた師匠にものすごい裏切りを味わった。突然、一文字も描けないスランプに陥ったりもした。ユ・アインは自信満々な様子や敏感な様子など幅広い表現でアーティストハン・セジュの痛みを描いた。

1930年、ソ・フィヨンにも痛みはあった。祖国を失った悲しみ、身分を隠したまま独立のために戦う闘志、これまで死んでいった仲間たち。すべてが痛みだった。しかしソ・フィヨンにとって最大の痛みは愛する女性リュ・スヒョンに気持ちを表現することも、彼女を守ってあげることもできないことだった。ユ・アインは特有の繊細な感情で状況に応じたソ・フィヨンの痛みをトーンを変えて表現した。

ユ・アインが視聴者に残した三番目の記憶は「ロマンス」だ。ユ・アインは『シカゴ・タイプライター』で前世と現世、2度の愛を見せた。1930年のソ・フィヨンの愛は悲しく痛かった。一方、2017年のハン・セジュの愛は切なく、一方では愛らしかった。

これまで強烈なキャラクターと演技で愛を受けたユ・アインがこのように愛らしいロマンス演技を披露したという点で、放映中に熱い反応が続いた。かわいく嫉妬をしたり、ドタバタ慌てる演技までユ・アインだけの色で生かして、視聴者の心を揺さぶった。同時に「ユ・アインの次のロマンス演技が気になる」という期待感をもたらした。
  • スタートゥデイ イシュチーム / 写真=tvN放送画面キャプチャ
  • 入力 2017-06-04 11:10:01




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