トップ > エンタメ > スターフォーカス > [インタビュー①]「マンツーマン」で立証した「パク・ヘジンの意外性」

[インタビュー①]「マンツーマン」で立証した「パク・ヘジンの意外性」


  • [インタビュー①]「マンツーマン」で立証した「パク・ヘジンの意外性」
「ロマンチックな眼差し?実際の撮影条件はそれほどロマンチックではない」

『マンツーマン』でキム・ソルウ役として熱演したパク・ヘジンは女心を揺さぶる甘い眼差しでお茶の間の視聴者を魅了した。しかし実際、撮影現場はそれほどロマンチックではなかっと機転を利かせて答えた。

去る2日、総合編成チャンネルJTBC金土ドラマ『マンツーマン』(演出イ・チャンミン、脚本キム・ウォンソク)でキム・ソルウ役として活躍したパク・ヘジンとソウル新沙洞にあるカフェで会った。映画『チーズ・イン・ザ・トラップ』の撮影の真っ最中の彼はインタビューに先立ち、台本研究に没頭していたほどキャラクター分析に情熱的な姿を見せた。

『マンツーマン』はトップスターの警護員になる多彩多能な謎の男、ゴースト要員キム・ソルウに起こる事件を描いたドラマで、去る10日の最終回には視聴率4%を記録し、有終の美をおさめた。ドラマ序盤はやや低い視聴率だったが放送終盤に近づくほど緊張感あふれるストーリー展開とパク・ヘジンの熱演で視聴者たちの目と耳を楽しませた。

これまでケーブルTV OCN『悪い奴ら』とtvN『チーズ・イン・ザ・トラップ』などで多様な魅力を披露してきた彼は今回のドラマに対し切なさを表わした。事前制作で進行されたので、ドラマを本放送で確認することができその時の思い出が次々と浮かんだためだ。

「さびしい。普通、仕事が終わると名残惜しいが、『マンツーマン』は特に残念な気持ちが大きいようだ。過ごすべき時期が来て苦労もたくさんして、愛着も多い作品だ。普通は「終わったみたいだ」で終わるのだが、『マンツーマン』は少し違うようだ。今回のドラマは視聴者の立場で余裕を持って視聴した。携帯電話2つを開いてライブトークを見た。リアルタイムの反応を観察しながら見ることができたので良かった。残念な点は明らかにあった。しかしこうやって見るのも良いという感じがした。フィードバックを上手く受けることができた」

  • [インタビュー①]「マンツーマン」で立証した「パク・ヘジンの意外性」
『マンツーマン』でチャ・ドハ(キム・ミンジョン扮)と甘いラブラインを描いたパク・ヘジン。甘い眼差しが目立つ作品でもあった。多くの女性視聴者たちは、チャ・ドハ役のキム・ミンジョンに憑依してドラマを視聴したが、肝心の本人はドラマの撮影現場がそれほどロマンチックではないというエピソードを公開し爆笑を誘った。

「実際の画面で見えるより顔が近い。そうなれば自然に目が寄り、きれいに写らない時が多い。僕のアジト前にドハが来てお腹を拳で殴り、その後に回して止める場面がある。その場面をよく見るとミンジョン先輩がどこを見ているのかよく分からない。その場面を撮って監督に「先輩がどこを見ているのか分からない」と言った。ところがそれを使われた。目がとても寄っていた。(笑)寄ることを意識するからどこを見ているのか分からない、僕もどこを見たらいいのか分からない。だから、僕は目より視線を遠くにして見ようとした。放送で見えるように、実際の撮影条件はロマンチックではない。(笑)」

ロマンス、メロほどの大きな愛情を受けたのがまさにブロマンスだ。ヨ・ウングァン役のパク・ソンウンと「ブラザーケミ」、イ・ドンヒョン役のチョン・マンシクと「ティンカーベルケミ」で視聴者たちに穏やかな笑いと感動を同時にプレゼントした。パク・ヘジンはすべての手柄をともにした先輩たちに立てた。

「呼吸がとても良かった。マンシクが先輩とソンウン先輩みんな。僕は個人的にメロよりブロマンスを好む方だ。そういう作品をたくさんしたので。今回はむしろ後輩より先輩たちと一緒に演技することができて気軽に演技ができ、そのように配慮をしてくださった。本当に楽で、これ以上何も言うことがないくらい楽だった。演技をしていないかのように演技をすることができて感謝している」

キム・ソルウのキャラクターが視聴者たちの愛情を受けることができた理由の1つは、パク・ヘジンと似た部分が多くあったからだ。静かで謎が多いキャラクターのように見えるが、実際は素直でいたずら心も多いキム・ソルウはパク・ヘジン自身が見ても、本人とたくさん似ていた。

「キム・ソルウというキャラクターはパク・ヘジンに似ている。ファンの方々が「あれは演技じゃない」と言うくらい僕と似ている部分が多かった。メロの感じとは少し違う。相手に歩み寄る様子や過程ではなく、基本的な部分はたくさん似ている。僕は歩み寄らない。もたもたしているタイプ。「好き」、「付き合おう」、「僕はどうか」という言葉は言わず、もたもたしながら表現する方だ」

『マンツーマン』の放送が終了する前に、すでに映画『チーズ・イン・ザ・トラップ』の撮影に入ったパク・ヘジンは『チーズ・イン・ザ・トラップ』がクランクアップした後すぐにSBS『ライオン』の撮影に入る予定だ。『ライオン』が『マンツーマン』のプリィークゥアルに見えるかもしれないが、『ライオン』の1人を演じることになったパク・ヘジンは正確にはプリィークゥアルではないようだと自分の考えを打ち明けた。

「正確にはプリィークゥアルではない。一部扱っているが正確ではない。『ライオン』に出てくる4人の人物の1人の過去と繋がる部分があるが、プリィークゥアルというには曖昧な部分が存在する。そのような部分も見つけながらドラマを視聴していただければ面白い要素になるはずだ」

  • [インタビュー①]「マンツーマン」で立証した「パク・ヘジンの意外性」
特に『マンツーマン』の撮影途中に誕生日を迎えたスタッフにケーキを用意したり、ご飯や間食などさまざまな方法でスタッフを取りまとめてくれたパク・ヘジンの「人格」はドラマの放送途中に大きな話題を集めていた。これに関して尋ねると、パク・ヘジンは限りなく謙虚な態度を見せた。

「僕が準備できることは多くない。できることがあるとすれば1人1人の名前を覚えて呼んであげること、食べ物を準備して差し入れすることくらい?誕生日を知っていたらケーキを準備することもあるだろう。僕がどんなにすごいものを準備することか。僕が現場でそうやって仲良くしなかったり、仲良くできなかったりするが、今回『マンツーマン』の現場では、先輩、後輩たちと撮影することができてよかった」

今回『マンツーマン』で「パク・ヘジンの意外性」をお見せしたいと思ったという彼。ドラマを通じて何かを得ることより継続して、自分の隠された魅力を披露したいというパク・ヘジンは、自分自身を成長させ前に進むことについて躊躇しなかった。

『マンツーマン』を通じて「パク・ヘジンの意外性」をお見せしたかった。僕は僕のこのような部分について知っていたが、得るよりお見せすることができて良かった。このような姿もあるということを少しでもお見せできてとても良かった。実際、女性の方たちは嫌いかもしれない。ユジョン先輩のように爽やかで、ミステリアスな方が好きな人が多い。しかし僕はB級情緒、マイナー感性だ。ブラックコメディも好きだ。僕が好きなのもお見せできて良かった」
  • シックニュース チョ・ヘジン記者 / 写真=マウンテンムーブメントエンターテイメント | (C) mk.co.kr
  • 入力 2017-06-18 08:09:00




      • facebook icon
      • twetter icon
      • RSSFeed icon
      • もっと! コリア