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エンタメ > 韓国ドラマ > 「クリミナル・マインド」5話 イ・ジュンギXムン・チェウォン、テロ解決…市民の犠牲阻止
「イ・ハンを信じて見よう。それがすべてを生かす道かも知れないから」
tvN水木ドラマ『クリミナル・マインド』(演出ヤン・ユンホ / 脚本ホン・スンヒョン / 制作テウォンエンターテイメント、スタジオドラゴン)で1分1秒を争う緊迫したテロ事件が発生し、ともすればソウル全体を阿鼻叫喚にする一触即発の状況を前に、NCIだけの機知を発揮して罪のない命を救った。
9日に放送された『クリミナル・マインド』5話では、国全体を混乱に陥れようとする「変種炭疽菌テロ」にさらされている市民を救うために一心不乱に動く要員とSWAT部隊、起動隊、狙撃手たちの息詰まる緊張感がみなぎる姿がお茶の間を圧倒した。
劇序盤、恐ろしい速度で広がっていく変種炭疽菌による市民の被害が続き、国家犯罪情報局犯罪行動分析チームNCI(以下NCI)は無差別テロ事件と把握し、内部者の仕業だと判断したチーム長カン・ギヒョン(ソン・ヒョンジュ扮)によって国家高位幹部層まで召喚され、尋常でない事件だと予想させた。
また、カン・ギヒョンとイ・ハン(コユン扮)はテロの容疑者のプロファイルを進め、それと同時に事件現場と犯人の行動が一緒にオーバーラップされた演出効果が加わり劇の没入度を高めた。
本格的にテロ事件の有力な容疑者を追跡しながら、事件の裏側を明らかにしていた心理データ解析要員イ・ハンが暴漢の襲撃を受けて変種炭疽菌にさらされ、進退両難に陥ったNCIの姿は視聴者の手に汗を握らせた。
しかし、急迫した現場と危険の中でNCIチームは罪のない犠牲者を最小限に抑えるためにお互いを信じて意志を固め、事件の糸口になる手がかりを見つけるためにそれぞれの位置で苦労する姿からは格別な使命感を改めて感じさせた。
それだけでなく、キム・ヒョンジュン(イ・ジュンギ扮)とハ・ソヌ(ムン・チェウォン扮)は、テロリストを捕まえるために自ら乗り出し、風を利用しようとするテロリストの心理を把握して事件解決に拍車をかけた。続いて、炭疽菌を広範囲にまく為にダイナマイトを設置した車に直接上がって爆弾を解体するソヌの手に視聴者たちも胸を張り詰めさせながら見守った。
このように、NCIのエージェントは完璧なチームワークで数多くの被害者が発生するところだった生物化学テロを劇的に食い止めたのはもちろん、変種炭疽菌を治すことができるワクチンも開発され、事件を成功的に解決して劇的な緊張感をお届けした。
また、「信念は嘘よりも危険な真理の敵である ニーチェ」というキム・ヒョンジュンの淡々としたメッセージは、誤った信念で罪のない市民を死亡に至らせたテロリストのねじれた心理を正確に表して胸に深い余韻を残した。
そんな中、NCIの心強い支えでチーム長ギヒョンが妻ソ・ヘウォン(オ・ヨンス扮)の死後に行われた心理テストでPTSD(心的外傷後ストレス障害)の診断を受け、これからのNCIに赤信号が点灯してチームの存続にも気がかりが大きくなっている。
一方、『クリミナル・マインド』は蒸し暑い夏のお茶の間に爽快な見どころと次々と起こる事件で視聴者の注目を一気にひきつける劇的なカタルシスを披露している。
毎回新鮮な衝撃と面白さで五感を刺激している『クリミナル・マインド』が受け持つことになる新しい事件は、10日夜10時50分tvN『クリミナル・マインド』で確認することができる。