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エンタメ > 韓国ドラマ > 「クリミナル・マインド」6話 イ・ジュンギ、マルチ要員として百人力の活躍
▶ この記事にはドラマ本編の内容の一部が含まれています。
イ・ジュンギの情熱いっぱいの捜査本能が『クリミナル・マインド』で光を放ち目を引く。
tvN『クリミナル・マインド』(演出ヤン・ユンホ / 脚本ホン・スンヒョン / 制作テウォンエンターテイメント、スタジオドラゴン)でNCIの現場調査要員キム・ヒョンジュン役に扮したイ・ジュンギの正義感あふれる姿が視聴者たちのもどかしい気持ちをすっきり開放している。
去る10日に放送された『クリミナル・マインド』6話では、NCIに女性拉致殺人事件が起きた中、犯人を見つけようとする彼らの努力と緊迫した展開が没入度を高めた。この過程でキム・ヒョンジュン(イ・ジュンギ扮)も被害者を残酷に拷問した後に殺害する行動に怒り、犯人を捕まえるためにさらに拍車をかけた。
特にヒョンジュンは犯人が被害者の家族に動画を送ることについて「自分たちがさらされる状況にも関わらず、動画を撮影して誰かに送るのは強烈な支配欲を持っている」と犯人への鋭い分析力を示し、彼のプロファイリングに説得力を加えた。
続いて犯人が行動パターンを変え、不慣れな場所に遺体を遺棄したことに疑問を抱いたことから接近し、被害者が家族のように育てた犬の墓があるからだと明らかにして迷宮に陥るところだった事件の糸口を提供した。
また、ヒョンジュンの機知は事件現場でも目立った。容疑者として指名されたカン・ジェドク(キム・ソギョン扮)が逮捕の気配を感じ取って逃走しようとすると、これをしつこく追っただけでなく、別の容疑者ユン・ジョンソプ(イ・ギュボク扮)を直接検挙するなど、足で稼ぐことにも特別な能力値を示しているからだ。
このようにヒョンジュンは、プロファイリングはもちろん機動打撃隊と刑事を経て、境地に達した行動力を基に事件解決に大きな役割を担っている。ここで被害者の立場になって感情移入し、犯人を捕まえる熱い闘志をそのまま実現しており、ヒョンジュンの透徹した正義感は見る人々に痛快さを与えている。
このように使命感で固く団結したキム・ヒョンジュンは、俳優イ・ジュンギと出会い最強のシナジーを発揮しているという評価だ。高濃度の感情演技に加え、アクションも可能な彼がこれから繰り広げる演技に対する信頼感と期待まで同時に呼んでいる。
一方、放送末尾では女性拉致殺人事件の真犯人がユン・ジョンソプの妻ソン・ユギョン(イム・スヒャン扮)だと明らかになってお茶の間を衝撃と恐怖に追い込んだ状況だ。捜査から悠々と抜け出した彼女をNCIは果たしてどのような方法で捕まえるのか、関心が高まっている。
イ・ジュンギの熱演で毎回緊張感を倍増させている『クリミナル・マインド』は、毎週水・木曜日夜10時50分tvNで放送される。