「君を憶えてる」最終回あらすじ 全ての謎が解けた…余韻残すハッピーエンド

「君を憶えてる」16話(最終回) 

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『君を憶えてる』が最終回を迎えた。ドラマはこれまで隠されてきたすべての謎を解き明かし、妙なハッピーエンドと共に幕を下ろした。

11日放送されたKBS2月火ドラマ『君を憶えてる』では、イ・ヒョン(ソ・イングク扮)が自身と関連したすべてのミステリーを解く姿が描かれた。

前回までの放送にてイ・ヒョンは偶然に銃を手にし、自分が誰かに銃を撃ったおぼろげな記憶を思い出して気絶した。イ・ヒョンが取り戻した記憶は、過去に自分が母親を殺した犯人から弟イ・ミン(チョン・ソンホ/パク・ボゴム扮)を助けるために銃で犯人を撃った事件だった。イ・ヒョンは母親の死、自身の殺人が衝撃的だったため無意識にこれを記憶から消していた。

過去、イ・ヒョンはチョン・ソンホが送ったなぞなぞが収められた物を取り出してその意味を尋ねた。チョン・ソンホはそれらによりイ・ヒョンが衝撃的な事件を思い出すのではないかと心配し、何の答えも与えなかった。イ・ヒョンはチョン・ソンホがこれまで答えを避けてきた理由がすべて自分のためだったことを知り涙を流した。

しかしイ・ヒョンは今も自分が愛する弟が殺人魔だということへのジレンマを持っていた。チョン・ソンホの殺人には正当性はあるが、倫理的・法的には許されるものではなかったためだ。

チョン・ソンホはイ・ヒョンが自分のせいで苦しんでいることを知り、イ・ジュノ(チェ・ウォンヨン扮)のもとを尋ね、共にイ・ヒョンのもとから去ることを提案し、彼がそれを受け入れないと「僕らがいれば兄さんが苦しむ。言わなかったかい。最後はおじさんだって。対価だと思って。20年間僕を兄さんから引き離し、兄さんを憎むようにした対価」だとナイフをかざした。しかし逆にチョン・ソンホがイ・ジュノに刺され倒れてしまった。

遅れて駆けつけたイ・ヒョンは、チョン・ソンホの死に憤怒した。彼はイ・ジュノを制圧し復讐に成功するように思われたが、次の瞬間イ・ジュノの仲間に頭を殴られ気絶した。その後目を覚ましたイ・ヒョンはチョン・ソンホとイ・ジュノどちらも消えたことを確認した後、自身もまた姿を消した。

イ・ヒョンは1年後再び姿を現した。彼はチョン・ソンホが生きていることを確信した後、新しい身分を得る機会を与えた。しかしチョン・ソンホは彼が与えた機会を受け取らず、自首を選んだ。最後の場面ではイ・ジュノがイ・ヒョンとチャ・ジアン(チャン・ナラ扮)の横を悠々と通り過ぎ、イ・ヒョンは「あなたがどこに隠れていようと、私はあなたを必ず探し出す」とつぶやいた。

チャ・ジアンを巡るカン・ウニョク(イ・チョニ扮)とソ・イングクの三角関係も終わりを告げた。カン・ウニョクは最後までチャ・ジアンを危機から助け出し、頼もしい黒騎士の姿を見せた。彼はチャ・ジアンに「好きだった。好きでいられて嬉しかった」という告白後、格好つけた笑いとともに自分の気持ちを終わらせた。

イ・ヒョンとチャ・ジアンはついに愛を結んだ。1年ぶりに姿を見せたイ・ヒョンは以前のように偉そうでいて無愛想な姿を見せたと思ったら「永遠にいなくなれ」というチャ・ジアンの不満に「すごく会いたかった」とキスをした。

イ・ジュノがイ・ヒョンに執着した理由も公開された。彼は過去、幼いイ・ヒョンが自分を「他の人と違う人」だと評価したことを思い浮かべ「ともすれば、その一言だったのかもしれない。誰かから聞きたかった言葉だ。誰もが私を軽蔑したのに、生まれてはじめて理解された気分だった」とし「お前は私がなりたい子ども、イ・ミンは私と似た子どもだった」と話した。

『君を憶えてる』はぎゅっと組まれたミステリーを解く面白さと俳優たちの熱演、立体的なキャラクターを披露した。ソ・イングクとチャン・ナラは6歳差を感じさせない自然な呼吸を見せた。チャン・ナラに片思いし、そばをうろついて笑いを誘ったイ・チョニと特有の愚痴を披露したミン・ソンウク、毎回隠された一面を見せて存在感を見せ付けたチェ・ウォンヨンとパク・ボゴムの演技もドラマにしっかり溶け込んだ。

また、この日の放送ではすべての葛藤が消化されたようで最後の場面を通じ、街を悠々と闊歩するイ・ジュノの姿が公開され妙な余韻を残した。ドラマは多少残念な視聴率を見せたが、開かれた結末と完璧なハッピーエンドの間で良い姿を見せて幕を閉じた。
  • MBNスター ユ・ジフン記者 / 写真=KBS2放送画面キャプチャー | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-08-12 09:17:19