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少女時代ユナ、「10年という時間が自然と私を成熟させました」


  • 少女時代ユナ、「10年という時間が自然と私を成熟させました」
「日々小心で周辺をたくさん意識したのですが、今では強さが生じたようです。10年と言う時間が自然と私を成熟させました」

幼い顔で舞台の上で力強く飛び蹴りをしていた少女時代ユナがいつしか10年目のベテランとなった。少女時代として10年、そして女優ユナとして10年を休みなく駆け抜けてきた彼女の顔にあ、今では余裕が滲み出ている。

9月中旬、ソウル江南区にてユナがMBC月火ドラマ『王は愛する』放送終了インタビューのためにシックニュースとであった。早くから撮影を終えて視聴者の立場でドラマを視聴してきたユナは、初の事前制作ドラマを無事に終えた所感を明かした。

「事前制作は初めてだったので序盤には不慣れでした。けれどもう最後とは時間が早く過ぎたように想います。多くの方々が見てくださり、また面白かったと言ってくださり、エンディングをどう見てくださるか期待しています」

事前制作だけでなく、時代劇というジャンルの面でも『王は愛する』は大きな挑戦だった。中でも幼い頃の事故で母親を失ってから、召使と身分を取り替えて生きねばならなかったエピソードを持つウン・サンのキャラクターは多様な感情表現能力が必要であり、女性主人公にもよらずアクションシーンまで消化しなくてはいけなかった。ともすればもっと楽で安定した作品を選ぶこともできたが、「新しさ」が彼女を惹き付けた。

「私が新しい姿をお見せできるものに何があるかと考えたら時代劇というものをお見せしていなかったため選びました。既存の時代劇に登場する女性キャラクターとは違う雰囲気がありました。すっきりする台詞も多く、さばさばとした面もあり素敵な助成だと思い新しい姿になるかもしれないと思いました。サンがとても多様な感情が出てくるキャラクターだったのでたくさん経験ように思いました」

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『王は愛する』にて一番の主軸となるストーリーはワン・ウォン(イム・シワン扮)-ウン・サン-ワン・リン(ホン・ジョンヒョン扮)三人の切ない三角関係だった。ワン・ウォンとワン・リンは互いに違う方式でウン・サンに対する感情を表現し、ウン・サンは自分のせいで葛藤を体験する二人を見て悲しんだ。中でもどちらも失いたくない気持ちに、なかなか気持ちを表現しなかったウン・サンは視聴者から「漁場管理女」と呼ばれたりもした。

「私もそんな点を少し心配しました。私たちもエンディングを見て撮影したのではなく、結末を知らない状況でした。最後に台本を読んで『こうと分かっていれば私が二人にもっとはっきり表現できたのに』と思いました。演技は私も誰が好きなのかはっきり分からなかったんです。けれどかえってより(サンの感情を)そのまま表現したように思います。二人ともを愛することは事実です。けれどその愛が違う。私は王という身分もそうですし、ダン(パク・ファニ扮)がウォンをどれだけ好きなのか知っているから、ダンも傷つけるという思いになり、だからといって私がリンを好きになってしまえばウォンとリンの友情も私のせいで壊れるという考えにもなりました。結局は互いのためのドラマだったと思います。ウォンも最後には互いのために去り、三人が互いのために起きる感情が多くありました」

キャラクターをはじめとして、視聴率の面でも心残りのある結果だったが、『王は愛する』はユナにとって後悔の無い挑戦であり、多くを学ぶことができ満足のいく時間だった。

「まず感情の幅がとても広くなったと思います。明るい姿もお見せすることができ、女性らしい面もあり保護本能を呼び起こすシーンもあり、泣く感情シーンも多かった。とても多様な姿があり良い経験になりました」

昨年ケーブルチャンネルtvN『THE K2』から映画『共助』と『王は愛する』、そして少女時代としての活動までユナは誰よりも忙しい時間を過ごしてきた。10年という時間の間、歌手と女優を行き来して疲れる瞬間もあったが、自らを飛び越えるための挑戦は彼女を再び走らせた。

「『THE K2』と『共助』に出演する前に2年ほど空白期があったのですが、その時たくさん考えが変わったように思います。何か他人の視線を考えるよりも、自分のために過ごす時間を持たねばならないのではと思いました。新しいことに挑戦すれば、その成績がどうであれ私にとっては良い点が明らかに残ると思いました。そうやって挑戦してみれば、私が選択し挑戦したのだから結果的にも満足をより感じるタイプなんだと思います」

  • 少女時代ユナ、「10年という時間が自然と私を成熟させました」
中でも大衆に女優ユナを再び見せた『THE K2』と『共助』は自らにとってもたくさんの助けになった作品だ。作品たちは彼女に成長の土台となり、新しい作品に挑戦できる力になった。

「『THE K2』のときもそうですし、今もそうやって作品に出演し、私にとって助けとなり残るものがあきらかにあるように重い増す。その当時には挑戦だと考えたことが『王は愛する』を撮影しながら『こういうものをまた撮影することになった』そんな気分になりました。もし以前の作品を撮影していなければ『王は愛する』を撮影しながら『どうしよう?』と思うシーンがあったでしょう。その時撮影したものを土台に力をつけてもっと出来たと思います。ですからどんな作品に出演しても残るものがあり、そんな経験をまた使うことができるチャンスが来るんだなと思いました。この作品をしながら経験したことも、きっと次の作品に出演したときに良い作用となってくれるのではないかと思います」

そうやって挑戦と学びを繰り返しながら築いてきた10年を振り返ればどんな気分だろうか。ユナは少女時代ユナとして、そして女優ユナとしての10年を振り返り、今も不足する自分に鞭打った。

「歌手活動は10周年アルバムが出れば『あぁ、10年やったんだな』と思いますが、演技で10年やったと話すにはまだ不足しているものが多いと思います。演技は少し感じが違います。一人でやっていかねばならない役割が大きいために緊張する部分があります。まだ演技は歌手活動ほどに経験したことが多くなく、分からないことが多いと思います」
  • シックニュース キム・ダウン記者 / 写真=クォン・グァンイル記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2017-10-04 09:05:00




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