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「愛の温度」キム・ジェウク、しっかりと勢いに乗った魔性の「大人の男」


  • 「愛の温度」キム・ジェウク、しっかりと勢いに乗った魔性の「大人の男」
キム・ジェウクの演技がしっかりと勢いに乗った。ややもすると行き過ぎたように独特のキャラクターとして映る可能性もあった「セクシーな大人の男」ジョンウ役が共感をかもし出し、女性ファンの心を響かせている理由の8割はキム・ジェウクの演技力のおかげと言っても過言ではないほどだ。

モデルとして芸能界に入門した後、2002年にドラマ『勝手にしやがれ』を通じて俳優の道に入ったキム・ジェウク。以後、『コーヒープリンス1号店』の魔性男として視聴者たちに強烈な印象を与えることに成功し、『アンティーク~西洋骨董洋菓子店~』『悪い男』『メリーは外泊中』などに着実に出演し、自身だけの雰囲気を生かしたフィルモグラフィーを積んできた。着実に俳優の道を歩んできて14年ぶりの過去2016年にはOCN『ボイス』を通じて、圧倒的なサイコパスな殺人演技で演技力のポテンシャルを噴き出し、「演技派俳優」として再評価を受けることに成功した。

そんなキム・ジェウクが約6カ月ぶりに魔性の「大人の男」として完全に変身して帰ってきた。時にはいけずうずうしく、時には愛に向かった直進男の姿として強烈だった前作のイメージを完全に消すことに成功したキム・ジェウクは、ヤン・セジョンとはまた違った魅力で女心スティラーに登板した。

キム・ジェウクは、5年という期間ヒョンス(ソ・ヒョンジン扮)だけを見つめ、あしながおじさんのように黙々と愛のタイミングを待ってくれる成熟した愛を細密な感情で描き出しておぼろげさをかもし出した。キム・ジェウクの安定した演技力は、ソ・ヒョンジン - ヤン・セジョンカップルだけでなく劇全体をあわせて呼吸を維持するのに一助した。

キム・ジェウクの格別なファッション消化もまた、女性視聴者たちのロマン実現に火をつけた。キム・ジェウクはドラマの中でエンターテイメント代表というコンセプトに合わせ、トレンディなスーツからニット - シャツの重ね着ファッションなど、ダンディながらもセクシーなコーデを主に披露して女心を狙撃した。キム・ジェウクのしっかりした体型に支えられた歴代級「スーツフィット」は、セクシーなコーデに傍点を打った。

今約半ばまで放送された『愛の温度』で終始甘いながらも大人っぽい姿でヤン・セジョンとソ・ヒョンジンのそばにとどまっキム・ジェウクは、15・16話で自分が一番惜しむ2人の恋人関係を知ることになった。キム・ジェウクは、複雑なジョンウの内面を揺れる瞳と全身吹き出す悲しみで描き出した。これに今後キム・ジェウクが2人の愛に歯止めをかける恋敵になるのか、自身が大切にする彼らのために結局「大人の男」として残るかの視聴者たちの関心が高まっている。

長い時間培ってきた内功でロマンス物のサブ男主人公として残すにはもったいない魔性の「大人の男」キャラクターを構築しているキム・ジェウク。キム・ジェウクは毎回深まる演技でどのような話をストーリーを伝えるのか期待してみる価値がある。
  • シックニュース ホン・ヘミン記者 / 写真=SBS | (C) mk.co.kr
  • 入力 2017-10-11 09:18:00




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