トップ > エンタメ > スターフォーカス > 10％で1位？ ラインナップだけが華やかな地上波ドラマ…視聴率は低調
ユ・ジテ、ハ・ジウォン、イ・ジョンソクにスジ。名前だけでも注目を集める圧倒的なスターたちだ。そんな彼らを集めておいて、10％の視聴率が同時間帯1位だなんて、地上波ドラマの下落した地位はいつごろ回復するのだろうか。
19日午前、視聴率調査会社ニールセンコリアによると、18日に放送されたSBS水木ドラマ『あなたが寝ている間に』（スジ、イ・ジョンソク主演）は1部8.6％（全国基準以下同じ）2部10.0％を記録して水木ドラマの王座に君臨した。初めて2桁台の視聴率を突破して、先頭が変わる瞬間だった。
同時間帯に放送されたMBC『病院船』（ハ・ジウォン主演）はプロ野球中継で1時間遅く、午後11時に放送されて1部8.3％、2部8.6％の視聴率で2位を記録し、別の競争作であるKBS『マッド・ドッグ』（ユ・ジテ主演）は6.9％の視聴率で最下位にとどまった。
これまで水木ドラマの王座は8月30日に初放送された『病院船』だった。放送さえすれば基本的に安定した成績を見せるジャンルの医学ドラマとハ・ジウォンの組み合わせだけで、見方を変えるなら当然の結果だった。実際には1位という成績に比べてやや期待に及ばない1桁台の視聴率だったが、秋夕（チュソク）連休を基点にこれさえも揺るぎ始めた。
2本のドラマは0.5％ポイント前後で僅差を見せていたものの『病院船』に対する酷評が増え、最終的に初めて10％台に進入した『あなたが寝ている間に』が新しい王座の所有者になった。ドラマが進むほどに医学ドラマというジャンル的な特性が曖昧になり、劇的な面白みが落ちるという指摘がネックとなった。
もちろん王座に上った『あなたが寝ている間に』もやはり大きな話題性に比べて内的な評価は高くない。2人の青春スターの出会いと、いきいきとした相性が最大の魅力として作用しているが視聴者の反応を見てみるとウェルメイド作品として記憶されるにはまだ力不足だ。ユ・ジテ主演の『マッド・ドッグ』はまたどうだろうか。スクリーンスターのユ・ジテの名前が切ないほどの成績で連日最下位を免れずにいる姿だ。
現在の水木ドラマだけでなく、ほとんどの地上波のミニシリーズドラマの視聴率がトップスターの出演にもかかわらず1桁台にとどまることは日常茶飯事だ。
「ドラマの名家」tvNをはじめとして『力の強い女ト・ボンスン』『品位のある彼女』などウェルメイドのヒット作を生み出し、新しい強者として浮上しているJTBCに押されて、なかなか落ち込んだ名誉を回復できずにいる状況だ。地上波ドラマが『太陽の末裔』のような奇跡を再び起こすことができるのか視聴者の目の高さに合わせた作品を改めて見つけることができるのかが注目される。
10％で1位？ ラインナップだけが華やかな地上波ドラマ…視聴率は低調
19日午前、視聴率調査会社ニールセンコリアによると、18日に放送されたSBS水木ドラマ『あなたが寝ている間に』（スジ、イ・ジョンソク主演）は1部8.6％（全国基準以下同じ）2部10.0％を記録して水木ドラマの王座に君臨した。初めて2桁台の視聴率を突破して、先頭が変わる瞬間だった。
同時間帯に放送されたMBC『病院船』（ハ・ジウォン主演）はプロ野球中継で1時間遅く、午後11時に放送されて1部8.3％、2部8.6％の視聴率で2位を記録し、別の競争作であるKBS『マッド・ドッグ』（ユ・ジテ主演）は6.9％の視聴率で最下位にとどまった。
これまで水木ドラマの王座は8月30日に初放送された『病院船』だった。放送さえすれば基本的に安定した成績を見せるジャンルの医学ドラマとハ・ジウォンの組み合わせだけで、見方を変えるなら当然の結果だった。実際には1位という成績に比べてやや期待に及ばない1桁台の視聴率だったが、秋夕（チュソク）連休を基点にこれさえも揺るぎ始めた。
2本のドラマは0.5％ポイント前後で僅差を見せていたものの『病院船』に対する酷評が増え、最終的に初めて10％台に進入した『あなたが寝ている間に』が新しい王座の所有者になった。ドラマが進むほどに医学ドラマというジャンル的な特性が曖昧になり、劇的な面白みが落ちるという指摘がネックとなった。
もちろん王座に上った『あなたが寝ている間に』もやはり大きな話題性に比べて内的な評価は高くない。2人の青春スターの出会いと、いきいきとした相性が最大の魅力として作用しているが視聴者の反応を見てみるとウェルメイド作品として記憶されるにはまだ力不足だ。ユ・ジテ主演の『マッド・ドッグ』はまたどうだろうか。スクリーンスターのユ・ジテの名前が切ないほどの成績で連日最下位を免れずにいる姿だ。
現在の水木ドラマだけでなく、ほとんどの地上波のミニシリーズドラマの視聴率がトップスターの出演にもかかわらず1桁台にとどまることは日常茶飯事だ。
「ドラマの名家」tvNをはじめとして『力の強い女ト・ボンスン』『品位のある彼女』などウェルメイドのヒット作を生み出し、新しい強者として浮上しているJTBCに押されて、なかなか落ち込んだ名誉を回復できずにいる状況だ。地上波ドラマが『太陽の末裔』のような奇跡を再び起こすことができるのか視聴者の目の高さに合わせた作品を改めて見つけることができるのかが注目される。
- 毎日経済 スタートゥデイ ハン・ヒョンジョン記者 / 写真＝SBS放送画面キャプチャ | (C) mk.co.kr
- 入力 2017-10-22 08:35:00
